10/02/20 10:07:04
結局さ、世襲主義が何で駄目かって言ったら、家庭というのは基本的に女のものだからだという事だよ。
寺が女の所有物になっちゃうわけ。
寺婦というものが、住職の指示を一方的に聞く雇われ飯炊き寺婦みたいな形ならいいけど、妻のようになっちゃうと。
女っていうのは家庭を守ろうとする生き物だから。
外の世界ならそれが当たり前だけど、人に奉仕するような立場でそうなっては駄目でしょ。
今の寺には総代だって地元の有力者しかなれないし、乞食も病難者も寄せ付けないようなところがあるけど、これは寺が奥さんの意図で動いてるから。
力のあるものを周りに寄せ付けといた方が身の安全が保たれるし、厄介なものは遠ざけた方が家庭を守りやすいから。
いくら住職の意図がそうではなくても、住職が檀家回りしている最中留守となる多くの時間を妻が仕切っているわけでさ。
そして子どもは一番近くにいる母親の姿を「正義」と思い成長するわけだ。
その妻は宗教的修行をしたこともなければ、宗教的深考を日々しているわけでもない。ともすれば「玉の輿」という狙いを持って寺に入ってきた人間なんだから。
多くの凡俗の家庭と同様のことを、やはり女という生き物は寺だろうとどこだろうとしてしまうわけよ。
子どものためには収入が安定し、多い方がいいに決まってる。そして、そういう母親の姿を見て次世代の坊さんが幼少時から育てられてるわけでしょ?
やはり世の中というのは女の方が力が強いんだよ。一旦「家庭」という形をとってしまうと、神だろうが仏だろうが女には勝てない。
だからこそ、宗教的な場面からは女を追い出さなければならないんだと思うよ。