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(>>207の続き)
それと同じ経験が浄土真宗大谷派であった。それは真宗大谷派の元宗務総長の差別発言だった。
この人はいうなれば真宗大谷派のオーソリティー。学問的にも深い造詣がある。その人がある講演会
の席上で
「このごろ、同和問題だとか靖国問題だとか、いろいろ言う者がおるが、わしは忙しくて靖国も同和も
へったくれもない。それよりは自分の人生というものがどこから来たか。どこへ行くか。そこを考えねば
いかん。今しばらくは清沢満之先生の教えられたところを追求したい。そこを学ぶために自分は力をつ
くしたい」
と話した。解放同盟中央本部へおいでいただいて追及したことがある。当初、その方は弁解じみたこと
を言っていた。私は曹洞宗のことを思い出して、その元宗務総長で一大権威者であるその人に
「言わせてもらいますと、あなたは親鸞聖人という鏡の前に立って、あなたのはらわたを割って出して
親鸞聖人に見てもらって、それは通用しますか? どうなんですか?」
と。そうしたら、はっと宗教的に立ち帰った。