古神道VS現代神道 2at KYOTO
古神道VS現代神道 2 - 暇つぶし2ch337:名無しさん@京都板じゃないよ
08/12/01 10:08:37
タイラーのアニミズムの定義によれば神道はれっきとしたアニミズムです。
あらゆるものに心霊(精霊と呼んでも神と呼んでも同じです)が宿る、という考えです。
神社のご神体は様々ですが、ご神体は神が宿る場だからこそ神聖なのです。
ただいつもそこに宿っているかというとそうではなく、祭司の時だけ宿るというのが
原初の信仰でした。
仏教が伝来するとその影響で、神は常住すると考えられるようになりました。
詳しくは神社の成立史など調べてみて下さい。

あと神道の場合、一般に「森羅万象に神が宿る」といわれますが
必ずしもそうではなく、限定されます。
たとえば植物にしても特定の植物のみが御神木になります。
雑草は神のよりしろとは見なされません。
動物でもアイヌと違い熊の神やネズミなどの小動物、
魚や虫の神も居ません。
石でも特別な岩のみが磐座になります。
自然現象でも雷は神でも雪や雹は神と見なされません。
地震や竜巻の神も居ません。
そういう意味では必ずしも汎神論ではない。


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