07/08/26 07:00:31
早朝寺子屋
輪廻転生
ここまで読まれた方には、もう輪廻転生(サンサーラ)についてお分かりでしょうが、
もうすこし考えてみることにしましょう。
輪廻転生を繰り返している、チベットの ダライ・ラマの話は有名です。
つい最近もパンチェン・ラマについて報じられました。ダライ・ラマは、長い間チベットを
支配し、パンチェン・ラマはダライ・ラマの学問の師で、共にそれぞれの役目を果たすことに
よって、あの広大なチベットが成り立っている。
ラマが死ぬと四十九日の間お経を唱えながら、四十九日が過ぎたなら直ちに転生するように、
何度もいい聞かされ転生の責務をしっかりと魂の心に植え付けられる。そして生まれ
変わったと思われる時にラマ僧の霊視によって、あの広いチベットのなかから
探しだされるのである。そしてラマの魂はチベットを支配し続けるのである。
ラマの転生が無ければ、今のチベットはありえないのです。