07/05/26 22:10:05
小森龍邦氏の発題要約
宗教的次元への立ち帰り
私と宗教界との関係は、部落解放運動の第一線に立たせていただいて、密度が濃くなった。
アメリカのプリンストンの第3回世界宗教者平和会議において、曹洞宗の宗務総長、全日本仏教会の
理事長が発言されたことにつきまして、私は5回目の糾弾会に出席した。
宗門の方は最終的には、その本質・本筋というものを聞き取っていただいたと理解している。私が確認
糾弾会で言ったのは
「そういう発言は、宗祖道元禅師と同席した場所とか、道元禅師の面前であったらそんな発言はできる
だろうか?」
という問いかけだった。そこから、弁解じみた対応が、にわかに宗教的次元に曹洞宗の宗門側が立ち
帰った。
(続く)