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一切如来大顰蹙赤恥陀羅尼経
序分第一
聞くことかくのごとし。一時、如来なる天才世尊は
黙って聞いてたら勝手なことばかり言いやがる悪魔の軍隊を退け、
無上正覚を證せられり。しこうして、
世尊の初転法輪を聞かんと諸々の諸人諸菩薩八部衆集会せり。
その時、大衆に浄峰寺恥乱暴あり、恥乱暴世尊の御前にまかり出でて申してもうさく、
「我に大陀羅尼有り。この陀羅尼を誦せば米はめっこ飯になる不可思議陀羅尼なり。
世尊願わくばこれを説くことをゆるしたまへ」
世尊これを肯んぜず。恥乱暴世尊の許しを得ずしてこれを説けり。
「のうまくさんまんだ ぼだなん はぢ」
その時奉教者、世尊の命を奉じて恥乱暴を打擲し、会座より抛擲す。
その時大衆、皆大いに歓喜し信受奉行せり。
般若波羅密素粒子品第二
その時、恥乱暴世尊にまかり出でて申してもうさく。
「我、般若波羅密を得たり。すなわち素粒子の変化無さざるが空なり。
しこうして、素粒子の変化有りたるが色なり」
世尊曰わく、
「しかれば受想行識は如何?」
恥乱暴、変化の術と分身の術を用いて会座を惑乱す。
その時奉教者、世尊の命を奉じて恥乱暴を打擲し、会座より抛擲す。
その時大衆、皆大いに歓喜し信受奉行せり。