09/05/09 19:50:07
>>498
いや、「いわゆる大黒天」でしょう。
しいていうなら、マハーカーラーの女性形(って結局それってカーリーなのだが)という意味であっても
閻魔天、ヤマが出てくるところではないでしょう。
黒が入ってくるということは、やはりマハーカーラ、カーリーもしくはその変形と考えるべきで
これを閻魔天としてしまうのは無理があると思います。
これなら、インドに確認できるカーリーの眷属としてのダーキニーという思想からも矛盾が無いですし妥当かと。
中国道教の十王信仰時点でダキニ天が加わる可能性は否定しないが
しかし実際には確認できないし、日本で陰陽道界隈で生まれた思想というのが
やはり今のところ正しい見解だろう。
今後中国の密教経典研究などでそういう思想が出てくれば別ですが。
505:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 19:55:56
>>504
文句は玄軌を撰した法全阿闍梨に言えよ。なんで>>489に対する答えが
そんなややっこしい話しになるのよ?
勝手にしてくれ。なんならオレの負けでいい。
もうオレはダキニさん萌え化プロジェクトにしかレスせん。
506:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 20:05:54
>>501
黒夜神というのを閻魔天の妃とするが
そもそもこれはシヴァの妃のことを言うカミサマです。
このあたりで大日経の解説書ながら間違ってるわけです。
つまり結局カーリーのことを言ってるわけです。
閻魔十王信仰の中で変容してしまった部分はあるのかもしれませんね。
善無畏は大黒(マハーカーラ・カーリー)の男性形女性形を伝え損ね
法全は性別はOKだが、シヴァとヤマを間違う(もしくは同一視)した
507:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 20:10:44
>>504
> 黒が入ってくるということは、やはりマハーカーラ、カーリーもしくはその変形と考えるべきで
「>もうオレはダキニさん萌え化プロジェクトにしかレスせん。」とは言ったが
最後に一言。
URLリンク(www.suttaworld.org)
次黑夜神真言。此即閻羅侍后也
迦(平)羅.(引。都名黑也)底哩(二合)曳(平聲。即夜也)
以初迦字為體(作也)以夜暗之中多有恐怖及諸過患。為欲除彼無明黑暗中。長夜諸
障垢等怖畏。故.此真言也
おまいさんちゃんと大疏読んだのか?
508:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 20:14:35
要するに、ダーキニーはカーリーの眷属という
インドであたりまえの信仰を言ってるだけでしょう本来善無畏が言ってるのは。
それが意図的か誤訳が一人歩きしたのか、黒夜神(カーリー)は閻魔の妃という説が中国で出た。
けどそれと日本の閻魔天曼荼羅などの文化はは連動してるとは思えないな。
黒夜神は閻魔の妃という説どころか黒夜神自体がかなり後世まですっかり忘れ去られていた存在で
のちに江戸期に貧乏神として取り上げられるが、
大日経疏&法全による閻魔-ダキニ天信仰が密教取り上げられていたなら、黒夜神が当然ピックアップされているはずだからね。
509:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 20:21:39
>>507
読んだよ。
ここで触れられる黒夜神とは何かって話しだよ
功徳天とセットの黒闇女なのか?というと違うだろう
黒を意味するカーリーと介するのが妥当じゃないかね?
510:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 20:23:52
>>509
はいはいそうだね。オレの負けでいいし。
もうオレは引っ込めるから、>>489にはおまいさんが答えてやってくれ。
511:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 20:29:37
幼稚な奴だな
512:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 20:53:54
稲荷信仰スレとは大違いの
験厨がのさばれない学術ノリのスレで好ましいw
513:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 21:47:13
きょうはいろいろ刺激的でした。
みんな、ダキニ天様、ありがとう!
514:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 22:04:47
>>513
君は上だけセーラー服・ニーソのダキニ様をどう思う?容姿はもちろん16歳。
515:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/09 22:28:51
俺、若い頃の高峰美枝子しか思い浮かばんのよ。
悔しいことに。
516:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 00:05:18
>>512
論争の元つくったモノだが験厨いいじゃん。自分も大好き。
自分も論戦に加わりたいトコだが(>>469の曼荼羅にダキニはいないぞ>>228よく読めとか、
黒夜神はカーリーじゃないぞちゃんと調べろとか・・・)この手の話が続くのもアレなんでヤメとく。
ダキニ天が日本で偉くなったのは、まさにその験の力が認められてなんだから。
その日、とまでは行かないがその年暮らしの来年をも知れない身なんで
無事に生き延びれるように拝んでます。ううっ、ダキニ天救い給え。
517:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 00:07:06
↑ うお、アンカーミス。>>496の曼荼羅ね。
518:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 01:09:02
みなさん高尚な知識で素晴らしいと思います。
あほな質問で大変すいませんが、結局カーリーは大黒天と同一なんですか?
それともやっぱり大黒天の奥さんの戦闘モードの姿なのですか?
ちなみに私もツンデレのダキニ天に一票。
519:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 03:27:18
516さんはどっかの非常勤講師さまですか?
それはそれで大変ですね。
520:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 08:27:55
>>518
あなたの言ってる大黒天とはダキニさんを調伏した大黒さんですか?
だったら違います。
知識バカが外道の尊格との関連性をあれこれ言って迷っておられるのでしょうが、
いわば不動明王をシヴァ神と一緒だというようなモノです。
そりゃあ学術的には色々言えるでしょう。しかし、
・外道の信仰と仏教の信仰は違う。
・外道の神であっても仏教に取り込んだ時点で仏教的な意義付けが為される。
(ちなみに>>504>>507>>509の流れがそれを言ってるのだが解ってない)
だから歴史考察としては色々言えるけど、信仰上は違うと思って下さい。
521:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 11:23:19
君もよく解ってないようだな。カーリーは大黒天じゃないよ。
>>518
確かに>>498が言ってるように法全の「玄法寺儀軌」には暗夜神真言(大黒天神)・・・と出ている。
が、マハーカーラはちゃんとマカキャラ天の名前で別に出てるし(マカキャラが音訳で大黒が意訳。フツーはマカキャラの方が使われる)。
同じ法全の「青龍寺儀軌」の暗夜神にはそんな注は無い。孤立した話なのだ。
法全のカンチガイとしか言いようがないなぁ←他に思いつかん・・・
なぜカンチガイしたかというと、暗夜神(黒夜天)とはカーララトリーの事だからだ。
カーララトリーはビジュアル的にはロバに乗ったカーリーといった感じ。
やっぱドゥルガーの分身なのでカーリーとは非常に近い関係にはある。
マハーカーラがこの世を破壊する時に、ロバに乗ってその事を告げて廻るのがお仕事らしい。
522:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 11:36:38
>>521
> 君もよく解ってないようだな。カーリーは大黒天じゃないよ。
ちゃんとカーリーと大黒天は違うと言ってるのに「解ってない」?
きみは人の話をよく聞かずに勝手に脳からゲロを吐いて疎まれるタイプだね。
そんな自己中ダキニさんに嫌われるぞ。
523:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 11:42:56
>>521
> 君もよく解ってないようだな。カーリーは大黒天じゃないよ。
>
> >>518
> 確かに・・・
以下を、言いたいがために勝手に話しを取り違えて相手が間違ってるという。
意見を言いたいのなら言わせて下さいと言って言えばいいのである。
なんでわざわざ人を貶める必要がある?
524:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 12:22:49
君が「カーリーと大黒天は違う」と言ってる理由は、自分が言ってる理由とはかなり違う。
どっちかは質問者の>>518が自分で決めればいいよ。
言い方が悪かったようだ。済まなかった。許してくれ。
525:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 14:40:10
カーリーと大黒天は違うというか
2者は対応する男女の神ですな
大黒、カーラは黒って意味だ
その女性形がカーリー
526:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 14:54:19
まとめると、法全が毎度揺らいだことをテキトーに書くから
後世のみんなが混乱するという話に帰結するな
527:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 16:28:08
>>518です
皆さんご親切に返答下さって本当にありがとうございますm(__)m
私はヒンドゥー教と仏教に興味を持ってますので、皆さんのお話大変参考になりました。
私ももっと勉強して、皆さんの討論に参加出来るくらいになりたいと思いました。
>>526さんのお話もなるほどそうなんだと言った感じです。
また良かったら、これからも皆さんの素晴らしい宗教談義とダキニ天様萌え談義、読ませて戴きますね。
重ねて有り難うございました。
528:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 16:48:25
『大日経疏』に大日如来が大黒天に姿を変えて、ダーキニーを調伏したという逸話があるけど、
大日如来はダキニ天と敵対関係なの?
529:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 16:51:02
>>528
悪さしてるから懲らしめただけ。
530:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 17:04:49
近所には明治時代に寺から神社にはなったのですが祭神を変えなかったために
祭神がダキニ天の神社が存在します。
豊川稲荷から正式に許可を頂いた歴史はあるようなのですが、
そこにダキニ天がいると思って参拝してもかまわないのでしょうか?
531:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 17:07:20
大日経疏ってえのは、大日経そのものでなく
大日経の注釈・解説書。読者の読解だ。
恐らくインド人(善無畏?)の語ったダーキニーはカーリーの眷属という話が
カーラ(大黒)に置き換わってる可能性が高いと思う
532:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 17:09:42
>>530
神仏習合ってだけでしょう。
そもそも明治維新までは日本仏教&神道は
神仏習合あたりまえだったわけですから
ダキニ天=稲荷が居るのでしょう。それでいいんじゃないっすかー?
533:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 17:14:38
ダキニ天か稲荷かってのはそれほど大きな問題ではない
534:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 17:18:09
大黒天(マハーカーラ)、マハーは大、カーラは黒、シヴァ神の化身という認識でいんだよね?
535:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 17:25:22
おおむね正しい。カーリーに対応する名前だから、悪神とか、荒々しい面ということ。
536:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 17:42:30
中世以降の神仏習合の進展に伴って、大国主神の大国と大黒の音が通じ合うことから
両者が混同されたり、同一視されたりしてる。
いくら神仏習合でも、シヴァ神=大国主神ではないよね?
性格が全然違うし。
537:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 17:53:53
弁才天が弁財天になってお金儲けのカミサマになるようなものだ
江戸期の福神信仰の言葉遊びですな
でも信仰なんてそもそもそういうものじゃないかって気もするけどね
あとシヴァ神については、いろんな面があり異名もたくさんある
性格うんぬんを言うのはナンセンスです。
論理的に位置付けるなら、シヴァ神の多数ある面の1つとでもするかい?w
まあこんな民間信仰なんてどーとでもなるよ
そう思う人が多ければそれが事実となる。それが習合思想というもの。
違和感ある人が多けりゃ廃れる。
最近はインド神話かじってる人も多いからシヴァって聞くと、違和感持つだろうから
廃れていく方向の習合思想でしょうね
538:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 19:15:01
今日最上稲荷によって絵馬の画像撮ってきた。
本当にびみょーーーーな萌え。入ってるか否かって位。でも拝むって感じでもびみょーーーーな按配。
URLリンク(imepita.jp)
539:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 20:02:37
>538
画像upありがとうございます
右手に持っているのは鎌のようですが、左手で担いでいるものは
何でしょうか?
540:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 20:11:21
>>538
かぁいいじゃないか。
お持ち帰りしたい~。
541:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 20:20:11
>>539
稲穂です。
542:539
09/05/10 20:46:12
>541
早速のレスありがとうございました
稲を刈り取って担いでるんですね
543:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 21:15:04
>>538 萌え萌えです。画像ありがとうございます。
544:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 21:52:14
>>538
かわいい~
545:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/10 22:45:55
>>538
却下。
546:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 05:06:21
最上稲荷って別院とかないの?
