07/09/07 15:43:30 VFSfNMQY
おぉ、こんなスレがあったとは。「カーリー」と「蝶の大陸」買ってみよう。
せっかくなので児童書のお勧めをちょっと紹介。
O.R.メリング「妖精王の月」(講談社)
フィンダファーとグウェンの二人が主人公。妖精物語を確かめるためにアイルランドでキャンプをしていたところ、
妖精王がフィンダファーを花嫁としてさらってしまう。残されたグウェンはいとこ救出するために、妖精世界に飛び込む。
二人の運命はー?
ケルトの妖精物語に浸れるのも良いのですが、やっぱり少女たちの恋模様が良い!
妖精王が、かっこいいのですよ。
ゲイル・カーソン・レビン「さよなら、「いい子」の魔法」(サンマーク出版)
常に従順であるように魔法をかけられた女の子が、呪いを解いて自分の意志を勝ち取るために冒険にでる話。
だいぶ前に読んだ本だけど、主人公が自由に愛することができるようになった時はほっとした。
上橋菜穂子「狐笛のかなた」(新潮文庫)
二つの国の勢力争いを巻き込みつつ展開される、特殊な能力をもつ小夜と霊狐の野火の恋物語。
読み応えもあるし、二人(一人と一匹…?)の恋が切ない。ラストの余韻がすばらしい。