03/05/12 17:08
>>山犬。
眼鏡というのは『流れに反逆するモノ』であり、その表明であると言える……
例えばここに、ごく平凡な物語があったとしよう。その中で眼鏡は、
・理屈っぽい言動で盛り上がりに水を差す。
・体力のなさで仲間の足を引っ張る。
そしてハッピーエンドの流れをアンハッピーの方向へと導こうとする。
だがここで、多くの誤解（そして失敗）に言及しよう。
『眼鏡に定型はない！』
物語の形式に従い、眼鏡もまた可変する（しなければならない）のだ。
物語が理屈っぽいとき、眼鏡はバカを担当する。
物語がアンハッピーに流れているとき、眼鏡はハッピーへと登場人物を導こうとする―。
つまり物語の代弁者、ヒーロー・ヒロインに逆らい、
それを自ら（眼鏡をかけることで）宣告する第三の主人公、それが眼鏡なのだ!!