天才についてat KYOTO
天才について - 暇つぶし2ch150:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/04 01:54:53
十字架にでもかかって復活してみせれば"宗教的天才"でっか?

151:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/04 04:17:45
M's officeのデザイン天才!!!ホトケサマー
  ∧_∧    ∧_∧   ∧_∧
 ( ・∀・) ドキ( ・∀・ )ドキ(・∀・ )
 ( ∪ ∪   .(∪ ∪ )   ∪ ∪ )


152:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/04 14:46:25
ここまで読んだ。

=============私専用しおり=============

153:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/04 15:00:48
・・・・・(°□°;

154:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/06 21:20:07
            |    ||  
            |    ||
            |    || \ アンアン / 
      シュッ       |    ||          \ ギシギシ /      
        シュッ     |    ||   V
______ ( 'A`)[  ||  [ □]    ('A` )=)
         (ヽ♂彡\ .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ヽ)/ ))
 V       」 」 ",   ||          「「/~/
[ □]    ヽ~/        ||    
      [二二]

欺かれるのではない、われみずからを欺くのである
byゲーテ

155:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/07 17:51:15

       |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
   /  .`´  \
     ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (・∀・∩<要するに利己性が終われば、おkか。
    (つ  丿 \_________
    ⊂_ ノ
      (_)


156:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/08 19:38:52
   ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒) あばばばばばば
  /⌒) (゚)   (゚) | .|
 / /   ( _●_)  ミ/    ∩―-、
.(  ヽ  |∪|  /    / (゚) 、_ `ヽ
 \    ヽノ /      /  ( ●  (゚) |つ
  /      /      | /(入__ノ   ミ   あばばっあびゃばびゃばば
 |       /       、 (_/    ノ
 |  /\ \       \___ ノ゙ ─ー
 | /    )  )       \       _
 ∪    (  \        \     \
       \_)

恋愛とは二人で愚かになることだ。
               ポール・ヴァレリー    byコピペ

157:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/10 05:43:09
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ●)(●)            核戦争にならなかったのは、幸運だったからにすぎない
. |     (__人__) 
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }  ミ        ピコッ                   マクナマラ
.  ヽ        } ミ  /\  ,☆____
   ヽ     ノ    \  \ /     \
   /    く  \.  /\/ ⌒   ⌒ \
   |     `ー一⌒)  /   (●)  (●)  \
    |    i´ ̄ ̄ ̄ \ |      (__人__)     |
               \_   ` ⌒´    /
                /          \


158:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/11 05:39:19
   ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)
  /⌒)██████ | .|
 / /   ( _●_)  ミ/
.(  ヽ  |∪|  /
 \    ヽノ /     
  /      /
 |  ░▓▒  /
 | ░▓▒\ \
 | /     )  )
 ∪     (  \
        \_)

世界史とは、自由の意識の進歩以外のなにものでもない。

ヘーゲル (1770-1831)

159:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/12 07:43:10
  ∧,,∧
 (;`・ω・)  。・゚・⌒) チャーハン作るよ!!
 /   o━ヽニニフ))
 しー-J

        アッ! 。・゚・
  ∧,,∧ て     。・゚・。・゚・
 (; ´゚ω゚)て   //
 /   o━ヽニニフ
 しー-J    彡

    ∧,,∧    ショボーン
   ( ´・ω・)
  c(,_U_U      ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・
     ━ヽニニフ
  
    手は外部に出た脳である。 - カント

160:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/12 18:24:51

大学は天才を嫌う、修学院は聖者を嫌うように  ― エマーソン

161:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/14 21:55:18

           |
       \  __  /
       _ (m) _ピコン
          |ミ|
       /  `´  \
         ∧ ∧
        (・∀ ・)
        ノ(  )ヽ
         <  >



       \     /
       _ `゙`・;`' _バチューン
          `゙`・;`
        /  `´  \
         ∧ ∧
        (・∀ ・)
        ノ(  )ヽ
         <  >


         ∧ ∧
        (・∀ ・) <何だっけ
        ノ(  )ヽ
         <  >

162:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/15 03:16:06
   |
   ∧
   ∪

      /⌒ヽ
      (ω^   ) じゃ、また。いずれあの世で会えるんだから
      ∪   |
       |   )
      .∪ ∪


 ゙"  "''"  "゙"  ゙"/::ヽ____ ヾ"  ''゙"  ゙
 ゙" ゙"  "  ゙"'' ゙" |ヽ/::Boon    ヾ''" "゙"  "'' ゙"゙"
゙"  ゙'"  "゙"   ゙" .|:: |:::  /⌒ヽ  .| ゙"''  ゙"゙"  ゙"  ''゙"  ゙''"
  ゙" ゙  ゙"  ゙"''  |:: l:二( ^ω^)二|゙''" "゙"  "''" "゙"  ゙"'' ゙
 ゙"  ゙"   "゙" ゙"|: :| |    / :  .|  ''゙"  ゙"゙''""゙"'""゙"  ゙"  
゙"  ゙"  ゙""'"Wv,_|:: l In This Grave|、wW"゙"  "''" "゙" ゙"  ゙"''
゙" ゙"''"  ".wWWlヽ::'ヽ|:::::_::______:_|::\W/ ゙"゙''"""''""゙""
"'' ゙"''"゙"  V/Wヽ`―――――lV/W  "''"  ゙" ゙"'
゙""'  ゙"''"  "゙"WW''――――wwww'  ゙"゙''""゙"  "゙
゙"''"  "゙" ゙";;  ;; ;;;:: ;; ;;;:: ::: ::;; ;;;;; ;;;:: ;; ;;;:: :::::;;;;;;; ;;;゙"'' ゙"
    マーク・トウェイン(最後の言葉)

163:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/18 08:28:18
人類みな兄弟"という考えは、我々の最も尊い財産だ。
しかし、ただそれだけのこと。 マーク・トウェイン

164:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/24 20:05:27
                 __|__     -┼-
         七_      ,-|ナ、     ,.-┼ト、
   あ   (乂 )    し'ヽ ノ   ヽ__レ ノ
 小←───────→大

 薄
 ↑米米米米米米米 : : : : : : : : : : : : : : :
 |髟髟髟髟髟髟髟 :..:..:..:..:..:..:.:..:..:..:..:.:..:
 |面面面面面面面 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:
 |鼎鼎鼎鼎鼎鼎鼎 :.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:::
 |蠻蠻蠻蠻蠻蠻蠻 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 |鬣鬣鬣鬣鬣鬣鬣 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 |麌麌麌麌麌麌麌 ;:;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::
 |黌黌黌黌黌黌黌 :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:
 |鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱 ;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;
 ↓黼黼黼黼黼黼黼 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 濃



      万物の尺度は人間である    byプロタゴラス


165:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/27 04:04:33
              きんとうん~
                    ∧_∧
                   (・∀・ )
             __ノ"´⌒``'‐.、⊂ )
            (   `:::::::    ``'‐.、 ('⌒;;:
             )      ... ノ __ノ 丿ノ
             、..__,,.;:--'`'‐.、_,,.;:''"   
         ('⌒;;:


