09/08/03 20:49:17
>多尾狐のバケモノというイメージ・・・それがベースに玉藻説話ができているのでしょう
>(玉藻説話は)中国で先行する紂王説話と無関係に日本で平行してオリジナルに生まれたと?
まーだ誤解があるようだ。その二つは決して無関係というワケではない。
なぜなら日本人は文献で見る限りは、奈良以前はキツネにほとんど関心を示していない。
そしてキツネの説話が出てくるのは平安以降。中国の妖狐伝説とかが伝わってからだ。
つまり玉藻説話どころかダキニ(天)がキツネだという考え自体、中国のキツネ思想が基になっている。
キツネが人間の男と結婚したり、たぶらかしたりする話は平安時代にも多く作られた。
なのに何で中世になってキツネが天皇(上皇)に取って代わり、
この国の王になろうなどと、大それた事をする説話が出来たのかと。
自分はそう言っているワケなのだ。そしてそれにはダキニ天が関わってきていると。
繰り返すが、玉藻のキツネが「九尾→妲己→中国出身」という先入観があるから腑に落ちない。
本来の玉藻のキツネはインド出身だ(説話のストーリーでの事ね)。
そしてその斑足王のエピソードの元ネタにはキツネは出てこない。
つまり元々キツネの仕業ではなかった話を、日本でわざわざキツネの仕業に変えたと言うことだ。
うわ、チト長くなりすぎた(この話題も)。次回ガチで最終回。あと1回だユルセ。