本門仏立宗についてat KYOTO
本門仏立宗について - 暇つぶし2ch458:名無しさん@京都板じゃないよ
09/11/26 22:45:48
佛立宗では、日扇自作の「要法本尊」を本尊とし、曼荼羅に十界(地獄界から仏界までの十界)を顕(あらわ)すことを、
「雑乱勧請(ぞうらんかんじょう)・別勧請」といって嫌い、さらに「十界互具(じっかいごぐ)の曼荼羅は宗祖の本意では
ない」などと主張しています。
しかし日蓮大聖人は『開目抄』に、
「一念三千は十界互具よりことはじまれり」
と示され、そして『草木成仏口決』には、
「一念三千の法門をふりすすぎたてたるは大曼荼羅なり。当世の習ひそこないの学者ゆめにもしらざる法門なり」
と御教示されています。この大曼荼羅は、御本仏・日蓮大聖人己心の、事の一念三千の当体であり、これこそが宗祖の
正意にして、末法衆生の正境(しょうきょう)たる御本尊なのです。さらに大聖人は『日女御前御返事』に、
「されば首題の五字は中央にかゝり、四大天王は宝塔の四方に坐し、釈迦・多宝・本化の四菩薩肩を並べ、(乃至)三千
世界の人の寿命を奪ふ悪鬼たる鬼子母神・十羅刹女等、加之(しかのみならず)日本国の守護神たる天照太神・八幡
大菩薩・天神七代・地神五代の神々、(乃至)一人ももれず此の御本尊の中に住し給ひ、妙法五字の光明にてらされて
本有(ほんぬ)の尊形(そんぎょう)となる。是を本尊とは申すなり」
と、十界互具御本尊について説かれています。
これに対し、佛立宗が立てる「要法本尊」は、明治10年に本門法華宗から曼荼羅の書写・授与を禁止された日扇が、本
門法華宗からの独立を目指して自作し、これを勝手に「要法本尊」と称したに過ぎません。
もちろん、宗祖の御書のどこにも「要法本尊」などという言葉はなく、宗祖の認(したた)められた曼荼羅御本尊とは似て
も似つかぬ、実にお粗末な自作本尊です。
日扇は、宗祖が「日蓮が魂」とまで仰せの大曼荼羅を「雑乱勧請の謗法(ほうぼう)本尊」などと下し、大聖人の御正意で
ある御本尊を否定するという、とてつもない大謗法を犯しているのです。
さらに、日扇が門祖と仰ぐ日隆(本門法華宗の門祖)は宗祖の曼荼羅を本尊と定めているのであり、日扇は門祖・日隆
にすら敵対するという愚迷ぶりです。


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