豊川稲荷の本院だってかなりの覚悟(汽車賃)をしないとダメなのに
岡山なんて月に行くようなものだ。
547:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 05:58:19
そんな自販機で買うような便利さをもとめさなんなよ
昔の人は電車も無かったんだからさ
一生のうちそのうち行けたらいいなくらいでいなされ
548:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 17:28:35
昔は遠くの寺とかなら一度買えば一生ものであったであろうお守りを
最近は宗派や寺によっちゃ一年に一度買い変えろなんて言い出す所もあるし
良くも悪くも昔と違って何かと消費される社会だな
549:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 17:46:13
>>530
>豊川稲荷から正式に許可を頂いた歴史はあるようなのですが、
この意味がよく解らない。
勧請したって事?それなら豊川稲荷と同じダキニ真天じゃん。
そう言う意味じゃないとしても、鎮守として奉る場合は神社でいいんだってさ。
豊川稲荷だって明治になる前は「豊川稲荷大明神」で、赤い鳥居がズラ~ッだったそうだし。
550:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 18:16:47
明治維新以前の状態が本物のような気がするんだがなぁ。
551:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 18:22:14
宗教だけでないけど思想なんて時代の流れや事件によって変化すること自体は珍しくないし
正統とか本物とか言い出すこと自体がナンセンスな気もする
ヒンドゥー教徒から見たら我が国のダキニ天信仰は偽物に見えるだろうし
552:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 18:47:28
まあそうなんだけど、現状はあまりにも不安定な感じがして
553:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 19:19:59
>>552
ダキニ天が前面に出た今の方がイイ。
これで幟旗が赤オンリーで「正一位 豊川稲荷大明神」だったらもっとイイ。
554:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 19:24:22
庶民レベルだとほとんどがダキニ天でもなんでも「お稲荷様」としか思ってないだろうし
気にするのは半端に知ってる人や専門家ぐらいだろ
未だに祇園様とか金毘羅様で慕われてる神社もあるし
555:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 20:27:00
豊川稲荷がダキニ天じゃなかったら、地元に近い笠間稲荷を奉っている。
もっともお札は出世稲荷のだったりして・・・
でも少し前にウチの県にも豊川稲荷があるのを知ったんだよな。
祈祷もやっているし。お札を取り替えようか思案中。
556:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 20:55:45
ダキニ天には稲荷心経を唱えるのがいいのかな?
557:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/11 21:34:02
うん、それってまさにダキニ稲荷のためのお経だよ。
伏見稲荷の神宮寺だった愛染寺で使われていたお経。
豊川稲荷の祈祷も般若経の読経がメインだから相性はとてもいいと思う。
ゴメンナサイ自分ほとんど唱えてません。アパートのかべ超薄くて。
558:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/12 06:46:30
お経唱えられない人は、写経しまくれ。
大学ノートでいいから書いて書いて書きまくれ。
写経も功徳があると古来より言われているものなのだしな!
559:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/12 17:53:52
愛染寺の本尊は三面ダキニ天だったそうだ。
惜しい寺を亡くしたものだ。おのれ明治政府。
まー豊川稲荷がダキニ天になったのも明治政府のおかげ?だけどね・・・
560:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/12 18:28:15
>>559
本尊ってどこ行ったんだろ?破壊された?
しかし験厨集う伏見稲荷でそうはならん気がするわけで
寺外に持ち出されてどっかにひっそり保存されてるんじゃないのか?
561:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/12 21:03:09
俺の偏見ではあるんだが天部の崇拝者って少なからずご利益を期待してたりするんじゃないか?
仏法やそれに従う者に対する純粋な尊敬から崇拝している方も決して少なくはないだろうけど
562:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 09:28:13
仏教徒ですらない人が多数派でしょうね
本来仏道の護法神であり、仏道に精進する我を守護したまえというのが筋なのだが
仏教ぜんぜん興味ないし知らないけど、御利益御利益という民間信仰のひとが多数派でしょうな
563:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 11:36:30
何らかの信仰を持っている人で、全く何の御利益を求めていない人なんて、この世の中に存在しませんよ。
もしいるとすれば、それは、神仏の存在を心の中では完全否定している人です。
564:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 13:47:42
>>563
あなたは仏教を何も分かってないし、己の思想が世の全てと思ってしまう視野の狭い人間です。
敬虔なガチな仏教徒はいくらでもいるし、彼らは何の御利益も求めません
私は少なくとも求めませんが、仏教を篤く信仰しております。
仏教では仏はご利益を求めるものではない。信心や精進を誓う対象です。
神仏の定義を理解していないだけです。神仏とは法の化身であり、いまここに*在る*もの。
なんらかの人格があってお願いするといった類のものではありません。
…っちゅーのが本来の仏教徒の立場なんですね。
565:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 13:50:18
それをわかりやすく一般人に説くのが宗教家の役目なんだが。
566:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 14:00:51
信心を起こしたり、精進に打ち込めたりするのも、
れっきとした御利益です。
御利益というものは、実際はかなり範囲の広いもの。
単に物質的な事のみを指すと思ったら、大間違いですよ。
567:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 15:21:19
意味がわからんなw
仏からなんらかの利益を貰うもんではないし
キリスト教でいうところの十字架みたいな教えのシンボルでしょ
仏教における仏ってさ
568:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 16:03:40
↑こういう間違った考え方をしている人が多くいるから、
既存の仏教が大衆から必要とされず、
結果、おかしな新興宗教か、大手を振ってのさばってしまうのです。
心の奥底から信じて真剣に祈れば、手を差し伸べて下さる神仏も居られますよ。
569:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 17:42:54
>>568
そうだ。567みたいなこと言って人々を突き放した結果、
御利益欲しい香具師がみんな創価学会とかに行ってしまったんだろうが。
570:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 19:00:07
>>568-569
験厨が仏教に寄生するのやめてくださいよ…
マジメな仏教者みな迷惑してるわけよ
せめて経典や教えをちゃんと学んでよ
キミらの大半は経典の中身の意味なんて考えたこともないじゃん
あんたがたは仏教徒ではない
571:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 19:06:58
なんか心が狭い人ががんばってるな
572:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 19:16:33
>>570
いや、そうゆうことを言われると
自分みたいなマジメなダキニ天萌えは迷惑してしまうんだが。
貴狐天王の尻尾に免じて許して下さい。
573:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 19:34:44
日本の全て仏像のうち3分の1を占める観音菩薩は、どんな人のどんな苦難でも、
その状況に応じて、必ず救いあげると、仏典の観音経等ではっきりと説かれています。
実際に観音様に救われた例は山ほどあり、今更説明するまでもありません。
その観音様が衆生をより現実的に救う為に化身されたのが、
ダキニ天様や聖天様等の天部の御仏。
即ち、御利益を求めるのは、仏典にも説かれている通り正しい事。
決して第三者が非難、中傷できるような事ではないと、
断言できるという事です。
574:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 19:44:35
エサもやらないような飼い主に懐く犬はいないよな。
575:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 20:05:05
験厨いない→雑密起きない→純密起きない→空海渡唐しない→ダキニ来ない→ダキニ天生まれない
そんなのヤ!
576:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 21:00:26
あんま験験言ってると疲れてしまいにゃ憑かれちまう罠。
確かに加護されてるって、思えるかどうかだと想われ。
それには、明らかに?実在したと思われるヒトガタのキリストや釈迦牟尼仏
の偶像を拝んだ方がより現実的?でシックリ感得できる場合もあるだろうし、
はたまたダキニや聖天等の異形の偶像拝んだ方が、より超越的な自我まで
自らを昇華できる場合もあるだろし。
戦国武将がより超越的な自我を得るために異形の明王・天部を信仰したのは、
考えてみると理に叶っていたのでは?
手が6本とか、欲張りだよなぁ。
刀構えながら、槍振り回しつつ弓を番えるイメージだよなぁ。それだけ必死だった
訳だね・・(w
んで、袋と小槌と宝珠を携える大黒天は、チョッピリ欲張りな商人の象徴と・・
577:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 21:10:10
でも、コレだけ異形の偶像オンパレードでも国教としての仏教が異端視されなかった江戸時代は
イエズス会の宣教師にとってかなり奇特な国として見えたのかナァ。
庚申や馬頭観音なんてそこいら中にあっただろうし、極めつけはキツネだもんな。
イヌ?拝んでるぜこいつら・・・キモッ!!・・もうスペイン帰りてぇよ。。ウルセー!カッパぢゃねぇよ!!
だったかもしれん。
578:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 21:16:49
>>570
> あんたがたは仏教徒ではない
そう言う冷たいこと言って追い出した人たちが創価学会に入って政権を取り、
ストーカーしたり放火したりして仕返してるんだぞ。
おまいは仏教がどうこう言う以前に人の心を考えろ。
579:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 23:12:47
御利益否定厨に人の心なぞないよ。言うだけ無駄。
そんな無明の輩が『我こそは真の仏教徒!利益を求めないのが正しい教え!』
なんて虚言を吐いてるんだからなぁ・・・。
釈尊も観音菩薩も心底嘆いておられるよ。『ちがう!そうじゃないッ!!』って。
580:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/13 23:52:25
御利益厨も御利益否定厨も両方仏道を踏み外してるわ。
およそ仏の教へは両極端を否定する中道。
だからまあ等身大の御利益を願い、等身大の御利益で満足するのが一番妥当。
>>579
> 御利益否定厨に人の心なぞないよ。言うだけ無駄。
まあ、議論を見て勉強する人が一人でも居たらいいがな。
581:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 00:05:49
まあでも、ダキニ天様のおかげか、なかなかいいスレだよね。
582:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 01:04:13
仏道に入るきっかけを与えるために現世利益を叶えることを誓った仏様もいるから、
知識がない庶民レベルでは仏様におすがりすることが大間違いとも言い難いと思うんだがな、
神仏の慈悲に甘えて全く成長しないようだと、それは裏切りになってしまうだろうけど
583:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 08:39:56
>>573
それは違う。
観世音の功徳は菩薩の尊さを説いたものが本来。
つまり、全てを救わんという尊い菩薩の決心という菩薩道を勧めた経典です。
その後、それを逆転して中国なんかで特に観音はお願いしたらなんでもかなえてくれるで!と流行りまくり
そのまま日本にも伝わった。そんだけ。
本来の仏教徒としては、観世音におねだりするのでなく、己が観世音のような菩薩にならねばならん。
これを見ても分かるように、御利益厨はまったく仏教理解してないし、ねじまげてしまっている。
経典やっぱちゃんと読まないとダメだよ。
584:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 08:43:50
>>578
アホか。そんな御利益御利益霊感商法まがいを寺がやっても層化に入るだろ
江戸期に日蓮宗が凄く入信者増えたのはなんだ?って話し。
層化の躍進は験とかそういうことは無関係
そもそも現代の葬式仏教は、570が言うような正しい仏教思想を説いてないし。
むしろそれをやってないから層化に流れるのであって、験は無関係。
585:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 09:39:08
>>584
> >>578
> アホか。
まるで>>570が他人の意見みたいに言ってるけど、
自分が言われてる見たいに必死になるのはな~ぜ?
