07/04/22 17:09:20
>>177
あなたの見識は正しいと思います。
1988年現在の内閣調査室の見解はこうです。
誰も気づいていませんが、ソ連は何れ崩壊することでしょう。
内閣調査室の極秘調査によれば、
上層部における腐敗と経済の疲弊に対する民衆の不満はすでにピークに達し、
クーデターを画策する軍部の動きが活発化しています。
ソ連より先に崩壊しそうなのが東ドイツ。
すでに西ドイツへの亡命者は後を絶たちません。
内閣調査室では、ソ連も西ドイツも、1990年前後に崩壊すると予測しています。
ただし、これはすなわち冷戦構造の終焉を意味します。
アルビントフラーの分析を見るまでもなく、
冷戦構造に封じ込められていた民族・宗教紛争は本格化するでしょう。
情報流通の発達により、いわゆる第三世界からの突き上げも強くなります。
９０年代以降の世界は、局所的に、再び戦火につつまれる予測しています。
テロリズムが横行するという可能性も高い。
そんな中で、我が日本の立場はどうなるか。
アメリカとの安全保障条約は、継続されることでしょう。
先ごろヒットした松任谷由実の歌う歌の中に「幸せはあなたへの復讐」という歌詞がありましたが、
これはそのまま、日本とアメリカとの関係に当てはまります。
土地の転売が象徴する景気の拡大は、間もなく終焉を迎えます。
猪瀬直樹氏が指摘するとおり、地価の永遠の高騰それは神話に過ぎません。
景気はいずれ低迷し、日本は長い不況の時代に突入します。
また、アジアとの関係、特に中国・韓国・北朝鮮との軋轢が表面化します。
わが国はこれに対し、秘策としての外交カードを用意しています。
これもまだ表面化していませんが、実は北朝鮮には金日成の肝いり政策として、
1970年代に頻発した連れ去り事件によって、多くの日本人が拉致されています。
この拉致カードを提示することによって北朝鮮は世界の非難を浴びます。
この拉致問題に関しましては、およそ２０年は解決の糸口が見えないことと予測します。
それは、金日成の息子であり後継者である金正日という人物の寿命です。
これによって、中国・韓国・日本は、対北朝鮮というテーマの元に、
結束せざるを得なくなります。
内閣調査室の予測では、ほぼ１００％、北朝鮮の暴発はありえません。
その根拠は、北朝鮮内部で起きている堅牢なる民衆締め付けの固定化された構造にあります。
向こう１０年の景気低迷期の後、日本は再び好景気の時代を迎えます。
低迷期とゆるやかな成長期、この二つにまたがる２０年は、この北朝鮮問題で乗り切る。
これが、内閣調査室の考える、これからの四半世紀のビジョンです。
さて。
21世紀を13年後に控えるあなたに最後にメッセージを送ります。
いかなる時代に生きようとも、あなたの人生を幸福であるかどうかを決めるのは、
誰でもないあなた自身です。
わが国の将来は、われわれ公僕が担います。
あなたはただ、幸せに生きて下さい。