09/10/22 00:34:34
厳密には穢れに触れたらそうなる規定なんです。
特に肉食の禁忌が殊の外厳重で、現代はかなり弛んだとはいえ昔は本当にコミュニティから追放されてました。
火に関しても、触穢した場合は相当厳重な穢れを除く儀礼をしないといけませんでした。特にブラフマーナ構成員はそうでした。
現在でも不可触民の起こした火による食事は他のヴァルナは穢れるとして食べるのを忌避します。
でも今では不可触民出身の国会議員もよく見られるようになり、そういう差別慣例の排除を推進してるともいいます。
彼のアーンベードカル博士が不可触民を率い仏教に改宗したのは、まさにカーストからの「解脱」を目指す行為でした。
しかしそんな新仏教徒たちは不可触民出身が大多数ゆえに、新仏教徒=不可触民と看るヒンドゥ教徒もいるそうです。