(・∀・)ニヤニヤ
586:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 09:57:38
>>583
おまいの言うことは確かに正しい。しかし、
> 経典やっぱちゃんと読まないとダメだよ。
こういう上から目線な態度が人から反発買うんだよ。
それじゃあいくら正論言っても人から受け容れられないねえ。
むしろ反発させて正反対に逝かせることによって
却って悪の道を勧めることになってしまってる。
587:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 11:24:55
ダキニ天は願望成就の御利益があるからこそ、人気があって、参拝者が絶えない。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が崇敬していた豊川稲荷は人気がある。
588:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 12:26:01
自称正統派仏教の小乗ヲタは、救いなし、悟りなし、何もなし。
589:菩提達磨
09/05/14 12:32:25
並びに功徳無し
590:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 12:43:23
>>586
それが上からに思えるのはおかしいだろー
十字架のアクセサリーつけてる子がキリスト教徒なのーと言われてもそうじゃないでしょ?
経典読めは聖書読めと同じで最低限仏教(なりキリスト教なり)の知識を得ろというはなしで
仏像拝めば仏教徒というのは間違いと言わねばならない
591:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 12:47:26
宇賀弁財天=蛇
荼吉尼天=狐
眷属は違うけど、蛇も狐も食物神,農耕神として信仰されていたから
宇賀弁財天と荼吉尼天は、イメージが重なるね。
592:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 12:52:47
>>590
> それが上からに思えるのはおかしいだろー
おかしいのは君の感覚。
正論を言ってるのになんで受け容れられないか考えられないの?
593:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 13:12:15
答えはひとつじゃないと思いますよ。
収束させるのは無理でしょ。
594:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 14:07:06
≫592
おまえが言ってるのが正論じゃないからだよ。
不正解だからだよ。
595:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 15:53:44
>>594
正論を正論と言ってるのに正論じゃない?何言ってるのおまえ。
( ´,_ゝ`)プッ
596:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 15:55:39
>>593
オレが言ってるのは正しいか間違ってるかという問題じゃなくて、
「言い方が悪い」「伝え方が間違ってる」と言うこと。
597:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 15:57:01
猿の喧嘩?
598:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 16:00:27
験厨と高尚厨との戦いは、何時果てるとも無く続くのであった・・・
599:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 16:06:38
>>598
オレ験厨ちゃうし。
600:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 16:08:57
>>598
まあ、多分高尚厨の方が弁が立つのだろうからたまたま相手してるだけで、
たまたま験厨を擁護してるような形になってしまってるかな?
601:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 16:10:19
ふたりの議論を読んで、いろんな考えがあるんだな、とは思った。
602:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 17:17:59
稲荷信仰、ダキニ信仰、天部信仰でご利益、ご利生、霊験を求めるのは至極当然の事。
また、実際にそれらを授けられるケースも数多い。
我々仏教徒の天部信仰者は、それらの御陰を、心から有り難く頂戴し、
さらにより一層、より長く御守護が頂けるよう努力精進すれば、
それで万事宜しい。
天部信仰者でもない、門外漢の部外者がとやかく言う事ではない。
603:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 18:31:47
>>602
これが験厨の人なの?もっと
「験のためなら創価学会であろうとも入ってやる!
ストーカーでも神社仏閣に放火でも験のためならやってみせる!」
とか言うんかとオモタヨー。
604:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 18:45:52
古いほど本来のと言うんなら「本来の仏教」に観音菩薩などイナイ。
おっとイケね、ミイラ取りがミイラに・・・続きをするのなら
「ご利益のために神々を信仰するって・・・」
スレリンク(kyoto板)l50#tag106
でどうぞ。過疎ってるようだから歓迎されるぞ。
605:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 22:28:17
稲荷霊験スレで「黒糖いなり」なるいなり寿司が紹介されていた。
何か美味そうなのでファミマで買ってきて神棚に捧げてから食おう。
今まで神棚には生モノ&乾物しか捧げてなかったんだが、黒糖いなり食いたい。
確か上で、捧げてお祈りしてからすぐに下げてイイとか言ってたな。そうする。
でも家でダキニ天にいなり寿司捧げる人っているのかいね。
606:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/14 22:57:24
豊川稲荷だと、門前の名物はいなり寿司だよ。
こないだ食った。関東のとはちょっと違ってたけどうまいね。
607:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 00:48:16
何故、仮にも仏教関係のスレで「お前の信仰はおかしい!」とお互いに罵りあわねばならんのだろ
貴方は貴方、自分は自分では我慢できないようなことでもあるどだろうか?
お前は間違ってると言うのは裏を返せば「俺は正しい」と大声で自己主張してるのと変わらないだろうに
608:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 02:17:16
>>591
宇賀弁財天≒水神
稲荼吉尼天≒稲を背負った農耕神
濃尾平野の稲作をメンタル面で支えるには、
確かに好適な組み合わせですね(w
609:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 04:02:58
仏教の知識はあっても人間性はどうしようもない人が多いのがこの板だししょうがない
610:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 06:36:20
>>606
いなり寿司は境内でもお供えに使われてんの?
それとも人間専用?
611:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 06:43:27
>>607
「お前の信仰はおかしい!」と罵ってるのは高尚厨だけだよ。
612:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 07:06:02
続きは>>604のリンク先で頼むね。
今の自分には黒糖いなりの事しか頭にないのだ。
613:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 09:33:09
>>610
本院では人間専用。
赤坂の別院では神様専用。
どういう具合なんだろうね?
614:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 10:38:37
>>613
│ _、_
│ ヽ( ,_ノ`)ノ こういう具合だ
│ へノ /
└→ ω ノ
>
615:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 11:27:50
黒糖いなりは仏教徒としておかしい!
皮は普通のキツネ色じゃないと!
616:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/15 20:24:43
まー稲荷神社のお供えの話に出てたのだからね。
紅白餅のように色違いで供えるのが吉みたいな。
自分が食いたいだけだから供えるのは黄色のだけにするか(セットになってる)。
617:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/16 02:16:08
ダキニ真天様の開眼された御分身の御尊像って豊川稲荷様で頂けるのですか?
618:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/16 05:57:15
>>133に書かれてるよ。
619:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/16 21:02:32
便乗ですが尊像は白木の無垢なんですか。それとも彩色してあるんですか。
たぶん前者だとは思いますが。
620:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/16 22:43:40
尊像は彩色してありますよ。後、サイズは小さめかと思います。
三種類ありますが、一生お祭りするものなので値段ではなくお好きな尊像を頂いたらいいかと思います。
621:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/16 23:20:22
そうなんですか。彩色済みとはちょっと意外でした。
尊像を奉るのはやはり覚悟が入りますね。
622:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 19:50:39
確かに 度胸がいる
623:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 19:56:18
>>607
仏教であるなら法は1つ。議論してそれぞれ考え高めることは仏教的であるとおもーよ
624:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 19:58:49
>>592
「正論言えば受け入れられる」なんて保証はないわけで
どんなに正論でもアホウは受け入れぬもんよ
625:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 19:59:12
>>623
> 仏教であるなら法は1つ。
んなこたーない。お釈迦様は「人を見て法を説け」とおっしゃったし、
その結果84000の法門があることになってる。
626:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 20:31:10
>>621
ある意味生き物を飼うのと同じだからね。不断の「お世話」が大切。
飽きたら中断して気が向いたら再開なんて事は出来ない。
相手がダキニ天ならなおさら。
627:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 21:10:54
ダキニ天も悟っていないとはいえ仮にも仏法に帰依しているんだから祟りとか天罰はないと思うが
自分自身の問題として天部を適当に扱えば良くない業を積むことにはなりそうだな
如来や菩薩なら多少扱いが悪くても大慈悲を持っておられるからまた違ってくるかもしれないけど
628:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 21:36:34
お稲荷様はちゃんとお祀りしなければ祟られるとはよく耳にしますが
どこから出てきた話でしょうか?
629:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 22:34:40
ダキニ天と習合した神々が持つ荒らぶる神としての側面、ヒンドゥー教の邪神としてのダキニ天のイメージ、
修験道などの呪術の一つにダキニ天法といったものがあったことなどが関係あるのかもしれません
とはいっても最近はどこの寺社でも公式に祟りや罰といったものを明言する所はほとんどありませんね、
やはりそういった人々の恐怖を駆り立てるような要素は避けられやすいですし
630:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/17 23:30:57
でも、粗末にしたり、無礼をしたら、
本当に悪い事が起った、なんていう実例は、
枚挙に暇がないね。
631:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 00:08:43
昔から人々に言われて来ていることには「迷信」では一蹴できないそれなりの根拠があるわけで
決して馬鹿にしたり軽んじていいものではないな
お稲荷様には他の神や仏と比べてそういった気難しい面がおそらくあるのだろう
632:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 02:39:01
拝み屋的には、兎に角すでに何処にでも稲荷さんの祠があるってのが
重要だったんだろうなぁ。
シノギ易いムラの祠を夜中に蹴倒しておけば、
それだけで翌朝不穏な空気が村中に漂っただろうに。後はお決まりの高説
垂れて悠々と拝むだけ。個別に稼ぐなら、スコシづつ夜中にいたづらしてまわる
だけ。鶏や牛馬の類を演出的に〆ておいたり。
現代になって手管やシナは変わっても、同じ発想だよなぁ・・・拝み屋クソ坊共の
思考回路は(w
633:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 05:07:28
稲荷神も様々で、霊格が低い魂であれば、願いはすぐに叶えてくれるが、お礼がなかったりすると、仕返しも残酷なんだよ。
昔は一般家庭に稲荷神を飛脚が持ってきてくれたんだって。
そりゃ修業の足りないお稲荷さんも広まるわな。
出来れば霊格の高い魂とご縁が欲しいところ。
634:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 12:40:41
霊格が高い魂?
根本は一体なんじゃないの?
635:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 18:19:20
>>627の言うように、ダキニ天の場合は別に直接に祟るというわけではない。
ただ、それまでダキニ天の加護力によってもたらされていた福徳が一気に離れる。
その反動が大きいのだ。
何事も自分1人だけの力で成したなどど増長するなとの戒めかな!?
636:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 19:07:11
>>634
> 根本は一体なんじゃないの?
お稲荷さんは自然霊だから色々いるよ。
本山とかきちんとした所にいるような魂と違って、低級霊は狐霊同士で縄張り争いするから気をつけたい。
天照らす様の神棚はひとつひとつに神が宿るというよりも、神棚が神様の窓口みたいなものらしい。
637:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 19:20:20
>>633 636は、あくまでも狐さんの方のお話ね、
使えられてるウカノミタマノカミや文殊菩薩はまた別だと思うのでヨロシクネ
638:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 19:25:44
↑
使え→×
仕え→〇
639:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/18 19:28:15
ダキニ天は仏法の守護神だから普段から真面目に戒律を守り慈悲深く生きていけば
特別に何かお祀りするようなことをしなくても自然と力になって下さるけどね
640:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 07:40:57
最上稲荷って360度どこから見てもダキニ天そのものだよね。
素直にダキニ天と言えない事情があるのかな?
641:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 10:51:56
オンキリカクソワカ
オンシラバッタニリウンソワカ
ご真言が二つありますが、違いは何ですか?
宗派の違いですか
642:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 11:07:21
曹洞宗で使われる
おんしりばったらにりうんそわか
のほうは出典が不明でサンスクリット語に還元するのも推察でやるしかない。
643:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 11:10:35
オン キリカク ソワカは荼枳尼天以外では高尾山系飯縄大権現の真言でもある。
高尾山では荼枳尼天にはオン ダキニ ギャチ ギャカネイエイ ソワカを使い区別しているね。
644:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 11:28:21
>>632
蹴り倒すなんてしたら、そんな馬鹿は祟られて人生終わりですが?
645:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 11:53:18
>>644
餃子の末路は哀れというのは、案外その辺に理由があるのかもな。
646:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 11:58:11
ダキニ天さまのご真言は二つ三つどころじゃなくね?
