09/12/27 02:19:51
>>462
日々の三座の勤行は、それぞれ内容が違ってまして。
朝座(六時乃至六時半・開堂時)は「法華懺法」といって、
法華経の安楽行品の読誦を中心に、
敬礼、十法念仏などで諸仏を拝み、懺悔、滅罪を祈る。
それに加えて観音経。
日中座(昼座:十時)は、観音供、密供で、
本尊の御供養、御祈祷。加えて観音経。
夕座(午後二時)は「例時作法」といって、
阿弥陀経の読誦を中心に、御念仏をなどを行う勤行。
阿弥陀様(観音様は阿弥陀様の脇侍でもある)という
ことでわかるように、主に回向を主旨とするもの。
加えて、観音経。
ということで、本尊供ということであれば昼座がよいかと。
滅罪、懺悔、自行なら朝座、先亡回向なら夕座がよい、
ということになりましょうか。