09/05/12 13:42:03
神と仏はぜんぜん違う。
神は民俗宗教、仏は世界宗教。
神とは結局、自分の欲の事だ。正体は仏教でいう煩悩そのもの。手をたたいて
何を拝んでいるかというと、形は神を拝んでいる姿だが実際は、健康になりますように
幸せになりますように、商売繁盛、長生き、－－等々。これってみんな欲だろ。
欲望を拝んでるだけだ。それに対して仏教は仏がこちらを拝んでるんだよ。
ここがまずぜんぜん違う。どう仏がこちらを拝んでいるかというと、縁起の法という真実の
働き、即ち本来の働きに気付きそれに背いている非本来の自己の姿に気付けと拝んでいるわけよ。
結局、神を信じてる人も仏を信じてる人も拝んでるのは自分の欲望しかないわけよ。
ただ神を信じている人はそれがわからなくて欲望を拝み続ける人たち。
仏を信じている人は欲望を拝んでいる事を知っている人たち。