俺が見たことあるのだけで七つあった。
647:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 19:05:22
>>641
他のみんなも言ってるけど、
オン キリカク ソワカ は密教の根本経典の「大日経」に出てくるダキニ真言で根本呪とも言われる。
オン シラバッタリニ ウン ソワカ は豊川稲荷のオリジナルっぽいな。
別にニセモノというわけでなく日本で創られたダキニ真言はイパーイあるよ。
目的に応じて使い分けるみたいだな。
有名なのが天皇の即位灌頂で使われていたダキニ灌頂呪。
オン ダキニ バザラ ダドバン。オン ダキニ アビラ ウンケン。
大日如来の真言にダキニって入れただけじゃん。
648:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 19:49:38
オン、バサラ、ダドバン 七難即滅
オン、アビラ、ウンケン 七福即生
オン、キリク、ギヤクウン、ソワカ
オン、ダキニ、キヤチ、キヤカ、ネイエイ、ソワカ
伏見稲荷大社(編)1957『稲荷大社由緒記集成-信仰著作篇』(伏見稲荷大社社務所)に収録されているものらしい。
649:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 20:51:07
確か、ナウマク サマンダ ボダナン キリカク ソワカ
ってのをどっかのサイトで見ましたが… これもイパーイの中の一つなんですかね?
650:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 21:01:09
>>649
どっちかというとそれが大日経にある根本的な真言。>>647はチョト勘違いしたんだろう。
651:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/19 22:23:43
カンチガイじゃないよ。>>641の記述に合わせたんだよ。
>>649
ノウマク サンマンダ・・・とオンはほとんど同じ意味で同じ使われ方。
大日経のダキニ真言については>>650の言うとおりナウマク サンマンダ・・・の方がオリジナル。
が、上でも出てきた法全の「玄法寺儀軌」(大日経を基にした曼荼羅の解説書)では、
なんだか写本よってナウマク・・・とオンのがある。坊さんでもゴッチャにしてるw
652:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/20 21:41:48
大日経系では
ノウマクサマンダボダナン~から始まる真言が普通な形のようだ。
「全ての仏陀に帰命します」という意味だな。
「オン」はヒンドゥー教でも重視されるし、特にシヴァの種子として拝観されるが、
ノウマクサマンダボダナン~は、オン~よりも、仏教徒としての立場を強調した真言と言える。
653:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/21 02:13:27
ノウマク サンマンダ~の方が密教ぽくてカッコいいな。
でも ノウマク サンマンダ ボダナン シラバッタニリ ウン ソワカ
と21回唱えると倍の時間がかかる…
654:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/21 20:51:13
荼枳尼天さまには般若心経の法味をお捧げください。
密教らしい真言でしたら光明真言をお唱えください。
655:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/21 21:25:28
豊川稲荷で(あるいはお札に)光明真言を唱える方って結構いるんですか?
それとも成田山や高尾山の稲荷についてのことでしょうか。
656:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/21 23:29:25
じゃあ禅宗らしい?真言陀羅尼が消災呪ってわけですかい。
これは唱えてる人多いんかいな?
657:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 00:17:24
真言系だと坊さんでさえ伏見稲荷とかに行く人がいるからダキニ天にこだわる人は少ないかもね
658:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 02:02:52
曹洞宗諸経要集だと『ノウマク サンマンダ ボダナン』を『のうもう さんまんだ もとなん』、『ソワカ』を『そもこ』ってカナふってありますね、
これって禅宗訛りってヤツですか?
659:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 04:18:32
>>654
・・オンアボキャベイロシャノウマカボダラマニハンドマジンバラハラバリタヤウンコッコ
660:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 07:44:41
>>658
なんか「まんが日本昔ばなし」で和尚に化けたキツネが唱えてそうだな・・・
661:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 19:47:50
豊川叱枳尼眞天の御前で口密の行を修めるなら大悲心陀羅尼が最適です。
妙嚴寺の御本尊様は千手観音様で、叱枳尼眞天は妙嚴寺の鎮守という位置です。
大悲心陀羅尼は千手観音様の陀羅尼であり、密教でも禅宗でも尊重されてきました。
御本尊千手観音様の陀羅尼を受持することは叱枳尼眞天においても
もっともお喜びになることです。
662:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 20:19:56
オンバザラタラマキリクの短い真言でも
叱枳尼眞天さまは諒としたまいます。
663:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 21:00:04
真言や陀羅尼は実際に声に出さないとダメなんですか?
心の中で唱えたり、つぶやきではいけないんですかね。
普通の声だと隣に筒抜けなんですよね。
664:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 21:23:39
虚空蔵求聞持法の修行などはあまり声を出しません。
あまりにも多くの真言を唱え続ける行なので喉をいたわるためです。
そばにいる他人にも聞こえないような小さな声でいいです。
665:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 21:37:54
周囲に声が聞こえて迷惑になりえると考えるのであれば、
声を小さくしたり念じるのでもいいと思いますよ。
ご真言のために他人に迷惑をかけるようでは実も蓋もありませんし
666:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 21:45:09
>>654
心経をお捧げ申し上げるのは心臓の代わりです。
>>1にも、荼枳尼天さまは心臓が大好物だと明かされています。
しかし、仏教に帰依して正法を守護する神様が
いつまでも血まみれになりながら心臓をかぶりついていられても困るのです。
心経をリズミカルに何度も何度も繰り返して唱えると
活きのいい心臓の鼓動と重なって観想され
荼枳尼天さまの御神威が活性化し功徳がどくどくと供養者のほうに溢れてきます。
そのような瑜伽が念ずる祈願を成就させ、円融円満な菩提をすみやかに証する道なのです。
667:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/22 23:13:07
>>664-665
それは安心しました。
はっきり声にしないと意味がないかな~?と思ってましたもので。
668:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/23 04:18:20
>>661
毎朝毎夕のお勤めに
延命十句観音経を千遍お読み申し上げることもお勧めです。
669:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/23 05:28:54
>>668
10月10日が「目の日」なのは「10」を横に寝かして眉と目に見立てたから・・・
千手観音は「千手千眼観音」ともいいますが千の掌の一つ一つに目があります。
十句経の十という数を10という賛数字の目と見立てて
千遍で千手千眼と観想するのも現代人向けの瑜伽として
いいと思います。
670:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/23 20:09:48
豊川稲荷東京別院にお参りすると
まず子宝観音さまに十句観音経を唱えて礼拝します。
一通り境内の神仏を巡拝し、帰る時も子宝観音さまに十句観音経を読んでご挨拶をして帰るようにしています。
別に子授けをお願いしているわけではないんですが
観音さまはやはり頼りになります。
671:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/23 21:11:10
真面目だな~
自分も寺に参拝したときは本尊の不動明王をもう少し丁寧に拝んだ方がいいかな?
お賽銭の投下量 ダキニ天:不動明王=10:1
672:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/24 17:25:55
真言立川流の復活を強く願う!!!!
673:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/25 15:08:58
>>672
・・なんで?
674:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/25 19:14:27
立川流はチベット仏教サキャ派が伝来した教え。
だが、あまりに既成宗門諸流から攻撃されすぎて壊滅。
現存する近世までの立川流の批判書は、立川流を歪めて論じているので実態の解明から遠くなる。
髑髏を本尊とする云々と立川流の魔術性を誇張する説も
ヘーヴァジュラの三昧耶形の髑髏杯(カパーラ)を描いた曼荼羅を不正確に語ったもの。
南北朝時代以前の立川流を訪ねたいなら
サキャ派をお勧め。
675:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/25 20:17:21
立川流の髑髏本尊なんて超~めんどくさいよ。
成就するまでは7年以上かかるし。
それ以前に、今じゃ普通のダキニ天法だって出来る坊さんはほとんど居ないんじゃないかな。(隠してるだけかも・・・)
もちろん豊川稲荷のご祈祷はダキニ天法ではないよ。念のため。
676:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/25 23:23:45
>>673
閉塞した現代日本と日本人にパワーを取り戻させるためだよ
>>674
チベット仏教サキャ派を日本に広めるのもいいかも
個人的にはサキャ・パンディッタは偉大な僧侶と思い尊崇している
677:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/26 16:48:28
深川不動の荼枳尼天はなんで神前に設置してある小さな太鼓を叩いて拝むんだろうか。
678:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/26 18:19:46
出世太鼓だっけか。
あそこの寺は太鼓が大好きでしょうがないのだろう。
679:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/26 20:07:16
>>677
ダマルのつもりじゃね?
680:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/26 21:44:24
出世稲荷でもひと月に一回ぐらいは護摩があったらいいのに。
やる場所がないからかな。
681:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/27 23:08:36
>>680
柴燈護摩ならOK
682:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/28 06:44:37
高尾山の福徳稲荷でならやりそうだな。
683:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/29 11:04:10
だきにてん イェイ イェイ
684:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/29 17:18:33
>>674
>立川流はチベット仏教サキャ派が伝来した教え。
これは674さんの自説ですか?
それとも何かの文献に出てるものですか?あったら教えてくださいな(読んでみたい)。
>髑髏を本尊とする云々と立川流の魔術性を誇張する説も
>ヘーヴァジュラの三昧耶形の髑髏杯(カパーラ)を描いた曼荼羅を不正確に語ったもの。
これも674さんが「そう解釈している」ということですか?
それともどこかの学者さんがそういう説を発表してるとか?
ちなみに、他板のスレのレスに
>128 :神も仏も名無しさん:2008/10/27(月) 10:07:52 ID:i0AxWBcg
>チベット仏教は江戸初期に既に日本に入っています。
>確かにチベット仏教を標榜してませんし全国的な広がりはありませんが。
>一部の寺院では今でもチベット式の供養が行われています。
>むろんいろんな仏教が集合しておりますが、印も結び
>金剛サッタの百字真言もオンマニペメフンも唱えます。
>訛ってますがチベット語の讃歎もあります。
>江戸時代にチベット僧も日本に派遣されたそうです。
(スレリンク(psy板:128番))
こんなんがあったけど、こんなとこ知ってますか?
>一部の寺院では今でもチベット式の供養が行われています。
>むろんいろんな仏教が集合しております
具体的な名前を挙げても差し障りは別にないと思うんだけど知ってたら教えていただけませんか?
685:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/30 10:23:37
チベット仏教を行っている寺については当該スレで聞いた方が解るんじゃない?
686:名無しさん@京都板じゃないよ
09/05/30 16:50:22
豊川稲荷横須賀別院ってすごい窮屈そうな所にあるんだな。
電話したらご祈祷は要予約。
もし時間の都合が合わなかったら東京別院に行って下さいってさ。
687:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/01 20:07:33
ご住職が商売気ありありじゃないのは良いことでは。
運営は別なんですよね?
688:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/02 20:37:59
>>687
商売けありありも嫌だけど、進んで人様の為に祈祷する気もないようじゃな
689:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/03 17:49:45
商売気を出すのならネットでお守りやお札も扱ってもらいたいものだ。
690:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/04 12:16:07
ダキニ天祭文をどなたかうpできません?
691:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/04 13:59:52
荼枳尼天祭文
慎み敬って常住の三宝荼枳尼天、王子眷属等に曰して申さく。
夫れ本地は大聖文殊室利菩薩也。
伝え聞く、辰狐王は一切衆生の願う処速疾に施与したまうと。
此処に吾等万品の望みありと雖も叶わず、貧者をすくわんと欲すれども財宝を欠き、愚者を導かんと欲すれども般若を得ず。
唯安然として日を昏し昏々として夜を明かす。
頼む処は此の天の願海、仰ぐ処は此の尊の本願也。
経の文に曰く、此の天を持念せば利生を施与すること十九種有り。
一つには緒病を除き
二つには福徳を得せしめ
三つには愛敬を得せしめ
乃至十九には一切の霊験自然に成ず
これに加えて四天王子、八大童子、衆生の願いを満たすこと円月の遍く水に浮かぶが如し。
凡そ此の尊の本迹は幽玄にして思議すること能わず。
誠を祈るの有無により感応近きにあり、唯誠心の厚薄に任す。
仰ぎ願くは大聖尊者荼枳尼天部類従属、本誓誤たず当家の面々身体健康、家内安全、家業繁栄等、祈る処願う処、成就円満ならしめ給え。
692:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/04 15:03:05
十九種の利生の四つ目以降を知りたい
693:691
09/06/04 15:22:08
一 緒病を除く
二 福徳を得る
三 愛敬を得る
四 長上の愛顧を受く
五 盛家となり資材足る
六 五穀豊饒する
七 衣装豊かになる
八 牛馬家畜安穏なり
九 眷属満足する
十 端正な子を生ず
十一 衆人の愛敬を受ける子を生ず
十二 利根自在の子を生ず
十三 持念の人病家にいくに病魔自然に去る
十四 安産を得る
十五 盗賊の難なし
十六 高位に昇る
十七 怨敵自ら去る
十八 呪詛を返す
十九 一切霊験自然に成就する
694:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/04 16:52:18
>>691
「四天王子、八大童子」というのはつまびらかに判らないでしょうか?
695:691
09/06/04 17:16:22
あ、載ってました。
四天王子は四天女子ともいい天女子、赤女子、黒女子、帝釈使者。
八大童子は米持大神、守宅神、奪魂魄神、破呪詛神、護人大神、駆使神、未称神、愛敬大神。
祭文には出ないもので頓遊行神、須臾馳走神の二神だそうです。
「荼吉尼天祭文」は「伝教大師全集」に所載の「荼吉尼天講式」は祭文とほとんど同文であり異本とあります。
修験道秘経入門という書籍から抜粋です。
696:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/04 17:18:22
>>695
ありがとうございました。
八大童子は文殊八大童子とかぶるのかと思ってましたが全く違うようですね。
697:691
09/06/04 17:39:57
訂正
×→「荼吉尼天祭文」は「伝教大師全集」に所載の「荼吉尼天講式」は祭文とほとんど同文であり異本とあります。
○→「荼吉尼天祭文」と「伝教大師全集」に所載の「荼吉尼天講式」は祭文もほとんど同文であり異本とあります。
読み返して訳が分からなかった。
698:692
09/06/04 23:12:04
>>693
レスありがとうございます
全部叶ったら、恵まれすぎでウハウハですね
十九 一切霊験自然に成就する
これひとつだけで、すべての願いが叶う気がするんですが
699:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/05 15:08:42
>>684
彼の自説でしょう。
あまり知られてないが、
あっちのダキニ天の髑髏杯や持ち物、ダキニが複数集うイメージは
空海などが伝えた図像で密かに入っている。
全く広がりを日本では見せていなく、もっぱら稲荷との習合に向かいましたが。
そのへんのイメージを立川流は独自に膨らませたとか
そのへんに図像だけでなく流儀もいくらか実は伝わっていたとかという説はありうるかもしれない。
が、「立川流はチベット仏教サキャ派」はまずありえない。
空海の頃と時代も違うし、入った痕跡も無い。
元インドにあったダキニイメージから、平行進化として双方が生まれてきたというのは
説としてはアリだろう。だが、「立川流はチベット仏教サキャ派」は無理がある。
700:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/05 15:17:35
チベット仏教は江戸初期に入っていません。
慈雲尊者梵字研究の成果として、梵語関係の発展はあったかもしれないけれど
外国人の入国が厳しく管理されている江戸期に、そんなのが来て評判にならないはずがない。
隠元が黄檗禅を伝え、絵画やなんや文化全般に黄檗ブームが来たように
日本人は外来文化に飢えてるので、そんなのが来たというのは眉唾だと思います。
701:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/05 16:08:56
黄檗禅内と言うか明清代の中国仏教は、念仏禅主体に残存した唐代密教と元明代に入ったチベット仏教が一部混入した状態。
その内、唐代密教の部分は甘露門(施餓鬼法)など極々一部の修法で
チベット仏教は修法に用いる法具と図像形式に限られる。
だから雰囲気程度と思った方がいい。
そのため黄檗禅の伝来した時、その交ざった雰囲気程度は来たかもしれないが
その教理・道統までは来た痕跡は今の所確認されてはいない。
また江戸期に清との貿易で大陸の仏画・仏像が輸入されたものがある。
この折の輸入品と明治以降輸入の仏像が寺院の片隅にある客仏や骨董屋、秘宝館に置かれている歓喜仏と俗称されてきたチベット仏教の仏像の由来である。
無論川口慧海や大谷探検隊が学術調査で持ち込んだのは別だけど。
これ等は異国風を珍しがられた結果珍重されたに過ぎず、その教理を理解し信奉した為ではない。
だからそんな仏像などの存在を根拠にチベット仏教の伝来を語ってしまうと、ちと不味かったりする。
702:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/05 19:26:38
ダキニ天の元々のヒンドゥー教の悪鬼としてのイメージと
日本の呪術的な思考が混ざり合って独自の発展を遂げた姿なんじゃないか?
性行為や髑髏に神秘性を持つ思想自体は世界的に珍しいものではないし
703:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/06 13:20:53
684です。
>>685
しばらくアク禁でこちらへは書き込みできませんでしたので亀レスになりますが、
一応向こうにもレスいれてみました。
>>699
・・・ですかね、やはり。
何かそういう主張をされてる方の論文でもあるのかな、とも思ったのですが。
>>670
>慈雲尊者梵字研究の成果として、梵語関係の発展はあったかもしれないけれど
このあたりが >訛ってますがチベット語の讃歎もあります。 の正体でしょうか?
『一部の寺院では今でもチベット式の供養が行われています。』というのも、
近年のチベット系講習会を受講したお坊さんが勝手にやってるものなのかもしれませんね。
皆様ありがとうございました。
704:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/07 22:48:24
如意自在の法力が手にはいるなら、
七日七晩、生きたまま鬼に内臓を喰われ続ける事も、
かなり易い代償ではなかろか?
705:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/08 00:35:54
>>698
具体的に効験をずらずら挙げていくと何かリアルだな。
ただ戦前の売り薬の効能書きみたいな雰囲気が・・・
伝教大師全集に載ってるってことは比叡山の星峯稲荷の護摩でも使われているんだろうか?
行ってみたいけど金も暇もない。ご利益の前借りしたい。
706:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/08 01:42:38
>>704
たけえよ。大体覚りの一部でも得たら如意自在の法力手に入れたところで
「はて?」と、使い途に困るのが落ちだ。
707:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/08 10:32:00
>>704
盲腸の手術後に麻酔が切れただけでも痛くてたまらんのに…
バカなの?死ぬの?
708:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/08 10:57:40
>>707
きっと尿意自在の法力で痛くないようにするんだよ。
709:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/08 11:00:17
自分で書いといてなんだが、尿意自在の法力あったら便利だろうな。
長丁場の修法で中座作法して戻っても瑜伽がしっくりこなくなることはない。
710:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/08 15:13:31
鬼に喰われる覚悟がなきゃあ
如意自在の法力なんぞ求めちゃ駄目だよなあ。
711:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/08 15:36:01
>>703
>『一部の寺院では今でもチベット式の供養が行われています。』
なにをもってチベット式といってるのかわからんが
サンスクリットの読経というはなしなら
それは新宗教の真如苑かもしれないなw
712:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/08 20:41:27
この天孫は祟るじゃなくて、
ハメハメしすぎて、心筋梗塞とか脳溢血起こしたり、
梅毒や肝炎でしゃれならなくなったのを責任転嫁しただけじゃね?
713:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/10 21:59:04
昇り
714:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/10 23:20:15
wikiのダキニ天の項に新たに画像が加わったようだ。
715:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/11 18:22:52
乙!と言いたいけれど本文の間違い箇所はそのままだ。
wikiの編者が間違っているというより、
参考にしてる文献の著者がウソ書いてるわけだから仕方がないかな。
716:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/14 00:41:53
教えてください。
初めて書き込みます。
半年前に千葉の成田さんのダキニ天様に
お願いごとをしました。
まだお礼にお伺いできてませんが、
突然事態が急展開して、願いごとが叶いつつある感じがして
お礼に伺えないことが気がかりでした。
大阪に帰ってきて、ご縁があって愛染さんへ参るようになりました。
そこにはダキニ天様の真言とお札がありました。
もしかして、愛染さんへまいっているのではなく
本当はダキニ天様に呼ばれて行ってるんでしょうか?
717:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/14 02:14:40
現代では神仏と心を通わすことができるほどの人なんてあまりいませんし
そんな人は2chに来ないでしょうからはっきりと言い切れる人はいないですね。
そういう意味ではあくまで本人の気の持ちようだと思います。
ですが、ダキニ天でなく愛染明王のお導きだったとしたら非常に失礼なことになってしまいますし
「どちらも導いて下さった」と考えるのが一番無難なのではないでしょうか?
718:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/14 10:22:33
>>716
鎮守のダキニ天が、君は不動明王より愛染明王の方に縁があると導いたと思えば?
出世稲荷へのお礼は成田山・大阪別院で行い、
以降は勝鬘院(だよね?)で本尊の愛染明王と鎮守の願成稲荷を拝んでいればいいんでない。
(ここの稲荷も豊川稲荷なんだな。多ひ・・・)
結局は>>717の「あくまで本人の気の持ちよう」と思うけどね。
719:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/15 14:28:54
最近お神酒上げてないから怒ってるかなぁ・・
720:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/15 15:02:33
ツンデレな神様だなあ
721:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/15 17:33:22
自分は御神酒は供えていない。
自分では日本酒は飲めないから。
瓶子がもったいない。なんか入れるものないかなー。
722:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/15 17:44:54
>>721
お皿が乾くまで放置すれば?
オコンコさんがチビチビ飲ってると思えばいいんじゃね?
723:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/15 18:25:45
それはいい手だ。
焼酎にするともっと早く飛ぶな。カビとかも生えないし。
純の35度にするかな。スピリッツって言うくらいだから神棚に合うかも。
724:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/15 20:13:16
>>721
トマトジュースなんかどうだ?
ちなみに私は缶ジュースで供えてるけど。
725:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/15 22:20:29
白の器に赤のジュースはかなりビビッドな感じですね。
726:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/15 23:15:37
>>725
上の方でレンコンや茄子を供えるのが口伝というのがあったでしょ?
鬼子母神にザクロのノリだと思うんだ。
だったらトマトジュースもありかと。
瓶子もいいが角浜盃と言う神具に入れると当にカパーラ杯。
727:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/16 02:34:22
ダキニ天は一応は仏法に帰依しているそうなので酒や肉は供えてないのですが、
やはりそういった物も供えた方がいいのですかね?
個人的には自らダキニ天に破戒を推奨しているようであまりいい気持ちがしないのですが
728:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/16 03:21:52
>>727
仏様の命令だからしぶしぶ止めてるとこもある。
だからせめて似たものを供えるとなぐさめになるということじゃないかな。
油揚げやがんもどきは本来僧侶が発明して生臭物の代替品としたのがはじまりだが、
そういう代替行為の一種をおすすめするんであって破戒をすすめるわけではないよ。
729:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/16 19:03:30
>>727
ダキニ天は仏教の尊格だから当然仏壇でもいいし、
豊川閣も成田山も鎮守稲荷として祀ってるわけだから神棚でもいい。
仏壇と神棚のお供えの違いをしらべるといいよ。
もっとも豊川稲荷のしおりの方法は神仏ごっちゃだなw
730:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/16 19:23:32
豊川稲荷のがんもどき、うまかったなぁ。
731:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/18 10:42:38
>>730
ご祈祷の後の点心ですか?
