07/09/05 09:49:28
>>524
また好き勝手に書き散らした挙句、誰一人返答できないと豪語しているようだが、そうはいかない(笑)。
流水灌頂について、先ずはこの判例を参照してもらう。
これは私たちが真言教学に一層忠実であることを求めるものとして受け止めるべきだ。
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ランボー法師の秘法とは、
『流れ灌頂(=川施餓鬼)の祈りを通じて阿弥陀如来・諸仏諸菩薩によって
浄土蓮華の台(うてな)に亡者を引率して頂き、(声明の)前後讃を唱えて
般若理趣経を懇ろにあげてする追善供養法』と意訳することが出来よう。
実は、引導作法や追善供養作法は、師伝によるところが大きい。これを儀軌が
精緻に定めているかと言えば、答えはノーだ。
寧ろ、ランボー法師のそれは修験作法の発想と近いとの印象だ。若しこれを
宗祖大師以来の真言嫡嫡の秘法と言うならば、
『どちらの大徳が伝授したのか』について回答してもらいたいものだ。
この質問は決して嫌味の趣旨ではない。今述べたとおり、そもそも真言密教に
おいては、亡者得脱の祈りは、後世の要請から歴代法匠が都度編纂してこられた
とするのが正確な理解となるからだ。
今から百年くらい前ならば、『二束のワラジを履くな』と大喝するものが、
葬送儀礼のそれであったことを知れば、このようにして豪語する態度が如何に
卑しいものかは直ぐに了知されよう。