06/06/25 02:13:41 BjNpvNN/
>>363
「吸血鬼のおしごと」
二巻以降どんどんシリアスになる。コメディーは一巻だけ。五巻あたりからバイオレンスも入るから
少女の顔を殴ったり蹴ったりする描写が嫌いなら読むべきじゃない。
エンディングも納得はいくが決してハッピーエンドではない。
作者はサド。
そんな感じ。
コメディー好きなら一巻でやめたほうがいい。
「Missing」
最終巻まで一応ホラー。でも途中の五巻あたりは迷走していた気がする。
最後で話をまとめはするが背筋が凍るような恐怖はすでにない。見えない恐怖を見えるものとして排除するがゆえの結末。
全体を通してオカルト・民俗学のうんちくは健在。好きな人は楽しめるかも。
ちなみに作者は断じてメルヘン作家ではない。
そんな感じ。
ホラー・オカルト好きなら悪くはないはず。