09/09/26 16:22:43
>>67
映画のたとえは、有余涅槃と無余涅槃の問題を置き去りにしてる。
ブッダでさえ映画に過ぎないこの世で、晩年痛みや病気に苦しんだ。
疲れたから座りたい、休憩したいと言って横になった。
有余のレベルではどうしようもなく現実なの。映画も現実なんだよ。
ほうっておいたらその映画の世界に舞い戻ってしまう。これが輪廻。
だからこそ、二度と映画の世界に引きずり戻されないためにはどうすればいいかを仏陀は追及した。
永遠に無余涅槃に居続け、帰ってこない方法を探した。
ブッダですら、肉体の痛みという映画を生きながらに消すことは出来なかった。
だが明かりがついた後、二度と映画館に戻ってくることは無かった。
俺たちは戻ってきてしまった。
絶対に戻ってこないぞという決意をどうやって持ち、本当に戻ってこないようにするにはどうするのか。
この映画つまらねぇ、二度と来ないと言ってもきちゃう奴のなんと多いことか。