09/10/20 21:31:38
★中川氏の演説
人権擁護法案をめぐって、不思議に感ずることが二つあります。
人権は戦後に勝ちとられたものです。真の人権は保障されなければなりません。
本当に人権侵害があれば、それに対する「処罰」というものがあります。
日本の法体系では、罰は大きく三つに分けられます。
①刑事罰、②民事上の損害賠償、③行政罰(経済行為などによる罰則)です。
人権を侵害したとしたら重大な犯罪、権利の侵害です。
ところが、なぜか今回この法案に関しては、刑事をすり抜けて法律を作ろうとしています。
それが不思議で胡散臭さを感じます。
この点を法務省の「人権擁護局」に、何故警察とか刑事という分野の関係者を入れないのか、
としつこく聞きましたが、答えはしどろもどろで、敢えて刑事局をいれさせたくないという
何かの思いがあると確信しました。 都合が悪いのだと思います。
今回、もう一つ不可解なのは、人権擁護法案に関する私の意見に対して、お前の考えはおかしい
という反対のメールが一件もないことです。
「人権擁護法案に賛成してくれ、この件についての、お前の考えはおかしい。」そういうメールが
ないのです。
いつも、私のいろいろの意見に対しては、お叱りを受けるメールも沢山戴くのですが、これに
関しては激励メールしかない。 それがなんとなく不健全だなと思っています。
あえて言うと、これは、この法案ができると、どうせ私とか平沼先生とか多くの議員
また、この壇上の先生がたは三日か一週間で政治生命を終らせてしまう、という
話をする人もいるそうですが、どうせ居なくなる連中だから、余計なメールは
出さないでおこう、ということかなと疑ってしまうのです。
現在、この法案に対する審議、手続きが私どもの目に見えない所で進んでいる
気が致します。