166:名無しさん@京都板じゃないよ
07/07/30 04:30:58

【前回選挙前】
    , - ,----、
   (U(    )  サラリーマン大増税は行いません!
   | |∨T∨   郵政民営化だけで全て解決です!
   (__)_)    どうか自民党に投票お願いします。
          ↓
  【選挙勝利2日後】
   ↓自民党
   ∧_∧   サラリーマン大増税するのなんて解ってただろw
  ( ´∀`)   勝っちまえばこっちのもんwww口約なんて破る為にあるんだよ!w
  (   /,⌒l     ギリギリまで税金絞り取ってやるからしっかり払えよ底辺どもwwwww      
  | /`(_)∧_0.        
  (__)(´∀`; )⊃⌒⊃  ←国民
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「信頼はどこまでも専制の親である。自由な政府は信頼ではなく猜疑に基づいて建設される」
トーマス・ジェファーソン(1743~1826)


167:名無しさん@京都板じゃないよ
07/08/06 12:22:12

             自分の胸に聞いてみろ
    / /      _ l   // l  /!      | l:.     |:.  |
     / :l     fヽ|´ヽ   レ/! / !       l l::..     |:.  /
     ! .:|     _ノ l_. } /  ! / !       | l:.:.    l:、:./
     !:/|  ,ィ/  ノ   |,`ニゝ、,!_l /´}      _!;!L:.   |´ }、 _ _ ノ
     l! ! /〈  l   !{::. (.・)ン|`ノ  く_,,rイ・リ llヽ!:.   l~ /   <_ .ノ
      ! |ヽ _l  l!   ヾゝ、_/´ l:!/  ^  ´、、_~´__リィ|::.  |/:.......   ../
        |:.:ヽ!ハ |!ヽ  l! /   / `)==(´  `    l:.:.: ム\:.:.:.:.≦´
      /;l:.:.| l! ヽl! ト、 |!´   /‐''´    ` ー‐‐''´|:.:.:.:./;;;;`ヾ\:.:. \_,.
    /l;;;;;;!:.|;;!;} ! l!  |!  f::.     j          l:.:.:./;;;;;;;l;;;ノ;;;;;`ヽ┌'´、
  /;;;;;;l;;;;;;;;|:l;;;;;|   !  l!  }::  ,__,. -_─_、    l:.:./ニ;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;);;;;;;;;\
 ;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;!!;;;;;|     !  |:  {、二___ ム、  /l:/三;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;!;;;;;;l          ト、 ` 二 ^´ ,.\´_ソ!三;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ       |;;;丶、 _ ,. イ/::;;;;\\;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〉::::.....   .:};;;\ .:::. .:::/::::;;;/;;;;;\\;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/   `   .::ノ;;;;;:::::\:::...:/::::;;;/;;;;;;;;;;;;;;\>、;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

すべての偉大なる真理は、最初は冒涜の言葉として出発する。
  BY ショー


168:名無しさん@京都板じゃないよ
07/08/15 07:08:36

【輪廻転生中】
        ∧∧
       ,(・ω・`)ヽ∧∧
     ∧∧/ `―-、(・ω・`)
    (・ω・`)     ヽ  `)
    (  /        ∧∧
   ∧∧        (・ω・`)
  (・ω・`)        `、  )
   (  (         ∧∧
   ∧∧        (・ω・`)
  (・ω・`)        )  ノ
   ヽ  (        ∧∧
     ∧∧      (・ω・`)
    (・ω・`)      ノ  ノ
     \ ヽ     ∧∧
       ∧∧  (・ω・`)
      (・ω・`) ノ  /
       ヽ <。⌒/ヽ-、___
       /<。3/____/
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    _人人人人人_
    > 輪廻転生 <
     ̄^Y^Y^^Y^Y^ ̄

人生を楽しむ秘訣は普通にこだわらないこと。
普通と言われる人生を送る人間なんて、一人としていやしない。
いたらお目にかかりたいものだ。 アインシュタイン


169:名無しさん@京都板じゃないよ
07/08/16 09:47:54
奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に
自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。
そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。
そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその
精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは
反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を
血祭りにあげた。

現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに
気付いてすらいない。それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの
唯一の誇りを見い出しさえしている。

             (リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)

170:名無しさん@京都板じゃないよ
07/08/16 20:26:32

Q. 神はいると思う?

 いない┐   ┌──わからない
      │ _..-ー''''''l'''''― ..、
     ./   .l,  |     `''-、
   ./     .l  .|       \
   /ゝ、     l. |         ヽ
  ./   .`'-、    l. |           l
 │      ゙''-、 .l,|             l
  |         `'″          |
 │     インターネットで見た ,!
  l                   ./
  .ヽ                  /
   .\              /
     `'-、              /
       `''ー .......... -‐'″

171:名無しさん@京都板じゃないよ
07/08/25 19:58:28

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( つД´) < 細身で処女で幼馴染でツンデレじゃなきゃヤダー
       `ヽ_ ノ ⊂ノ
              ジタバタ

二つよいこと そうないものよ 

故・河合隼雄(合掌・・・)

172:名無しさん@京都板じゃないよ
07/08/29 10:40:03
「死は元来、それ自体として恐ろしいものではない、
 そうでなかったらソクラテスもまた死を恐れたはずである。
 死は恐ろしいものだという先入的な考えが、むしろ恐ろしいのである。」

エピクテトス

173:名無しさん@京都板じゃないよ
07/09/03 23:57:31
仕事は給料のため。これもひとつの事実。
でも、自分が死んだとき、自分の墓場にまでお金をもって行けないよ・・・。
わずかな年収の差なんて、人が生きることに比べたら小さなものだ。
他人への嫉妬心で、自分のエネルギーを使っていることの方が損をしているんだよな・・・。
\___________________________________/
                O
                  o
                    。
                       ___
                        /rニー 、` ー、
                         /´/'´ _,. l,.....ヽ  ヽ
                        r''ヘ_ _ ,.r' l  lヽ  .i
                      ,r '´l _. リ !    / l.〉 l,r   
                  l   、i(._`    `ー-‐'ヽ./   l`
               ,r::'::::l   !ヽ_`ヽ_,..、     '⌒r_'
    r‐ 、       _  i:::::;::;_;l-'´` ‐ ̄._ l   _,、_'ノ- i、._
    l    `-、..-i' ´  ヽ_,.ゞ- 、      r ' ´ ̄       /:::::::::`ヽ
   !     ,..rー、    ヽ.  ヽ     ./     _,...-::'´:::::::::::::_;/
    ヽ、   /     ,ヽ.    i.   ヽ   -r:::::'::::´:::::::::::;::::-‐::':´::::::)
      `‐/ 、__ ./ヽ,入_,ノ     l  ,r'´ ` ー ::::_::::::::::::::_;:::- ' ´
     _,/     /.  ヽ_   _,.. -ヘ-'         ̄
  r' ´      ヽ       ̄
  ヽ、      _ノ


174:名無しさん@京都板じゃないよ
07/09/14 23:19:36
      ,  -‐- 、
     ,'  , ====ヽ
      i i |_l_|_|_|_l」li 
      i | l ー ,ー|l| wお星様w
      ノ l ト,'' ワノ !|
    〃 .ノリ^ヾ(^l)、l|  
   (( .( (.ヽ/人\

175:名無しさん@京都板じゃないよ
07/11/21 04:36:40
         : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        ∧_∧ . . . .: : : ::: : :: ::::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、:/⌒ヽ. . .: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i(^ω^ )<  あんた定期的にやるNE!
      / :::/;;植草ヽ ヽ ::と   つ. :.\_____________
 ̄ ̄ ̄ (_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄


176:名無しさん@京都板じゃないよ
07/12/18 18:26:30
39 Mr.名無しさん:2007/04/21(土) 22:38:12
ニートで集まって ザ・ニートルズ結成すればよくね?


