07/08/01 22:42:17
ありがとうございます。
2ちゃんねるという場所がふさわしいのかどうかわかりませんが、
私どもの、先代の御導師のことを少し御披露させていただきます。
先代御導師の奥様がお書きになられた、文をタイプさせてもらいます。
昭和二十五年三月ジェーン台風で潰れかけた家を、今は亡きお父様が買われ
「今日からここで弘通するように」と云われました。当時向日市は人口が六千
あるなしの村で、回りは田畑ばかりの田舎でした。家からは阪急はもちろんJR
の電車さえ見えていました。
僅か二十二歳で右を見ても、左を見ても知った人もなく、何も解らない知らぬ
土地でのご弘通は並大抵ではなかったと存じます。土地持ちの人が多く、入り人
と云う事で道を歩けば近所の人からは、聞こえよがしに悪口を言われたり、
あるときは呼び鈴がなるので出てみますと、人の姿はなく、泥の付いた田んぼの
草が引き抜いて玄関の畳の上に投げ込まれていたりして、又呼び鈴をナイフで
切断してあったり、自転車で走っていますと、前方を塞がれたり、ある時はお昼に
しようとお弁当を開けると中へ土を入れられたり、それはもう今では考えられない
ほどの迫害を受けました。悔しくて幾度かフトンをかぶって泣いたとか・・・・・・
ただひたすら御題目のみの日々でした。