09/08/01 16:44:58
レスありがとうございます、194さん
日本では聖徳太子の時代から、常に仏教は権力者(天皇・貴族・武士・豪商・豪農)
に保護されてきた歴史があるから、戦後、アメリカが指導した貴族階級の廃止・財閥
解体・農地解放が仏教(も含めた宗教)にとっては大打撃だったんですね。
ま、アメリカを恨んでも解決にはならないのでどう対応するかですけど、キリスト教
の旧約聖書には収入の1割を寄付せよとの律法があるとか・・・。仏教にもそういう教え
があったら良かったのに。昔は「見栄や外聞」をみんな気にしましたから、周囲より
少ないと恥ずかしいからと、少々無理してでも寄付する人はいたけど、今はそんな
ことありませんから。
檀家さんとの接点を増やすのって難しいですよね。
「住宅事情の問題で棚経や仏壇への月参りは遠慮します」って檀家さんも増えている
んじゃなですか?住宅事情じゃなくて、経済事情(毎月のお布施)の問題かも知れま
せんが・・・。
盆と正月の墓参りしか顔を合わせないってことでは、ますます疎遠になります。
月1回来て貰うのを目標にするとして、月例護摩とか、他の人が書かれているように
写経会とかは定番ですね。やはり人に足を運んでもらおうと思ったら、先祖供養よりも
ご利益を売り物にしないと難しいと思いますよ。もちろん、先祖供養することでご先祖
があなたを守ってくれて開運!ってこともあるでしょうけど、ちょっと回りくどいです。
残念ながら、定期的に人が集められて、仏教にのっとった行事の新しいアイデアは
すぐに思いつかないです。
私の知っているお寺では月例護摩の時、子供向けにスタンプカードを発行しています。
お下がりにも子供向けのお菓子(チョコレートなど)を用意してあります。
スタンプカードが一杯になると、輪袈裟などがもらえるそうです。
子供が輪袈裟を喜ぶかどうか疑問ですが・・・。
いづれにしても、将来につなげるために子供に来てもらえる工夫と、何度も来て貰える
仕組みは必要だと思います。