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長松清風(1817-90)は、京都の商家に生れ、30歳前の若さで、
ひとかどの学者として知られ、歌人、書家としても一家を成していた。
しかし人生への深い懐疑から仏道へと志し、幕末の1857年(安政4
年)、京都で華洛本門佛立講を開き民衆仏教の唱導者となった。
日蓮、日隆の正統をつぐ後継者という自負が、形骸化した寺院
仏教と僧侶に対する鋭い折伏という行動につながり、数々の怨
嫉迫害を招いたが、清風はその苦難を喜ぶ歌を多く詠んでいる。
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「日扇さん」
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