08/03/05 00:42:50
妙法蓮華経 譬喩品
「今この三界は皆これ我が有なり。その中の衆生はことごとく これ我が子なり。しかも今この処は
もろもろの患難多し、唯われ一人のみ能く救護をなすなり。(三界=一切の世界)
日蓮聖人御遺文(諸法実相抄、一ノ谷抄)
「日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか、地涌の菩薩にさだまりなば釈尊の久遠の弟子たること
疑わんや」(久遠=永遠の過去)
「法華経に背き、釈迦仏を捨つるが故に、後生は必ず無間地獄に堕ちんことはさておきぬ、今生にも
大難に値ふべし」
釈迦牟尼仏は一切の人々を救わんと教えを説かれました。もし、私たちがその教えを求め実践しようとする
ならば、即ちお釈迦様の弟子(菩薩)になるわけです。日蓮聖人も、信徒さんも、他宗の方々も皆、釈迦牟
尼仏のお弟子なのです。また常識的に、お釈迦様に縁のない方々を仏教徒とは言いません。日蓮聖人は、
一切は教主釈迦牟尼仏の慈悲による教えであり、この恩を絶対に忘れることはあってはならぬと、生涯を
賭して訴えられたお方です。