41 Mr.名無しさん:2007/04/21(土) 22:39:52
>>39 なに歌うんだよ


42 Mr.名無しさん:2007/04/21(土) 22:40:29

>>41 ヒマジン

177:名無しさん@京都板じゃないよ
07/12/23 11:50:34
ベンジャミン?ベンジャミンなのか?

・・・元気そうでよかったよ

ああ、俺は相変わらずだ・・・

178:名無しさん@京都板じゃないよ
07/12/26 10:21:57

ヒ素で死んでますので腐ってないだけです。

 ・・・・・・・乱暴に扱わないでください。

179:名無しさん@京都板じゃないよ
07/12/27 07:09:29
tanyakaは天才

180:名無しさん@京都板じゃないよ
07/12/27 10:04:38
>>170 ソースくれ。

181:名無しさん@京都板じゃないよ
07/12/27 12:18:40
tanyaka?誰?

182:名無しさん@京都板じゃないよ
07/12/28 11:19:43
【パキスタン】ブット元首相が死亡、「パキスタン人民党」集会場で自爆テロ★2
スレリンク(newsplus板:816番)

【ニューデリー栗田慎一】パキスタンのイスラマバード近郊のラワルピンディで27日、来年1
月8日の総選挙に向けた有力野党「パキスタン人民党」の集会の会場近くで自爆テロがあり、
内務相筋によると同党総裁のベナジル・ブット元首相(54)が死亡した。総選挙を前に有力
政治家のブット氏がテロの犠牲になったことで、パキスタン情勢は混迷を深めそうだ。

地元警察によると、人民党の集会終了直後、ブット氏が会場をあとにするため乗用車に乗り
込んだところ、近くにいた男が自爆した。ブット氏は病院に運ばれたが、首や胸などを負傷
しており、まもなく死亡した。ブット氏が銃撃を受けたとの情報もある。このほか近くにいた
参加者ら少なくとも20人が死亡した。自爆は会場の入り口付近の路上であり、ブット氏を
見送るため、多数の支持者でごったがえしていた。

ブット氏の死亡で、人民党はカリスマ的な指導者を失い、大きな打撃を受けることになった。
またブット氏と総選挙後の協力協議を続けていたムシャラフ大統領も、選挙後の連立政権
の枠組みの変更を迫られることになる。さらにムシャラフ大統領とブット氏の「連携」を望んで
いた米国も、パキスタンの民主化計画を根本から練り直すことになりそうだ。

ブット氏は10月18日、8年半ぶりに南部カラチに帰国した直後のパレードでも自爆テロに
遭い、支持者ら120人以上が死亡している。ブット氏はこの時、防弾ガラスが施された車に
いて、けがはなかった。

一方、ブット氏が犠牲となった自爆テロの直前に、現場から約15キロの場所で、有力野党
「イスラム教徒連盟ナワズ・シャリフ派」の支持者らが銃撃され、少なくとも3人が死亡した。
支持者らは、ラワルピンディで演説予定だったシャリフ元首相を出迎えようと路上で待機して
いた。シャリフ氏は当時、現場の南約20キロ離れた場所を車で移動中で無事だった。

毎日jp(毎日新聞)
URLリンク(mainichi.jp)

183:名無しさん@京都板じゃないよ
07/12/28 11:20:17
◇ブット氏略歴

ブット氏は1953年6月21日、アリ・ブット初代首相の長女としてカラチで生まれた。69~77
年に米ハーバード大と英オックスフォード大に留学。77年の軍部のクーデターで自宅に
軟禁され、その後、英国へ亡命。86年に帰国し反政府運動を展開した。88年11月、ハク
大統領の死亡に伴う民政復帰選挙でブット氏率いるパキスタン人民党が勝利。同年12月に
35歳でイスラム教国家初の首相に就任した。

90年8月、当時のカーン大統領に首相を解任された。93年に一時首相に復帰したが、96年
に再び解任された。99年には汚職などで禁固刑の判決を受けたが、服役を拒否して出国。
今年10月18日、8年半ぶりに帰国していた。

184:名無しさん@京都板じゃないよ
08/01/02 17:13:59

般  羯  多  呪  多  得  想  掛  所  亦  無  耳  不  是  異  蘊  観  仏
若  諦  呪  能  是  阿  究  礙  得  無  意  鼻  増  舎  色  皆  自  説
心  羯  即  除  大  耨  竟  ,r'""´`゙゙''、,  識  舌  不  利  色  空  在  摩
経  諦  説  一  神  多  涅  /       l,  界  身  減  子  即  度  菩  訶
        呪  切  呪  羅  槃 rヽ  .,‐- ,- |. 無  意  是  是  是  一  薩  般
    波  曰  苦  是  三  三 ヾ   `゙" ,l ゙´|  無  無  故  諸  空  切  行  若
    羅      真  大  藐  世 . _>    -=='./  明  色  空  法  空  苦  深  波
    羯      実  明  三  _/|, `゙ヽー--ノヽ、,_.   聲  中  空  即  厄  般  羅
    提      不  呪  rー'""l,  'l,     / .| ||/`>、、  無  相  是  舎  若  蜜
            虚  是  /    |   'l,    /  .|./》/ ∧   色  不  色  利  波  多
    波      故  無 /  , | ヽ   ヽ,、/.@ / 《l,l / ヽ 無  生  受  子  羅  心
    羅      説  上 /  、,ヽ|/ ヾ。ツ`' 「ゞ / /《ヾ  /゙ヽ    不  想  色  蜜  経
    僧      般   ./  ///l`゙'゙ー-'"  / // ノ// //`l、   滅  行  不  多
    羯      若  ,|.  /// |  |___,,,ノ≡≡ツノ//_,,-‐'"".l,   不  識  異  時
    諦      波  | /// /|    /二=‐'"´´/ /`゙゙'ー-、,_.l    垢  亦  空  照
            羅  |/// / |   /|三="´  / //"´´゙'ー、|    不  復  空  見
    菩      蜜  ///ノ   ノ ノ ノ‐-二‐'"´ ノ/r=、,_ー-、_|    浄  如  不  五
    提  
    薩    
    婆  


185:名無しさん@京都板じゃないよ
08/01/02 17:15:13

ハニャーン心経

とにかくみんな空(クウ)なにょな。そう思えばつらいことも何もないにょだYO!
モノが在ると思ってもその実体は無いわけだし、
実体が無いようなモノも在るように見えるものだにょ。感覚知覚するのもそういうもにょなの。

とにかくモノ・感覚・知覚、みーんな実体がないわけだから、生まれもしない滅びもしない、
汚くもならない浄くもならない、増えもしない減りもしない、当たり前の話だゴルァ。
実体がなく変化も無いんだから、縁起なんて表面的なこと、実体など無いわけでして、
無明がどうとか老死がどうとか、もう言うだけ無駄。悟りとか悟りを得るってことも無かったわけだ。
こう思えば何にも考えなくてすむし、考えないから怖いものナシ。
考え違いもないからもう究極だあーヽ(゚∀゚)ノアヒャ 。

ブッダというのはみーんなこんな風な修行をしたわけで(ホントか)、
それで究極の悟りを得たと(なんだ結局得たのかよ)。
まー智慧の修行ってこういうわけのワカランものだから、
もまえら愚民たちは最強のマントラとしてこのお経を繰り返し唱えるぐらいが関の山ってわけだ。
じゃあ唱えるぞ。

「逝ってよし、逝ってよし、もまえらみんな逝ってよし。漏れもなー」

ハニャーン心経 byコピペ

186:名無しさん@京都板じゃないよ
08/01/02 20:13:22
般若心教
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)

