09/10/15 21:49:11
夕べの説法 生霊(呪い) 如何なる学問も、現象の理由付けにすぎない。
もう何年になるか、それは青梅に行くために東京駅から電車に乗った時のことでした。
10時ころでラッシュの影響も無くなり、乗客はまばらでした。
私は前方の手間いの入り口の傍に座っていました。
なん駅か過ぎた時、身なりの良いスーツを着た20代初めと思われる女性が乗ってきました。
彼女は私の真向かいの入り口のシートの横に立っていました。
それから10分も経ったでしょうか、そお女性がシートの横に下から上まで伸びている手すりに
つかまり、何かをこらえているようなそぶりを見せたのです。
はじめはお腹でも痛いのかと思いましたがそうでもありません。
やがて顔がゆがみだし、それを一心にこらえている事が分りました。
とっさに生霊の仕業である事に気が付きました。
生霊に襲われると、顔がゆがみ涙が出たり、足元がおぼつかなくなり歩行が困難になったり
します。
しかも生霊は体温(感覚上)が同じですから、表意された瞬間に気が付かない事が多いの
です。
その女性が涙を流したかは、私の位置からは分りませんでした。
他の乗客も居るので気の毒な彼女に憑いた生霊を払うのに通常の九字は切れません。
そこで手を一切動かさず、心の中だけでお払いをしました。
間もなく正常に戻った彼女は辺りを見渡し始めました。
私は背広を着て帽子をかぶっていました。
どうして分ったのか、彼女は戸惑う事無く私のところに来て横に座り、有難う御座います
助かりました、と礼を言うのです。
その後停車した駅で彼女は降りてゆきました。
何度も生霊に襲われた経験があるようで、何が原因で襲われるのか気になりました。
身なりからして遺産相続とか,,,
如何なる学問も、現象の理由付けにすぎない。