09/06/13 08:41:40
阿弥陀の印は、時間と空間の根本を、三という数で整理しているんです。
親指と他一指で作る形は直角三角形を示しています。
ピタゴラスの定理や三角比・三角関数での基本の形。
幾何学を表しています。
空間の源です。
他の三つの指は過去・現在・未来の時間を表しています。
それが不二とする、即一の観想が無量寿(時間)であり無量光(空間)でもあります。
華厳経では一即一切、一切即一ですが、
阿弥陀浄土教の教えは、言うなれば三即一切・一切即三という言い方もできます。
しかし、華厳経とは対立も矛盾もありません。
そこに、毘盧遮那即阿弥陀の理解もあります。
大慈大悲の阿弥陀仏は時空間の基本に立ち返り、我ら凡夫に与えるために浄土を創造します。