187:名無しさん@京都板じゃないよ
08/01/08 19:21:06

         ∧__,,∧
       ⊂(・∀・ )つ-、<これ豆知識な。
     ///    /_/:::::/    
     |:::|/⊂ヽ ノ |:::| /」
   / ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
 /______/ | |
 | |-----------| |

188:名無しさん@京都板じゃないよ
08/01/11 15:43:36

      ■
      日   
     , ´ ̄ `:、 
    i ・   ・ i  ござるのぅ
    ゝ.. ^__ノ 
     (∪ ∪   
     と_,_)               ■ ))
    ■                , ´ ̄ 日
    日               i     i  絶対に働きたくないでござる
   , ´ ̄ `:、              ゝ.r   ヽ
  i ・   ・ i  ござるか        し(乙__乙
  ゝ. △._ノ                
   (つ レ   
   と_,_) 

189:名無しさん@京都板じゃないよ
08/01/19 02:37:07

                        , -─ ' `i
                       <  __|
                       `r‐─‐‐、 |
          __            !┐rー' r |
        /  あ\          、L   lノ
        |   な  |       l|/<ヽ二ノ ` - 、
        |   た. |       | [j )ノ       ヽ
        | し と  |       ヽ ノ      、 ..l
        | た 合  |       / /λ     ::l ::|
        | い 掌  |      / /./ |  . .  ..:::| ::|
        ヽ  _/       / //   |.:  ::: ::::| ::|
   , --- 、  レ         ヽ /    〉    , -'  ノ
  ノ【ヘ从ヘ】ヽ.           r‐' `ー-<_-'''"~_,..-ー'|
 //|ー_ー|ヾヽ.        l       ///人 `'''ー、
 | | ' ̄ ̄ヽ. | |        ゝ_,,. - '   `r‐'´:::::~`'-、..,,_ヶ
 | | | 乃  | | |        <,,,,....,..-ー''"´l  :::::::::_.ィ´
 | | V人\ j | |         |       |  ::::::,:'


190:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/04 09:43:13
                    ,===,====、
                   _.||___|_____||_
..               ∧_∧  /||___|^ ∧_∧      
..               (・ω・`)//||   |口| |ω・` )
.             ./(^(^ .//||...||   |口| |c  )
.....            ∧_∧ / //  ||...||   |口| ||し      新スレです
.......        (・ω・`) //....  ||...||   |口| ||        楽しく使ってね
         /(^(^ //  ....  .||...||   |口| ||        仲良く使ってね
 ""    :::'' |/   |/ '' "  :::  ⌒  :: ⌒⌒⌒ :: ""  `
 :: ,, ::::: ,, ; ̄ ̄ ̄  "、 :::: " ,, , :::   " :: " ::::  "
                    .    ∧_∧
                   ===,=(´・ω・`) 
                   ||___|_゚し-J゚||_
                ∧_∧/ //.___|^∧_∧
               (´・ω・`) /||    |口|(´・ω・`)
              ./(^(^//|| ||    |口|⊂ _)      
              ∧_∧ /./  || ||    |口| ||    ∧_∧    
   ∧_∧    (´・ω・`)/  ...|| ||    |口| ||  (´・ω・`)     
  (´・ω・`) /(^(^/ /      .|| ||    |口| ||    ゚し-J゚
 "" ゚し-J゚:::'' |/  |/ '' " :: ":::::⌒  :: ⌒⌒⌒ :: ""  `
 :: ,, ::::: ,, " ̄ ̄  "、 :::: " ,, , :::   " :: " ::::
      ぼくたちは、なかよくつかってるよ

191:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/20 19:50:09
1 蛇の毒が(身体のすみずみに)ひろがるのを薬で制するように、
怒りが起こったのを制する修行者(比丘)は、この世とかの世とをともに捨て去る。
─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

2 池に生える蓮華を、水にもぐって折り取るように、
すっかり愛欲を断ってしまった修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。
─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

3 奔り流れる妄執の水流を涸らし尽して余すことのない修行者は、
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

192:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/20 19:51:53
4 激流が弱々しい葦のの橋を壊すように、すっかり驕慢を減し尽くした修行者は、
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

5 無花果の樹の林の中に花を探し求めて得られないように、
諸々の生存状態のうちに堅固なものを見いださない修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。
─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

6 内に怒ることなく、世の栄枯盛衰を超越した修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。
─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

193:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/20 20:04:31
7 想念を焼き尽くして余すことなく、心の内がよく整えられた修行者は、
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

8 走っても疾過ぎることなく、また遅れることもなく、すべてこの妄想をのり越えた修行者は、
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

9 走っても疾過ぎることなく、また遅れることもなく、「世間における一切のものは虚妄である」と
知っている修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

194:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/20 20:25:23
10 走っても疾過ぎることなく、また遅れることもなく、
「一切のものは虚妄である」と知って貪りを離れた修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。
─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

11 走っても疾過ぎることなく、また遅れることもなく
、「一切のものは虚妄である」と知って愛欲を離れた修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。
─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

12 走っても疾過ぎることなく、また遅れることもなく、
「一切のものは虚妄である」と知って憎悪を離れた修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。
─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

195:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/20 22:07:13

13 走っても疾過ぎることなく、また遅れることもなく、「一切のものは虚妄である」と知って迷妄を離れた修行者は、
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

14 悪い習性がいささかも存することなく、悪の根を抜き取った修行者は、
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

15 この世に還り来る縁となる<煩悩から生ずるもの>をいささかももたない修行者は、
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

16 ひとを生存に縛りつける原因となる<妄執から生ずるもの>をいささかももたない修行者は
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。

17 五つの蓋いを捨て、悩みなく、疑惑を越え、苦悩の矢を抜き去られた修行者は、
この世とかの世とをともに捨て去る。─蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。


196:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/20 22:12:49

「一切のものは虚妄である」 と知った修行者は、

この世と、かの世とを共に捨て去る。

197:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 08:21:14
18 牛飼いダニヤがいった、
「わたしはもう飯を炊き、乳を搾ってしまった。マヒー河の岸のほとりに、
わたしは(妻子と)ともに住んでいます。わが小舎の屋根は葺かれ、火は点されている。
神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

19 師は答えた、
> 「わたしは怒ることなく、心の頑迷さを離れている。
マヒー河の岸のほとりに一夜の宿りをなす。わが小舎(すなわち自身)はあばかれ、
(欲情の)火は消えた。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

20 牛飼いダニヤがいった、
「蚊も虻もいないし、牛どもは沼地に茂った草を食んで歩み、雨が降ってきても、
かれらは堪え忍ぶであろう。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

21 師は答えた、
「わが筏はすでに組まれて、よくつくられていたが、激流を克服して、
すでに渡りおわり、彼岸に到着している。もはや筏の必要はない。
神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

198:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 08:23:02
22 牛飼いダニヤがいった、
「わが牧婦(=妻)は従順であり、貪ることがない。久しくともに住んできたが、わが意に適っている。
かの女にいかなる悪のあるのをも聞いたことがない。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

23 師は答えた、
「わが心は従順であり、解脱している。永いあいだ修養したので、よくととのえられている。
わたしにはいかなる悪も存在しない。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

24 牛飼いダニヤがいった、
「私は自活しみずから養うものである。わが子らはみなともに住んで健やかである。
かれらにいかなる悪のあるのをも聞いたことがない。神よ、もし雨を降らそうと望むなら、
雨を降らせよ。」

25 師は答えた、
「わたしは何人の傭い人でもない。みずから得たものによって全世界を歩む。
他人に傭われる必要はない。神よ、もし雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

199:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 08:25:32
26 牛飼いダニヤがいった、
「未だ馴らされていない牛もいるし、乳を飲む仔牛もいる。孕んだ牝牛もいるし、交尾を欲する牝牛もいる。
牝牛どもの主である牡牛もいる。神よ、もし雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

27 師は答えた、
「未だ馴らされていない牛もいないし、乳を飲む仔牛もいない。孕んだ牝牛もいないし、
交尾を欲する牝牛もいない。牝牛どもの主である牡牛もここにはいない。
神よ、もし雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

28 牛飼いダニヤがいった、
「牛を繋ぐ杭は、しっかり打ち込まれていて揺るがない。ムンジャ草でつくった新しい縄はよくなわれている。
仔牛もこれを断つことができないであろう。神よ、もし雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

29 師は答えた、
「牡牛のように結縛を断ち、くさい臭いのする蔓草を象のように踏みにじり、
わたしくしはもはや母胎に入ることはないであろう。神よ、もし雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

200:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 08:29:01
30 忽ちに大雲が現われて、雨を降らし、低地と丘とをみたした。
神が雨を降らすのを聞いて、ダニヤは次のことを語った。

31 「われらは尊き師にお目にかかりました、われらの得たところは実に大きいのです。
眼ある方よ。われらはあなたに帰依します。あなたはわれわれの師となってください。
大いなる聖者よ。

32 妻もわたしもともに従順であります。幸せな人(ブッタ)のもとで清らかな修行を行いましょう。
生死の彼岸に達して、苦しみを滅しましょう。」

33 悪魔パービマンがいった、
「子のある者は子について喜ぶ、また牛ある者は牛について喜ぶ。人間の執著(しゅうじゃく)
する元のものは喜びである。執著する元のない人は、実に喜ぶことがない。」

34 師は答えた、
子のある者は子について憂い、また牛ある者は牛について憂う。
実に人間の憂いは執著する元のもののない人は、憂うることがない。」

201:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 08:32:55
師は答えた、

「・・・・・・・・・・ 神よ、もし雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

神よ
^^^^

「実に人間の憂いは、執著する元のもののない人は、憂うることがない。」

202:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 17:37:34
35 あらゆる生きものに対して暴力を加えることなく、あらゆる生きもののいずれをも悩ますことなく、また子を欲するなかれ。況や朋友をや。犀の角のようにただ独り歩め。

36 交わりをしたならば愛情が生じる。愛情にしたがってこの苦しみが起こる。愛情から禍い(わざわい)の生じることを観察して、犀の角のようにただ独り歩め。

37 朋友・親友に憐れみをかけ、心がほだされると、おのが利を失う。親しみにはこの恐れのあることを観察して、犀の角のようにただ独り歩め。

38 子や妻に対する愛著は、たしかに枝の広く茂った竹が互いに相絡むようなものである。筍が他のものにまつわりつくことのないように、犀の角のようにただ独り歩め。

39 林の中で、縛られていない鹿が食物を求めて欲するところに赴くように、聡明な人は独立自由をめざして、犀の角のようにただ独り歩め。

40 仲間の中におれば、休むにも、立つにも、行くにも、旅するにも、つねにひとに呼びかけられる。他人に従属しない独立自由をめざして、犀の角のようにただ独り歩め。

41 仲間の中におけば、遊戯と歓楽とがある。また子らに対する情愛は甚だ大である。愛しき者と別れることを厭いながらも、犀の角のようにただ独り歩め。

203:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 17:39:28
42 四方のどこでも赴き、害心あることなく、何でも得たもので満足し、
諸々の苦痛に堪えて、恐れることなく、犀の角のようにただ独り歩め。

43 出家者でありながらなお不満の念をいだいている人々がいる。
また家に住まう在家者でも同様である。だから他人の子女にかかわること少し、犀の角のようにただ独り歩め。

44 葉の落ちたコーヴィラーラ樹のように、在家者のしるしを捨て去って、
在家の束縛を断ち切って、健き人はただ独り歩め。

45 もしも汝が、<賢明で協同し行儀正しい明敏な同伴者>を得たならば、
あらゆる危難にうち勝ち、こころ喜び、気をおちつかせて、かれとともに歩め。

46 しかしもし汝が、<賢明で協同し行儀正しい明敏な同伴者>を得ないならば、
譬えば王が征服した国を捨て去るようにして、犀の角のようにただ独り歩め。

47 われわれは実に朋友を得る幸を讃め称える。自分より勝れあるいは等しい朋友には、
親しみ近づくべきである。このような朋友を得ることができなければ、罪過のない生活を楽しんで、犀の角のようにただ独り歩め。

48 金の細工人がみごとに仕上げた二つの輝く黄金の腕輪を、一つの腕にはめれば、ぶつかり合う。それを見て、犀の角のようにただ独り歩め。


204:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 17:41:33
49 このように二人でいるならば、われに饒舌といさかいとが起るであろう。
未来にこの恐れのあることを察して、犀の角のようにただ独り歩め。

50 実に欲望は色とりどりで甘美であり、心に楽しく、種々のかたちで、心を攪乱する。
欲望の対象にはこの患いのあることを見て、犀の角のようにただ独り歩め。

51 これはわたくしにとって災害であり、腫物であり、禍であり、病であり、矢であり、恐怖である。
諸々の欲望の対象にはこの恐ろしさのあることを見て、犀の角のようにただ独り歩め。

52 寒さと暑さと、飢えと渇えと、風と太陽の熱と、虻と蛇と、
─これらすべてのものにうち勝って、犀の角のようにただ独り歩め。

53 肩がしっかりと発育し蓮華のようにみごとな巨大な象は、その群を離れて、
欲するがままに森の中を遊歩する。そのように、犀の角のようにただ独り歩め。

54 集会を楽しむ人には、暫時の解脱に至るべきことわりもない。
太陽の末裔<ブッダ>のことばをこころがけて、犀の角のようにただ独り歩め。

55 相争う哲学的見解を越え、(さとりに至る)決定に達し、道を得ている人は、
「われは智慧が生じた。もはや他の人に指導される要がない」と知って、犀の角のようにただ独り歩め。

56 貪ることなく、詐ることなく、渇望することなく、(見せかけで)覆うことなく、
濁りと迷妄とを除き去り、全世界において妄執のないものとなって、犀の角のようにただ独り歩め。

57 義ならざるものを見て邪曲にとらわれている悪い朋友を避けよ。
貪りに耽って怠っている人に、みずから親しむな。犀の角のようにただ独り歩め。

205:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 17:44:35
58 学識ゆたかで真理をわきまえ、高邁・明敏な友と交われ。
いろいろと為になることがらを知り、疑惑を去って、犀の角のようにただ独り歩め。

59 世の中の遊戯や娯楽に、満足を感ずることなく、心ひかれることなく、
身の装飾を離れて、真実を語り、犀の角のようにただ独り歩め。

60 妻子も、父母も、財産も穀物も、親類やそのほかあらゆる欲望までも、すべて捨てて、犀の角のようにただ独り歩め。

61 「これは執著である。ここは楽しみは少し、快い味わいも少くて、苦しみが多い。
これは魚を釣る釣り針である」と知って、賢者は、犀の角のようにただ独り歩め。

62 水の中の魚が網を破るように、また火がすでに焼いたところに戻ってこないように、
諸々の(煩悩の)結び目を破り去って、犀の角のようにただ独り歩め。

63 俯して視、とめどなくうつろうことなく、諸々の感官を防いで守り、こころを護り(慎しみ)、
(煩悩の)流れ出ることなく、(煩悩の火に)焼かれることもなく、犀の角のようにただ独り歩め。

