真言宗醍醐派について  第陸座 at KYOTO
真言宗醍醐派について  第陸座 - 暇つぶし2ch583:ランボー法師 ◆uIU6J7Th0Y
07/09/09 06:11:23
早朝寺子屋
 伯母の一人は、数年前に伯父が死に何度かお参りに行きました。
そこのご本尊のお釈迦様の像は開眼されていなかったので、入魂してお参りしてきたのです。
しかし、このような態度をとった、伯母のところに私がお招きしたお釈迦様に、いらしていただく
わけにはいかないと考え、お釈迦様に戻っていただくことにしました。
護摩堂の禮盤(お参りするときに座る一尺程の高さの台)に座り、撥遣(仏様の魂を抜くこと。
一度行くと、その場所に行かずともできる。)作法をしました。終わって仏様を見上げたところ
如来様(ただ如来様といったときは、大日如来をいいます。)がほほ笑んでおられました。
あのような考えの人のところにいるのは、おいやなんだなーと、しみじみ感じました。
その後、二人の家の先祖霊を呼び、ことの次第を話して、お釈迦様にお帰りいただいたことを
告げました。また、私の家族に手をだしたら、たたき切ると告げ、伯母達が仏様にお詫びに
来るならば、ゆるしてあげようと話、返しました。
 その夜のことです。伯父を亡した伯母が祖母の家(長男がいる)に来て「あの子(私のこと)が
私を呪っている。恐ろしくて家にいることができない。
仏壇の戸はバタバタ動くし、部屋の中はいくら火を焚いても寒いし、なんせ恐ろしいから泊てほしい。」
幾日か泊ったが「坊さんが人を呪うことはないだろう。気のせいだろうから帰りな。」と伯父から
いわれ、しぶしぶ帰った。せっかくお釈迦様がいらして、お仏壇の中が明るくなったのに、
突然もとの暗闇になったのだから、先祖のほうは伯母以上の戸惑いだったでしょう。
伯母達は自分の過ちに気がついて辛い懴悔行をしなくては、死んだとき成仏とほど遠い人となるでしょう。
 如来様はよく「人間とは、勝手な者よのうー」と時々おっしゃいます。
この世は修行の場、悪因縁を深めることは、避けたいものです。




次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch