07/08/27 08:50:17
早朝寺子屋
憑依と霊障
一九九四年十一月 新聞の広告欄に「薔薇の素顔」という映画の宣伝広告が載っていた。
サブタイトルに「私の中の 他人 は殺人者かもしれない」とあった。解説には、「心の中に、
いくつもの人格を持ち、違う人格が次々と姿をあらわす。しかし、その分裂に気付かない者もいる。
この症状を多重人格という。」と・・・この広告を見たとき、以前ある本でアメリカの精神学者が
「ある精神病の患者は十二人の人の真似をし、朝は芸術家の真似をし、昼は政治家の真似そして
夕方になると途方もない暴れ者となる。しかし毎日一定ではなく、日によって、違うことがある。
しかもその真似は真にせまっており、どんな役者でも真似ができるレベルではない。
人が入れ替わっているようだ。これは正に複数の人格を持っているようだ。」と言っており、
またこの学者は「精神分裂症」と診断している。
此のような症状を学者や医者は精神分裂症というが、それを治す術を持たない。
私は精神分裂症と呼ばず、憑依現象と呼ぶ。なぜなら本人でない人格を現している時、
除霊をすると、たちどころに元の人格に戻る。此のメカニズムは、この患者に霊が入り本人の心は、
おなかのほうに押し下げられ、この人の体は入った霊に支配される。その状態を本人は
朧げながらしか分からず、自分はおなかの方にいて上の方で何かやっているのだなあ、
と言うぐらいの自覚しかない。だから、いろいろな人の霊が入れ替わり立ち代わりはいると、
多重人格精神分裂症と言うことになる。この症状になる者は、そう多くはないが、いずれも、
高度の霊感の持ち主である。テレビなどで、霊能者が突然声も語り方も変わってしまうことが
あるが、それとおなじである。ただ違うことは、
霊能者の場合は、話終わると霊は離れてゆき元の人格に戻るが、患者の場合なかなか抜けず、
抜けても又はいられる。これを繰り返すと間違いなく寿命が縮まる。この患者を治すには除霊を
すると共に、本人にも霊的に強くなるため、特殊なトレーニングが必要です。このような方々だけ
でなく、それ以外にもこのトレーニングをしている人がいます。
次の早朝寺子屋その一例を述べることにしましょう。