64 葉の落ちたパーリチャッタ樹のように、在家者の諸々のしるしを除き去って、
出家して袈裟の衣をまとい、犀の角のようにただ独り歩め。

65 諸々の味を貪ることなく、えり好みすることなく、他人を養うことなく、
戸ごとに食を乞い、家々に心をつなぐことなく、犀の角のようにただ独り歩め。

66 こころの五つの覆いを断ち切って、すべてに付随して起こる悪しき悩み(随煩悩)を除き去り、
なにものかにかたよることなく、愛念の過ちを断ち切って、犀の角のようにただ独り歩め。

206:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 17:47:51
67 以前に経験した楽しみと苦しみを擲ち、また快さと憂いとを擲って、清らかな平静と安らいとを得て、犀の角のようにただ独り歩め。

68 最高の目的を達成するために努力策励し、こころが怯むことなく、行いに怠ることなく、
堅固な活動をなし、体力と智力とを具え、犀の角のようにただ独り歩め。

69 独座と禅定を捨てることなく、諸々のことがらについて常に理法に従って行い、
諸々の生存には患いのあることを確かに知って、犀の角のようにただ独り歩め。

70 妄執の消滅を求めて、怠らず、明敏であって、学ぶこと深く、こころをとどめ、
理法を明らかに知り、自制し、努力して、犀の角のようにただ独り歩め。

71 音声に驚かない獅子のように、網にとらえられない風のように、
水に汚されない蓮のように、犀の角のようにただ独り歩め。

72 歯牙強く獣どもの王である獅子が他の獣にうち勝ち制圧してふるまうように、
辺地の坐臥に親しめ。犀の角のようにただ独り歩め。

73 慈しみと平静とあわれみと解脱と喜びとを時に応じて修め、
世間すべてに背くことなく、犀の角のようにただ独り歩め。

74 貪欲と嫌悪と迷妄とを捨て、結び目を破り、命の失うのを恐れることなく、犀の角のようにただ独り歩め。

75 今の人々は自分の利益のために、交わりを結び、また他人に奉仕する。今日、利益をめざさない友は、得がたい。
自分の利益のみを知る人間は、きたならしい。犀の角のようにただ独り歩め。

207:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 18:10:08
わたしが聞いたところによると、─あるとき尊き師(ブッダ)はマガダ国の南山にある
「一つの茅」というバラモン村におられた。そのとき田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャは、
種子を捲く時に五百挺の鋤を牛に結びつけた。
そのとき師(ブッダ)は朝早く内衣を着け、鉢と上衣とをたずさえて、田を耕す
バラモン・バーラドヴァーシャが仕事をしているところへ赴かれた。
ところでそのとき田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャは食物を配給していた。
そこで師は食物を配給しているところに近づいて、傍らに立たれた。田を耕す
バラモン・バーラドヴァーシャは、師が食を受けるために立っているのを見た。
そこで師に告げていった、「道の人よ。わたしは耕して種を播く。耕して種を播いたあとで食う。
あなたもまた耕せ、また種を播け。耕して種を播いたあとで食え。」と
> (師は答えた)、「バラモンよ。わたしもまた耕して種を播く。耕して種を播いてから食う」と。
 (バラモンがいった)、「しかしわれらは、ゴータマさん(ブッダ)の軛も鋤も鋤先も突棒も
牛も見ない。それなのにゴータマさんは『バラモンよ。わたしもまた耕して種を播く。
耕して種を播いてから食う。』という」と。そこで田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャは
詩を以て師に呼びかけた。

76 「あなたは農夫であるとみずから称しておられますが、われらはあなたが耕作するのを
見たことがない。おたずねします。─あなたが耕作するということを、われわれが了解し得るように話してください。」

208:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 18:12:26
77 (師は答えた)「わたしにとっては、信仰が種である。苦行が雨である。智慧がわが軛(くびき)と鋤(すき)とである。
慚(はじること)が鋤棒である。心が縛る縄である。気を落ちつけることが鋤先と突棒とである。

78 身をつつしみ、ことばをつつしみ、食物を節して過食しない。
わたしは真実をまもることを草刈りとしている。柔和が私にとって(牛の)軛を離すことである。

79 努力がわが(軛をかけた牛)であり、安穏の境地に運んでくれる。
退くことなく進み、そこに至ったならば憂えることがない。

80 この耕作はこのようになされ、甘露の果実もたらす。この耕作を行ったならば、あらゆる苦悩から解き放たれる。」
そのとき田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャは、大きな青銅の鉢に乳粥を盛って、師(ブッダ)にささげた。
─「ゴータマさまは乳粥をめしあがれ。あなたは耕作者です。ゴータマさまは甘露の果実をもたらす耕作をなさるのですかから。」

81 詩を唱えて[報酬として]得たものを、わたくしは食うてはならない。
バラモンよ、このことは正しく見る人々(目ざめた人々)のならわしではない。
詩を唱えて得たものを、目ざめた人々(諸のブッダ)は斥ける。
バラモンよ、定めが存するのであるから、これが(目ざめた人々の)生活法なのである。

209:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 18:14:30
82 全き人である大仙人、煩悩の汚れをほろぼし尽し悪い行いを消滅した人に対しては、
他の飲食をささげよ。けだしそれは功徳を積もうと望む者のための(福)田であるからである。
「では、ゴータマ(ブッダ)さま、この乳粥をわたしは誰にあげましょうか?」
「バラモンよ。実に神々・悪魔・梵天とともなる世界において、神々・人間・道の人・バラモンを
含む生きものの中で、全き人(如来)とかれの弟子とを除いては、この乳粥を食べてすっかり
消化し得る人を見ない。だから、バラモンよ、その乳粥を青草の少いところに棄てよ、
或いは生物のいない水の中に沈めよ。」
そこで田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャはその乳粥を生物のいない水の中にうずめた。


210:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 18:16:46
さてその乳粥は、水の中に投げ棄てられると、チッチタ、チッチタと音を立てて、
大いに湯煙りを立てた。譬えば終日日に曝されて熱せられた鋤先を水の中に入れると、
チッチタ、チッチタと音を立て、大いに湯煙りを出すように、その乳粥は、
水の中に投げ棄てられると、チッチタ、チッチタと音を立て、大いに湯煙りを出した。
 そのとき田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャは恐れおののいて、身の毛がよだち、
師(ブッダ)のもとに近づいた。そうして師の両足に頭を伏せて、礼拝してから、師にいった、
─「すばらしいことです、ゴータマさま。すばらしいことです、ゴータマさま。
譬えば倒れた者を起こすように、覆われたものを聞くように、方向に迷った者に
道を示すように、あるいは『眼ある人々は色やかたちを見るであろう』といって
暗闇の中で灯火をかかげるように、ゴータマさまは種々のしかたで真理を明らかにされました。
故にわたくしはここにゴータマさまに帰依します。また真理と修行僧のつどいに帰依します。
わたしはゴータマさまのもとで出家し、完全な戒律(具足戒)をうけましょう。」
そこで田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャは、師(ブッダ)のもとで出家し、完全な戒律を受けた。
それからまもなく、このバラモン・バーラドヴァーシャさんは独りで他の人々から遠ざかり、
怠ることなく精励し専心していたが、まもなく、無上の清らかな行いの究極─諸々の立派な人たち


211:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 18:43:57
善男子)はそれを得るために正しく家を出て家なき状態に赴いたのであるが
─を現世においてみずからさとり、証、具現して、日を送った。「生まれることは尽きた。
清らかな行いはすでに完成した。なすべきことをなしおえたた。
もはや再びこのような生存を受けることはない。」
とさとった。そうしてバーラドヴァーシャさんは聖者の一人となった。

212:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 19:07:03
83 鍛冶工のチュンダがいった、
「偉大な智慧ある聖者・目ざめた人・真理の主・妄執を離れた人・人類の最上者・優れた御者に、わたしはおたずねします。
─世間にはどれだけの修行者がいますか? どうぞお説きください。」

84 師(ブッダ)は答えた、
「チュンダよ。四種の修行者があり、第五の者はありません。面と向かって問われたのだから、それらをあなたに明かしましょう。
─<道による勝者>と<道を説く者>と<道において生活する者>と及び<道を汚す者>とです。」

85 鍛冶工チュンダはいった、
「目ざめた人々は誰を<道による勝者>と呼ばれるのですか? 
また<道を習い覚える人>はどうして無比なのですか? 
またおたずねしますが、<道によって生きる>ということを説いてください。また<道を汚す者>をわたくしに説き明かしてください。」

86 「疑いを越え、苦悩を離れ、安らぎ(ニルヴァーナ)を楽しみ、貪る執念をもたず、神々と世間とを導く人、
─そのような人を<道による勝者>であると目ざめた人々は説く。

213:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 19:08:32
87 この世で最高のものを最高のものであると知り、ここで法を説き判別する人、
疑いを絶ち欲念に動かされない聖者を修行者たちのうちで第二の<道を説く者>と呼ぶ

88 みごとに説かれた<理法にかなったことば>である<道>に生き、みずから制し、
落ち着いて気をつけていて、とがのないことばを奉じている人を、修行者たちのうちで
第三の<道によって生きる者>と呼ぶ。

89 善く誓戒を守っているふりをして、ずうずうしくて、家門を汚し、傲慢で、いつわりをたくらみ、
自制心なく、おしゃべりで、しかも、まじめそうにふるまう者、─かれは<道を汚す者>である。

90 (彼らの特長を)聞いて、明らかに見抜いて知った在家の立派な信徒は、
『かれら(四種の修行者)はすべてこのとおりである』と知って、かれらを洞察し、
このように見ても、その信徒の信仰はなくならない。かれはどうして、
汚れた者と汚れていない者と、清らかな者と清らかでない者とを同一視してよいであろうか。」

214:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 22:55:09
91 「われらは、<破滅する人>のことをゴータマ(ブッダ)におたずねします。
破滅への門は何ですか? 師にそれを聞こうとしてわれわれはここに来たのですが、─。」

92 (師は答えた)、
「栄える人を識別することは易く、破滅を識別することも易い。理法を愛する人は栄え、理法を嫌う人は敗れる。」

93 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第一の破滅です。
先生! 第二のものを説いてください。破滅への門はなんですか?」

94 「悪い人々を愛し、善き人々を愛することなく、悪人のならいを楽しむ。これは破壊への門である。」

95 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第二の破滅です。
先生! 第三のものを説いてください。破滅への門は何ですか?」

96 睡眠の癖あり、集会の癖あり、奮励することなく、怠りなまけ、
怒りっぽいので名だたる人がいる、─これは破滅への門である。」

215:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 22:56:08
97 「よく分かりました。おっしゃるとおりです。これが第三の破滅です。先生! 第四のものを説いてください。破滅への門は何ですか?」

98 「みずからは豊かで楽に暮らしているのに、年老いて衰えた母や父を養わない人がいる、─これは破滅への門である。」

99 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第四の破滅です。先生! 第五のものを説いてください。破滅の門は何ですか?」

100 「バラモンまたは<道の人>または他の<もの乞う人>を、嘘をついてだますならば、これは破滅の門である。」

101 「よくわかりました。おっしゃるとうりです。これが第五の破滅です。先生! 第六のものを説いてください。破滅の門は何ですか?」

102 「おびただしい富あり、黄金あり、食物ある人が、ひとりおいしいみのを食べるならば、これは破滅への門である。」

103 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第六の破滅です。先生! 第七のものを説いてください。破滅の門は何ですか?」

104 「血統を誇り、財産を誇り、また氏姓を誇っていて、しかも已が親戚を軽蔑する人がいる、─これは破滅への門である。」

216:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 22:57:00
105 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第七の破滅です。先生! 第八のものを説いてください。破滅の門は何ですか?」

106 「女に溺れ、酒にひたり、賭博に耽り、得るにしたがって得たものをその度ごとに失う人がいる、─これは破滅への門である。」

107 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第八の破滅です。先生! 第九のものを説いてください。破滅の門は何ですか?」

108 「おのが妻に満足せず、遊女に交わり、他人の妻に交わる、─これは破滅への門である。」

109 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第九の破滅です。先生! 第十のものを説いてください。破滅の門は何ですか?」

110 「青春を過ぎた男が、ティンバル果のように盛り上がった乳房のある若い女を誘き入れて、かの女について嫉妬から夜も眠れない、─これは破滅への門である。」

217:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/21 22:57:56
111 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第十の破滅です。先生! 第十一のものを説いてください。破滅の門は何ですか?」

112 「酒肉に荒み、財を浪費する女、またはこのような男に、実権を託すならば、これは破滅への門である。」

113 「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第十一の破滅です。先生! 第十二のものを説いてください。破滅の門は何ですか?」

114 「クシャトリヤ(王族)の家に生まれた人が、財力が少いのに欲望が大きくて、この世で王位を獲ようと欲するならば、これは破滅への門である。

115 世の中にはこのような破滅のあることを考察して賢者・すぐれた人は真理を見て、幸せな世界を体験する。」

218:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 18:27:51
わたしが聞いたところによると、─あるとき師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林、
<孤独な人々に食を給する長者>の園におられた。そのとき師は朝のうちに内衣を着け、
鉢と上衣とをたずさえて、托鉢のためにサーヴァッティーに入った。
そのとき火に事えるバラモン・バーラドヴァーシャの住居には、聖火がともされ、供物がそなえられていた。
さて師はサーヴァッティー市の中を托鉢して、かれの住居に近づいた。
火に事えるバラモン・バーラドヴァーシャは師が遠くから来るのを見たる
そこで、師にいった、「髪を剃った奴よ、そこにおれ。にせの<道の人>よ、そこにおれ。
賤しい奴よ、そこにおれ」と。そう言われたので、師は、火に事えるバラモン・バーラドヴァーシャに
言った、「バラモンよ。あなたはいったい賤しい人しはなにかを知っているのですか? 
また賤しい人たらしめる条件を知っているのですか?」
「ゴータマさん(ブッタ)。わたしは人を賤しい人とする条件をも知っていないのです。
どうか、わたしが賤しい人を賤しい人とさせる条件を知り得るように、ゴータマさんはわたくしに
その定めを説いてください。」
「バラモンよ、ではお聞きなさい。よく注意なさい。わたくしは説きましょう。」
 「どうぞ、お説きください」、と火に事えるバラモン・バーラドヴァーシャは師に答えた。
師は説いていった、