確かに旨い。薄味だからいくらでも食べられそう
732:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/18 17:22:28
店で売ってるんじゃないのか。
まあガンモの通販はいいとして、お守りの通信授与ぐらいしてもらいたいもんだ。
近くに分祀社があってもこれはねぇ。成田山見習えと。
もっとも公式HPが出来たの自体が去年だからね~。
733:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/18 17:59:29
通信祈祷は豊川稲荷でもやってるよ
つうか一回ぐらい現地で祈祷してもらいなよ点心付きで
ありがたさが100倍違う
734:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/20 13:09:15
ダキニ天の姿を見て、
具現化したら引田天功みたいなをだろうな。
と勝手に思っている。
735:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/20 18:21:48
チベットのか・・・
736:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/21 11:59:14
>>734
チベットでは、10代の娘というイメージみたいだよ(ただし魔女だが)
737:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/21 13:22:51
魔女っ娘だと考えると萌えるな
738:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/21 15:07:15
>>736
16歳16歳!
ハァハァ
739:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/21 15:16:30
魔女っ子には違いないが、機嫌を損ねると修行は滞るわ災難に遭うわ、訳判らん難病で難儀するわ
酷い時はいざという時守ってくれず逃げられるとか空行母の世界にポワしてあげると言ってぬっ殺されるとかヤンデレの極致だからなぁ。
逆に気に入られると試練は受けるけど、この世でもあの世に行っても仲良しになってくれる。
740:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/21 17:38:18
萌えキャラ化した尊像とか佛画とかってないのかな
741:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/21 17:50:26
神様を馬鹿にして喜ぶような、ふざけた人にダキニ天様は見向きしない
742:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/21 18:34:14
『萌え』は別に馬鹿にした行為でも、ふざけた所業でもないぞ。
対象に対し、愛情と尊敬がなければ、
成立しないのだから。
743:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/22 01:22:02
神や仏を戯画化した本や絵は昔から存在したけど
そんな庶民文化に怒りをあらわにしたような度量の小さな神仏の話は聞いたこともない
逆に自分は昔から神や仏は人々にとってとても身近な場所にいたのだと感動したな
744:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/22 12:41:59
真言立川流って、
撲殺天孫ダキニちゃん
オタ芸まっしぐら
な連中だったんじゃなかろか。
745:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/23 15:06:39
如意自在のハイパーイリュージョニスト
746:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/23 19:58:55
商売繁盛 m(__)m
747:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/24 21:25:57
ダキニ天の化身と結婚したい。
748:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/25 20:00:22
>717さん
>718さん
ありがとうございます。
心が軽くなりました。
ご指導の通りさせていただきます。
749:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/26 21:56:40
中世には愛染明王とダキニ天は混淆されていた面もあるので、
それなりの縁があったのだろう。
750:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/26 22:53:07
>>749
あまり詳しくないが、「タッキ」というのは男のダキニという話しをどこかで聞いたことがある。
愛染明王→タッキラージャ
751:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/26 23:19:30
集計乙です
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | URLリンク(wakuwaku.docomo.han-be.com)
| ( _●_) ミ
彡┌─┐|∪| 、`\
/ _,{ .茶 } ヽノ /´> )
(___)ニノ ./ (_/
752:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/27 05:59:45
愛染明王とダキニ天?
一体どんな関係があんのやろか。 全く違うと思うけど・・・
753:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/27 14:31:18
覚禅抄などが「愛染明王はすなわち咤枳王なり」と書いたことがきっかけで、
咤枳明王(タッキ・ラージャ)と咤枳尼がゴッチャにされて、愛染明王とダキニ天が結びついたらしい。
「咤枳尼」の表記は日本でよく使われたが(豊川稲荷の咤枳尼真天など)、
咤は荼・拏・陀と違い濁音ではないので漢籍仏典ではダキニの表記には使われない。
たぶんこの勘違いから「咤枳尼」の表記が日本では一般化したのかとも思ったりする。
あと両尊とも愛法神として信仰されたことと、
愛染明王の空手(くうしゅ)の持ち物は人黄とされたことも習合の原因らしい。
754:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/27 14:38:33
↑実際は「咤」からウをとった異体字の方なんだけど、
ご存じの通りそっちの字は2chでは出ないんでこっちの字を使った。念のため・・・
755:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/27 21:25:53
>>753
それじゃ咤枳尼真天ってタキニ真天って読むのが正しいの?
カッコわるっ!
756:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/27 21:37:46
>>755
ハイ、ワタシ中国人アルケド、タキニ天シンジテルアルヨ!
757:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/27 21:54:45
ボンキュボンのグラマーなダキニ天に囲まれた生活がしたいぞーーー
758:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/27 22:00:26
かつてはダキニ天信仰のメッカだった伏見の愛染寺もその名のとおり
ご本尊は愛染明王だった。
赤坂の豊川稲荷でも愛染明王が祀られてる。
愛染明王とダキニ天、合わせて拝むにはいい組み合わせだと思う。
759:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/27 22:29:34
>>756
中国のタキニ天とは、タヌキに乗って腎臓を好む女神のことですね。知ってます。
760:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/28 00:09:13
>>759
ブタマメオイシイアルヨ。
761:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/29 22:13:19
ようし今週末こそは豊川稲荷に参拝するぞう。雨降りじゃなかったら・・・
どこのかは内緒。
762:名無しさん@京都板じゃないよ
09/06/30 18:39:39
直江兼続とダキニ天も関係あるの?
763:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/01 20:30:57
>>761
やましい所がないなら白状せんかい!
764:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/02 18:07:32
>>762
兼続のは愛宕権現が有力だから直接の関係はない。
でも謙信も信仰してた飯綱権現はダキニ天がベースだよ~ん。
戦勝祈願の本尊が女神では物足りないと思った武将達の要望らしいが、
(彼らはアテナもドゥルガーも知らない)
そういうのは知らなくても怒った女はスゲェおっかねと思うが。
765:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/03 01:34:06
当時に呪術の類に興味があったり傾倒していたような武将はだいたいダキニ天信仰もしてそうな気がする
766:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/04 11:30:21
まりし天だろー
767:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/05 01:24:06
摩利支天に一票
ダキニは商売繁盛豊作
768:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/05 11:09:37
>>765
強国を作るには産業の育成や災害の防止は必須だから、
多くの城で城鎮守稲荷が祀られていた。
江戸の大名・旗本屋敷に稲荷が多いのはその延長上にあるといえる。
769:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/05 19:57:45
雨は降らなかったけど突発的なアクシデントで豊川稲荷に参拝できなかった・・・
>>763
実際に行ってから白状するよ。
770:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/06 20:29:42
今の時期は豊川稲荷よりテルテル坊主が頼もしい
771:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/08 19:25:22
豊川稲荷神社って意外とあちこちにあるんだね!
函館にもあるみたいで神主さんが神楽をしてる写真がネットに載ってたよ。
お坊さんじゃないと豊川ぽくないでつ。
772:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/09 12:33:34
背中にダキニ天を彫る夢を見た
773:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/09 20:27:05
正夢です
すぐに彫師へ
774:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/12 19:30:37
>>771
函館は無理ですが
埼玉の豊川陀枳尼真天神社は機会があればお参りしてみたいです。
でも神社の場合でもご真言を唱えるのでしょうかね?
775:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/13 23:01:19
神社だの寺院だの区別は、頭の悪い明治政府が勝手に決めた戯言。
神社で真言唱えようと、寺で祝詞を唱えようと、
神仏は怒りません。
776:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/16 14:33:38
神社で般若心経はまだしも、寺で祝詞はあんまりいないと思う
777:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/16 19:07:15
歴史的にはだいたいが仏教優勢だったからね
778:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/17 20:26:58
豊川陀枳尼真天様のおかげで、BIG高額当籤しました
ありがとうございます
これからも毎週日曜日とその他1日と縁日に参拝させて頂きます
779:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/17 23:10:49
でも和歌は奉納しないで下さいね
780:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/20 23:26:35
>>778
いいね、そんなにお参りに行けて。
勧請した以上は同じとは解っていても
やはり本山(本院)の境内にはいるとピーンと気持ちが張る。
いや実家の氏神神社の元締めに参拝した時の話だがね。
稲荷の元締めは京都も愛知も遠ひ・・・ナンバー3はけっこう近くにあるんだけどね。
781:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/20 23:48:09
この前参拝した成田山の出世稲荷も中々のいい空気の場所でした
やはりいい神仏がいる場所は自然と空気もよくなる気がします。
場所によってはビルのど真ん中であることすら忘れさせられてしまいます
782:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/21 20:00:28
明治になって大発展した笠間稲荷や豊川稲荷と違って、
出世稲荷(元は独立した神社)は江戸時代の頃の雰囲気を留めてるみたいだかんね。
783:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/22 14:31:43
ダキニ天様じゃないけどお狐様のアルバムが出ますよ
2009年09月09日発売予定
『金剛九尾』
URLリンク(www.onmyo-za.net)
784:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/22 23:58:55
もっと一生懸命に拝めば、
きっとダキニ天似のお嫁さんが見つかるはずだ!
785:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/23 22:22:20
九尾のキツネはダキニ天がベースになってるそうだけど、イメージがかなり違うな・・・
まあ清盛にしろ頼朝にしろ、でかいキツネが名のある武士に狩られるのはお約束。
786:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/23 22:51:03
>九尾のキツネはダキニ天がベースになってるそうだけど
ソースは? 関係無いでしょ
そうじゃなくキツネは化かすというもっと民俗的な思想でしょう
787:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/23 23:23:06
九尾の狐自体は中国で昔から存在する思想だよ
王が良い政治をしている時は瑞兆で王が悪い政治をしている時は凶兆だそうだけど
ほとんどの王がろくな政治をしてない自覚があったし民衆もそう思うからいつしか凶兆だけになった
788:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/23 23:23:27
>そうじゃなくキツネは化かすというもっと民俗的な思想でしょう
そのソースは?
自分のは手元にないから今詳細は説明できない。
当然具体的な史料が残ってるわけではないので推測だったな(この手の話で明確な史料が残ってる方が少ないが)。
2,3日すれば書けるよ。
789:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/23 23:36:54
>>758
『我、ダキニ天伏見稲荷なり』
790:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/23 23:38:42
>>787
自分の言ってるのは玉藻御前のこと。
791:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/23 23:44:48
とりあえず九尾の狐のベースがダキニ天である証拠や資料がないとなんとも反論もできないな
少なくとも仏教の上ではそういった教義はあまり存在しないから。
狐の妖怪で女の姿ってのは古来からある日本の妖怪像の一つだからダキニ天が元なのかはっきり言い切れないし
792:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/24 01:33:56
>>788
宇治拾遺でもなんでも御伽噺の類で類型的に
キツネが化かすとか、それを退治するような話は数え切れないほどありますよ
793:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/24 08:10:49
正木晃の魔女本とかもしかして読んだ?あの本はなんか無理矢理すぎるところがあると思う。
なにかしら繋ぎたい病というか
794:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/24 20:38:46
世界中のあらゆる伝説や宗教の起源をオリエントにしたがる学者もよくいるな
795:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/24 21:07:24
>>794
ハン板の住人ならこう言うだろう。
「世界中のあらゆる伝説や宗教の起源は韓国」
796:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/25 20:30:55
>>791
宮地家は九尾の狐の起源はダキニ天だと言っているのですが?
797:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/26 16:27:47
宮地家は明治天皇の信任も厚かったですからね
798:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/27 00:23:51
ソース持ってきた。
玉藻御前は直接は鳥羽天皇の寵妃だった美福門院や祇園女御あたりがモデルらしい。
これに関東から伝わってきたと思われる、犬追物由来談の後半部が付け加えられたのではないかと言うことだ。
でもこれは表のストーリー。つづく・・・
799:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/27 06:24:34
続きマダー
800:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/28 13:51:35
>>798
そこまではみんな知ってる話だろw
肝心のソースの部分は「つづく」てなにそれw
801:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/28 14:05:00
九尾の狐ですけど、この妖怪の姿自体は中国で発想があり(山海経に載ってる)、朝鮮にも日本にも当然伝わっている。
別に日本オリジナルの妖怪ではないんですよ。
で、ダキニ天ですけど、これと狐と合体させて信仰する文化は
日本において稲荷神と習合して一気に盛り上った文化なんです。
中国ではこんなイメージではない。
紂王説話の妲己が中国ですでに多尾狐の化身となってて、これ日本発祥の話ではないわけですから
普通に考えて九尾狐のベースがダキニ天というのはありえない。
九尾の狐ベースがダキニ天という考えは荒唐無稽といってよいだろう。
802:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/28 14:07:01
単純に稲荷信仰盛んな日本で、九尾狐は殺傷石に稲荷神社あるように
霊験あらたかな稲荷神として祀られましたから
神仏習合時代ですし、稲荷神の本地はダキニ天ですから、そういう思想は
江戸期には当然あったでしょう。
しかし、それは九尾狐のベースにダキニ天があったって話とは違うわけです。
803:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/28 19:49:41
九尾狐説話に稲荷が習合して玉藻稲荷として祭られたっつーだけの話じゃね
源九郎稲荷にしてもそうだけど、もともと非稲荷の狐説話を祭る際に○○稲荷として祀るのは定番だし
要するに元々稲荷神というのは、稲荷山の土地神であったのが、時代を経て眷属の狐と同一視されるようになり
ついには狐を指すかのようになり、稲荷山の土地に縛られなくなったということ
804:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/28 21:52:17
もう一辺言うけどダキニ天がベースというのは玉藻御前の事であって九尾のキツネ自体の事ではない。
(>>787,>>797参照)
だいたい玉藻御前にヘンシンするキツネは本来は二尾で、九尾のキツネになったのは江戸後期からと言われる。
妲己の話が付け加わったのも同様。この人は新参者w
現存の玉藻説話のイッチャン古いのは1400年頃。この話の原形は南北朝頃に形成されたと言われる。
つまりキツネの旅立ちはインドの斑足王からスタートする。そしてこの班足王のエピソードこそ
ダキニ天と玉藻御前をつなぐキーになっている。
その次の幽王のエピソードはお経由来の班足王と違い、史記由来なので仏教とは直接関係無い。
が、仏教伝来のお約束コースでもあり平家でも野干が化けたとあるので日印の繋ぎで入れたのだろう。
つづく・・・たぶん次回最終回。
805:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/28 21:54:42
↑間違いたい。(>>787,>>790参照)だったあ。
806:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/29 22:55:34
九尾の本スレはここですか?
807:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/31 00:08:59
玉藻御前がしょっぱなから九尾だったと思ってる人が多いようなんで、
最終回wの前に玉藻説話の歴史をちょこっと。
玉藻説話の原形はおそらくは南北朝頃に書かれたと思われ、
その要約であろう話が15C前期「神明鏡」に載っている。
丸ごとの物語で古いのは1470年写「玉藻前物語」。
この後15C末「殺生石」やその他に書き継がれ、
1653年「たまものさうし」で中世玉藻説話の完成形が出来上がる。
いずれもキツネのシッポは二尾か記述無いか。
キツネはインド・班足王→中国・幽王→日本・鳥羽院とワルサをする。妲己は出てこない。
「妲己は九尾の化けたのだって!」と言う話は平安後期に既に中国から入ってきているが(狐媚記)、
玉藻御前と九尾は中世では遂に結びつかなかったようだ。
しかし、「妲己って九尾か・・・褒姒もキツネだよな・・・同じキツネか!」と思うヤカラはいたに違いない。
実際いた。
江戸前期になると「簠簋内伝」や学者の著書で玉藻御前と九尾を結び付ける記述が出てくる。
そして1705年「通俗武王軍談」が大ヒットし妲己が広く庶民に知られるようになると
これを受け、恐らく18C後半に書かれた「三国悪狐伝」で九尾が妲己を引っさげて玉藻御前と合体する。
以降、二尾より九尾の方がインパクトが強いんで玉藻御前=九尾が定着する。
全然ちょこっとじゃない・・・
808:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/31 20:19:11
7月28日の夕方、馬頭さんお参りに行ったんだ。
晩飯食べたあと、なんかつかれたなぁと思って自分の部屋へ戻り
布団に横になった。べつに寝るつもりじゃなかったんだよ。
でも、いつの間にか眠っていた。そして奇妙な夢をみたんだ。
蛍か星の光みたいな小さいものがすぐ目の前にあって、
なぜかそれが死者の霊魂だと直感して、これはマズイぞと思い逃げようとする。
すると、その光の霊力に自分の身体が持ち上げられてスーと宙に浮いた感じ。
後ろへ押し戻されるんだ。その瞬間目が覚めた。
本当に不思議なのは目が覚めてからなんです。
部屋のカーテンを締め切っていたこともあり真っ暗だったのだけど、
その暗闇の中にキラキラした緑色の小さい蛾のようなものが飛んでいる。
とっても綺麗な光だったのだけど何かの虫かな(虫にしては変だな)と
思いつつ手で捕まえようとしたんだ。きっとこれが眠っている顔のまわりを
飛び回っていたので変な夢をみたに違いないと思った。その時は。
二回捕まえようとしたが捕まらなくて、何だこれは!と思いスタンドの明りをつけた。
明るくなった部屋の中をいつまで見ていても虫らしいものは見つからなかった。
時計を見ると午後9時50分だった。しかし、どう考えてもそんな光る虫がいるわけない
と考え込んでしまった。単に疲れていたから変なものが見えただけなのだろうか。
しかし、それではどうも納得がいかないのです。あまりに鮮明にリアルな体験ですから。
スレチな内容ですが、このスレには博識な方大勢おられますので、
なにかヒントが頂けるかもと思い書き込みました。
809:名無しさん@京都板じゃないよ
09/07/31 22:13:48
う~ん、スレチと言うよりもイタチのような気が・・・
たぶん心理学板とかで聞いた方が的確な解説を聞けると思う。
810:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/02 09:32:24
九尾というか多尾狐のバケモノというイメージ自体は
平安時代などにはすでに山海経などで広く知られた妖怪イメージですし
猫又のような多尾の妖怪動物というの自体はもっと古くからありますね
それがベースに玉藻説話ができているのでしょう
9尾に固定していくのはもっと後でしょうけどね。
811:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/02 09:41:59
>>804は玉藻御前説話を、ダキニ天信仰をベースに、日本でオリジナルに生まれたつってるわけですよね?
中国で先行する紂王説話と無関係に日本で平行してオリジナルに生まれたと。
これはどうかなあ~~~~
今昔物語集でもなんでもだけど、明らかに中国やインドにあるおとぎ話を日本ナイズしたとしか
考えられないような話がいっぱい伝わってるわけで
妲己になってないから、妲己説話と無関係に生まれた!つーのは無理があると思うよ。
両者は同じおとぎ話を起源とすると考えるのが普通じゃないかな。
812:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/03 20:49:17
>多尾狐のバケモノというイメージ・・・それがベースに玉藻説話ができているのでしょう
>(玉藻説話は)中国で先行する紂王説話と無関係に日本で平行してオリジナルに生まれたと?
まーだ誤解があるようだ。その二つは決して無関係というワケではない。
なぜなら日本人は文献で見る限りは、奈良以前はキツネにほとんど関心を示していない。
そしてキツネの説話が出てくるのは平安以降。中国の妖狐伝説とかが伝わってからだ。
つまり玉藻説話どころかダキニ(天)がキツネだという考え自体、中国のキツネ思想が基になっている。
キツネが人間の男と結婚したり、たぶらかしたりする話は平安時代にも多く作られた。
なのに何で中世になってキツネが天皇(上皇)に取って代わり、
この国の王になろうなどと、大それた事をする説話が出来たのかと。
自分はそう言っているワケなのだ。そしてそれにはダキニ天が関わってきていると。
繰り返すが、玉藻のキツネが「九尾→妲己→中国出身」という先入観があるから腑に落ちない。
本来の玉藻のキツネはインド出身だ(説話のストーリーでの事ね)。
そしてその斑足王のエピソードの元ネタにはキツネは出てこない。
つまり元々キツネの仕業ではなかった話を、日本でわざわざキツネの仕業に変えたと言うことだ。
うわ、チト長くなりすぎた(この話題も)。次回ガチで最終回。あと1回だユルセ。
813:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/03 20:57:59
↑「自分はそう言っているワケなのだ。」とエラソーなこと言ったけど、
何冊かの種本をひっくるめて要約してるだけねw
814:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/03 21:07:12
とりあえずもう参考書籍か研究レポートを紹介してくれよw
そんな下らない要約見せられるよりよっぽど意義あるから
815:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/04 09:29:32
北海道に北きつね牧場というのがあって、とっても可愛くてよいそうだぞ。
816:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/07 01:15:46
>>812
なんかもー言ってること無茶苦茶だな
>そしてキツネの説話が出てくるのは平安以降。中国の妖狐伝説とかが伝わってからだ。
…までは大筋ではいいだろう。日本神話にキツネはほとんど活躍しないからね。
けど、奈良時代には山海経なども伝わってるし、キツネが霊獣となるのは奈良時代であって平安以前だと思います。
奈良時代には既に活発に狐は説話に出てくる。
まあ中国のいろんな民間伝承が伝わっていろいろな日本のおとぎ話の類が生まれていったのは間違い無い。
…が、
>つまり玉藻説話どころかダキニ(天)がキツネだという考え自体、中国のキツネ思想が基になっている。
はいきなり意味不明。
玉藻説話が中国の妖狐説話、それも紂王説話とイコールであろうと認めるとして
なぜそこでダキニ天と狐の習合を中国にする?中国ではそんな習合思想は生まれてません。
日本でまずキツネを眷属とする稲荷神が成立既にし、それにダキニ天が習合というこれは文化で
日本で両者は習合しているのです。
キツネが化かすという思想の渡来と、ダキニ天が渡来して稲荷神と集合は時代的に全くかけ離れているわけで
それだけでもキミのその新説の論拠は全く説得力を持たないと思います。
817:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/07 01:26:04
>繰り返すが、玉藻のキツネが「九尾→妲己→中国出身」という先入観があるから腑に落ちない。
>本来の玉藻のキツネはインド出身だ(説話のストーリーでの事ね)。
>そしてその斑足王のエピソードの元ネタにはキツネは出てこない。
>つまり元々キツネの仕業ではなかった話を、日本でわざわざキツネの仕業に変えたと言うことだ。
無茶苦茶です。
あなたはこの説話をインド→日本であるとし、中国を経ていないとするわけですよね?
