08/10/26 07:05:38
今朝のバカでない方々への一言
大師信仰に思う
大師信仰の効果は霊的障害に対する救済に代表される。
仏信仰と大師信仰の大きな違いは信仰対象が仏であるか、力のある(法力)ヒトの霊に救済を
求めるかの違いだが、すがり易さには大きな違いがある。
仏にすがる場合はそれなりの修行をして仏に通じる法力を高めなくてはならなく、困難な事は
言うまでも無い。
僧侶は宗教のプロであるのだから、当然のごとくに過酷な修行をして法力を高め、仏と衆生と
の仲立ちをする事が大きな使命と考える。
加行(僧侶になるための基本的な修行)を終えただけでは供養はおろか祈願も仏に通じる
法力が無いのだから形式的お参りになってしまう。
残念ながらそのような力量の僧侶がほとんどである実状は非常に憂いなければならない
のが、衆生に理解周知されていないのである。
法力の無い僧侶が使う手段は、引導から悪魔祓いまで弘法大師に委ねるところにある。
信者がそうするのは分るが、卑しくも職業として宗教に携わるものがそれでは何の為の
修行か分らなくなってくる。
弘法大師にお願いする事は非常に通じやすい事は事実だが、それはヒトとヒトとの霊的
波動が同じグループ内の波動だからで、仏のそれとは明らかに異なり、その波動を仏に
あわてる為に修行を必要とするのだ。
この大師信仰と同じカラクリを使い教団を打ち立てたところが有る。