中国の妲己の紂王説話はこのインド由来の話とは別であり、2つのこの傾国の美女話があると仮定するわけだ。
が、普通はこれらは全て同じ説話のローカライズであろうというのが妥当な見解なわけです。
中国の説話をどける論拠はなんもないっしょ。
今昔物語集や日本霊異記には、明らかに仏教由来の説話が日本ローカライズされて多数収録されております。
ジャータカ的なインド由来の話が舞台を日本に移して書かれています。
奈良・平安時代に既にこれら説話はインド→中国→日本と伝播しているわけです。
玉藻説話も、インドから出ていることからも分かるとおり、明らかにこの系譜に属する説話です。
ダキニ天の信仰(稲荷神と集合した狐ダキニ天の成立)以前に遡る、ダキニ天とは全く無関係の
単なる舶来のおとぎ話というだけであって、紂王説話のローカライズであるというのが一般的な見方かと思います。
それを覆す根拠が何かあるのなら別ですが、どうも単に奈良時代・平安時代の民間説話をよく知らないだけのように見えます。
818:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/08 01:26:44
アタイこそが 400へと~
819:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/09 08:12:48
この九尾の狐は何?
709 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 09:43:40 ID:DVvqTvMti
自分九尾の狐ついてるけど
そのこのおかげで小学生位から大怪我しなくなったみたい
妖怪って言われてるけど、感謝してる
ペットというより大切な家族として見てる
血筋も少し関係してるみたい
820:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/09 08:24:39
>>819
本人に詳しく聞かないとサッパリ分りまへん。
821:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/09 23:08:51
オカルト板に行けってはなしでしょ。
自称チャネラーみたいなもん
822:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 00:53:18
うむ。ダラダラと続けるなと言う意見があったので、
一応反論だけ書いといて、後は種本を紹介して玉藻の話はヤメにしとく。
>>816
>奈良時代には既に活発に狐は説話に出てくる。
何に出てくるんだい?本邦のキツネ説話の初出は822年「日本霊異記」だが。
「古事記」にはキツネは出てこない。「日本書紀」には白狐の献上とかが2例あるだけ。
「万葉集」にはキツネの歌1種。「風土記」にもキツネの説話はない。
>なぜそこでダキニ天と狐の習合を中国にする?中国ではそんな習合思想は生まれてません。
8C初の唐の偽経「大仏頂首楞厳経」に「荼枳尼 狐魅鬼」と出てくる。
日本でもこれを受け9C中の安然「胎蔵界大法対受記」に「荼吉尼者叉津禰or乞津禰」とあり、
そして10C初の真寂「諸説記不同記」の荼吉尼の条で野干・狐と関係づけられている。
これが日本におけるダキニとキツネの習合の出発点と言われている。
これに対し、稲荷とキツネが関係づけられてるのは1052年「新猿楽記」で「稲荷山阿小町愛法」とあるのが初見。
しかしこの阿小町が後世のようにキツネ命婦を表しているのかは明確でない。
キツネとウカノミタマ神が関係づけられるのは1287年「御鎮座伝記」。
そして明確に稲荷とキツネが関係する資料は14C前半になる。
823:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 00:56:36
>>817
>あなたはこの説話をインド→日本であるとし、中国を経ていないとするわけですよね?
中国の妲己の紂王説話はこのインド由来の話とは別であり、2つのこの傾国の美女話があると仮定するわけだ。
斑足王の話がなに由来か解っていないようだ。お経だって書いたろ。
斑足王の話は「仁王経」に出てくる話なのだ。安部泰成がそう言っている。
(仁王経自体は中国で編纂された偽経だが、斑足王の話はインドのお経にも載ってる)
そこには華陽夫人など出てこない。斑足王の元の話は「傾国の美女」なんかじゃない。
それは即位勧請に関する話なのだ。その本尊は「墓場に住む大黒天神」
玉藻説話ではこれがキツネにされている。墓場、大黒天、キツネ、即位勧請・・・
お約束通りここでやめておく。続きは下の本読んでちょ。
>>814
種本「近世文学と漢文学」←主に近世の玉藻説話の変容。
「狐の日本史」←中世の玉藻説話の変容。
「湯屋の皇后」←直接引用はしてない。
「大黒天変容」←基本種本。スゴイ本。
「日本秘教全書」←即位勧請について。
流石に長文続きで引き過ぎた。悪い。
824:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 01:26:10
荼枳尼天と狐の結びつきの方がウカノミタマ神より先だったのか
知らなんだ・・。
825:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 02:41:22
あくまで文献上の話ね。
仏教と違って平安時代の稲荷に関する史料はあんまり残ってない。
同じぐらいの可能性もある。
826:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 03:40:08
>>822
キミも言うように日本霊異記にはもう狐の説話はあるじゃん。
それと記紀に狐が出ないということと、無関係でしょ。
「それ日本神話にインドの説話が入ってない!」つってるだけで、なにそれ。
年代区分の概念がキミには無いのか?
で、日本における狐ダキニ天信仰成立ののちに玉藻説話ができたのであって、
紂王説話は無関係ってのがキミの主張かと思うが、変。
それ以前に妖狐のイメージは明らかに伝わっている。
日本霊異記をキミは出したけど、奈良時代に既に山海経の写本が発見されており
九尾狐は既に造形としてイメージは伝わっている。
ダキニ天が狐の化身とされる信仰は平安末期~室町にかけた期間に作られたものであるが、
明らかにそれに先んじて妖狐の思想はある。
『日本霊異記』は奈良時代の仏教説話を集めた本ですが、この中にインドや中国由来の話がたくさん収録されており
その中に狐が霊獣という思想が既にあるわけです。
陰陽道周辺では特に狐は化かすものという思想が深まります。信太狐の話などもそうです。
先行して狐信仰がまずあり、仏教説話として数々のインドや中国由来のお話が伝わっていることも今昔物語集や日本霊異記はじめとして
数々の文献からも明らかです。正倉院の宝物を見て、聖徳太子の出世話にみるキリスト話の取り込みなど見ても分かるように
文化はいっぱい伝わっているのです。妲己の紂王説話なんておいしい話が伝わってないわけないだろう。
密教勢力と稲荷信仰が習合したダキニ天の信仰が玉藻説話を生んだのではなく、妲己の紂王説話のローカライズとして玉藻説話があるのです。
ダキニのダの字も話に出てこないじゃないですか。
結局これを関連付ける根拠が皆無なので、単なる思い込みとしか言えません
827:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 03:53:31
>>822
>8C初の唐の偽経「大仏頂首楞厳経」に「荼枳尼 狐魅鬼」と出てくる。
ちょっと言い方が悪かったね。ダキニ天と稲荷神の集合のような、ダーキニー自体が狐神という発想は日本の思想でしょう。
墓場を荒らす野干と死を好むダーキニーを関連付け、野干をダーキニーの眷属とする思想はインドに遡るものですが
ダーキニー自体がキツネの化身という発想は、日本の稲荷神との習合を通して生まれたものです。
玉藻説話の場合、キツネ自体が化かす話で、これをダーキニーとするには
ダーキニー自体がキツネという思想が必要ですが、これは中国にもインドにもありません。
もっと日本であとの時代になって生まれてくるビジュアルイメージです。
>稲荷とキツネが関係づけられてるのは1052年「新猿楽記」で「稲荷山阿小町愛法」とあるのが初見。
稲荷神はそもそも単に稲荷山を御神体とする信仰ですから、キツネは山の御使いかもしれないが、キツネという独立した神でなく
あくまで稲荷山というローカルな霊山自体の神格化です。
キツネ信仰の起源が稲荷神とでも思っているのでしょうか?
ずっと先行する日本霊異記などに稲荷神とは無関係に既にキツネの霊獣化は見られるわけです。
日本霊異記の狐女房の話など。狐が化けた女に見入られた男が、女を忘れられないといったような話です。
こういう狐のイメージは既に稲荷神が狐を眷属とする以前からあるもので、
玉藻説話の狐が化けた妃が天皇を見入らせてしまうという話は、むしろこちらの系譜でしょう。
ダキニ天が入り込む余地は、特に無いと思います。
「狐の嫁が男をたぶらかす」
これは狐となった稲荷神がダーキニーと習合する時代や。ダキニ天信仰が盛んになるより
ずっと以前からあるベーシックなものにすぎんよ。無理矢理こじつけすぎだろう。
828:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 16:28:35
だから玉藻説話も中国の妖狐思想が基になってるってとっくに言ってるワケだが。
こっちは文献や元ネタをいちいち上げているのに頭の中だけで簡単に否定されては少々不公平だ。
疲れたから種本から引用してジエンドにする。>>814よ許せ!
「大黒天変相」弥永信美(仏教学者)より
・・・ダキニは単なる人食いの女鬼ではなく「ダキニ天」と呼ばれて、
中世の天皇の即位式の一環となった即位勧請の本尊とされるまでに神界の位階を上り詰めていく。
「渓嵐拾葉集」の「ダキニ天法」に、その即位勧請について述べた中で、
<仁王経の「もって塚神を祀る」事、深くこれを思うべし。>
と書いた一節は、前に見た「仁王経」の斑足王説話の中の1行「もって塚間のマカキャラ大黒天神を祀る」を
直接参照したものである。
「仁王経」の説話では、斑足王が即位の勧請を受けようとするときに、外道の師が「千人の王の頭を取って、
墓場に住むマカキャラ・大黒天神にそれを捧げて祀れば自ずから王位に就くことが出来る」と教えたのだった。
先に触れた玉藻前の物語では、才色兼備の遊女、玉藻前が鳥羽院に取り入って寵愛を一身に集め、遂に契り
を結ぶと、院は程なくして病にかかり、徐々に垂迹していく。驚いた側近が陰陽頭、安部泰成に占わせると、
泰成は化女の正体を見破り、「玉藻前とは実は下野国那須野に住む8100歳を経た、その長さは7尺、尾は2つ
という大狐が変化したモノだという。・・・もっとも、この狐の誕生の地は日本ではなく、天竺であった」
泰成によれば、この狐は「仁王経」に説く斑足王の物語に現れた外道の「塚の神」に他ならないという。
すなわち、日本の王権を脅かす恐るべき妖女、玉藻前とは、「塚間のマカキャラ大黒天神」の化身、
あるいはむしろ、この「大黒天神」に同定されたダキニ天~妖狐の化身だったと言うのである。
ダキニは、王権転覆を企図するほどの、あるいは王権を操るほどの強大な媚魅力・呪術力の持ち主である、
であるからこそ、日本の王権はダキニの力によって聖なるものとされる、と言う逆説が、ダキニ天を本尊とする
即位勧請を成り立たせた前提であり、そのことをはしなくも露呈させるのが玉藻前の物語だったのである。
829:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 18:05:27
結局なんも根拠は無いんですか?
830:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 18:08:32
>すなわち、日本の王権を脅かす恐るべき妖女、玉藻前とは、「塚間のマカキャラ大黒天神」の化身、
>あるいはむしろ、この「大黒天神」に同定されたダキニ天~妖狐の化身だったと言うのである。
いやだからそれ、狐ダキニ天が稲荷神と習合して信仰が始まってのちに、九尾狐話と習合がなされたというもので
時系列が逆だろう。ダキニが九尾狐の元というのは意味わからん。
信仰発生の時系列を全く無視してると思うよ。
831:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 20:23:36
疑問はあるかも知れんが>>814の言うとおりネタ本は紹介した。
あとは紹介した本を読んでくれ。
>>829
じゃあ「野干をダーキニーの眷属とする思想はインドに遡るものですが」
についての根拠を示してくれないか?
wikiでは根拠にはならないぞ。wiki自体が根拠書いてないんだから。
832:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/10 23:30:29
狐が化けた嫁の話は先行して普通によくあるはなしだからねー
荼枳尼天の信仰より前からある説話の類型では
833:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/11 23:39:24
ダキニ天の狐ってバター狐?
834:名無しさん@京都板じゃないよ
09/08/12 14:34:19
インドの方では火葬の際、バターの固まりやバター油で燃えやすくするようだから
ダキニ天もバターは好きかも知れない。