116 「怒りやすく恨みをいだき、邪悪にして、見せかけであざむき、誤った見解を奉じ、たくらみのある人、
─かれを賤しい人であると知れ。

117 一度生まれたものを(胎生)でも、二度生まれるもの(卵生)でも、この世で生きものを害し、生きものに対するあわれみのない人、
─かれを賤しい人であると知れ。

118 村や町を破壊し、包囲し、圧制者として一般に知られる人、─かれを賤しい人であると知れ。

119 村にあっても、林にあっても、他人の所有物をば、与えられないのに盗み心をもって取る人、─かれを賤しい人であると知れ。

219:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 18:32:08
120 実際に負債ががあるのに、返済するように督促されると、『あなたからの負債はない』といって言い逃れる人、
─かれを賤しい人であると知れ。

121 実に僅かの物を欲しくて路行く人を殺害して、僅かの物を奪い取る人。─かれを賤しい人であると知れ。

122 証人として尋ねられたとき、自分のために、他人のため、また財のために、偽りを語る人、─かれを賤しい人であると知れ。

123 或いは暴力を用い、或いは相愛して、親族または友人の妻と交わる人、─かれを賤しい人であると知れ。

124 己れは財豊かであるのに、年老いて衰えた母や父を養わない人、─かれを賤しい人であると知れ。

125 母・父・兄弟・姉妹或いは義母を打ち、またはことばで罵る人、─かれを賤しい人であると知れ。

126 相手の利益となることを問われたのに不利益を教え、隠し事をして語る人、─かれを賤しい人であると知れ。

127 悪事を行なっておきながら、『誰もわたしのしたことを知らないように』と望み、隠し事をする人、
─かれを賤しい人であると知れ。

128 他人の家に行っては美食をもてなされながら、客として来た時には、返礼としてもてなさない人、
─かれを賤しい人であると知れ。

129 バラモンまたは<道の人>、または他の<もの乞う人>を嘘をついてだます人、─かれを賤しい人であると知れ。

130 食事のときが来たのに、バラモンまたは<道の人>をことばて罵り食を与えない人、─かれを賤しい人であると知れ。

220:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 18:34:37
131 この世に迷妄に覆われ、わずかの物が欲しくて、事実でないことを語る人─かれを賤しい人と知れ。

132 自分をほめたたえ、他人を軽蔑し、みずからの慢心のために卑しくなった人、─かれを賤しい人であると知れ。

133 人を悩まし、欲深く、悪いことを欲し、ものおしみをし、あざむいて(徳がないのに敬われようと欲し)、恥じ入る心のない人、─かれを賤しい人であると知れ。

134 目ざめた人(ブッダ)をそしり、或いは出家・在家のその弟子(仏弟子)をそしる人、─かれを賤しい人であると知れ。

135 実際は尊敬さるべき人ではないのに尊敬さるべき人(聖者)であると自称し、梵天を含む世界の盗賊である人、─かれこそ実に最下の賤しい人である。
わたしがそなたたちに説き示したこれらの人々は、実に<賤しい人>と呼ばれる。

136 生まれによって賤しい人となるのではない。生まれによってバラモンとなるのではない。行為によって賤しい人ともなり、行為によってバラモンともなる。

137 わたしは次にこの実例を示すが、これによってわが説示を知れ。チャンダーラ族の子で犬殺しのマータンガという人は、世に知られた令名の高い人であった。

138 かれマータンガはまことに得がたい最上の名誉を得た。多くの王族やバラモンたちはかれのところに来て奉仕した。

139 かれは神々の道、塵汚れを離れた大道を登って、情欲を離れて、ブラフマン(梵天)の世界に赴いた。(賤しい)生まれ、ヴェーダの文句に親しむバラモンたちも、しばしば悪い行為を行なっているのが見られる。

140 ヴェーダ読誦者の家に生まれ、ヴェーダの文句に親しむバラモンたちも、しばしば悪い行為を行っているのが見られる。

141 そうすれば、現世においては非難せられ、来世においては悪いところに生まれる。(身分の高い) 生れも、かれらが悪いところに生まれまた非難されるのを防ぐことはできない。


221:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 18:35:58
142 生まれによって賤しい人となるのではない、生まれによってバラモンとなるのではない。
行為によって賤しい人となり、行為によってバラモンともなる。
このように説かれたときに、火に事えるバラモン・バーラドヴァーシャは、師にいった、
「すばらしいことです。ゴータマ(ブッダ)さま。すばらしいことです、ゴータマさま。
あたかも倒れた者をおこすように、覆われたものを開くように方角に迷った者に道を示すように、
あるいは『眼ある人々は色を見るであろう』といって暗夜に灯火をかかげるように、
ゴータマさまは種々のしかたで法を明らかにされました。
ですから、わたしは、ゴータマさまに帰依したてまつる。また真理と修行僧のつどいに帰依したてまつる。
ゴータマさまは、わたくしを在俗信者として受けいれてください。今日以降命の続く限り帰依します。」

222:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 18:45:36


135 実際は尊敬さるべき人ではないのに尊敬さるべき人(聖者)であると自称し、梵天を含む世界の盗賊である人、
─かれこそ実に最下の賤しい人である。

梵天
~~~~~~



136 生まれによって賤しい人となるのではない。生まれによってバラモンとなるのではない。
行為によって賤しい人ともなり、行為によってバラモンともなる。

139 かれは神々の道、塵汚れを離れた大道を登って、情欲を離れて、ブラフマン(梵天)の世界に赴いた。
(賤しい)生まれ、ヴェーダの文句に親しむバラモンたちも、しばしば悪い行為を行なっているのが見られる。

ブラフマン(梵天)の世界に赴いた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

141 そうすれば、現世においては非難せられ、来世においては悪いところに生まれる。
(身分の高い) 生れも、かれらが悪いところに生まれまた非難されるのを防ぐことはできない。

来世においては悪いところに生まれる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




223:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 18:48:17
143 究極の理想に通じた人が、この平安の境地に達してなすべきことは、次のとおりである。
能力あり、直く、正しく、ことばやさしく、柔和で、思い上がることのない者であらねばならぬ。

144 足ることを知り、わずかの食物で暮し、雑務少く、生活もまた簡素であり、
諸々の感官が静まり、聡明で、高ぶることなく、諸々の(ひとの)家で貪ることがない。

145 他の識者の非難を受けるような下劣な行いを、決してしてはならない。
一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。

146 いかなる生物生類であっても、怯えているものでも強剛なものでも、悉く、長いものでも、
大きいものでも、中ぐらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、粗大なものでも、

147 目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むものでも
すでに生まれたものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。

224:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 18:49:23
148 何びとも他人を欺いてはならない。たといどこにあっても他人を軽んじてはならない。
悩まそうとして怒りの想いをいだいて互いに他人に苦痛を与えることを望んではならない。

149 あたかも、母が已が独り子を命を賭けて護るように、
そのように一切の生きとし生れるものどもに対しても、無量の(慈しみの)意を起すべし。

150 また全世界に対して無量の慈しみの意を起こすべし。
上に、下に、また横に、障害なく怨みなく敵意なき(慈しみを行うべし)。

151 立ちつつも、歩みつつも、坐しつつも、臥つつも、眠らないでいる限りは、
この(慈しみの)心づかいをしっかりとたもて。この世では、この状態を崇高な境地と呼ぶ。

152 諸々の邪まな見解にとらわけず、戒を保ち、見るはたらきを具えて、
諸々の欲望に関する貪りを除いた人は、決して再び母胎に宿ることがないであろう。

225:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 18:53:07
148 何びとも他人を欺いてはならない。たといどこにあっても他人を軽んじてはならない。
悩まそうとして怒りの想いをいだいて互いに他人に苦痛を与えることを望んではならない。

他人を軽んじてはならない。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
149 あたかも、母が已が独り子を命を賭けて護るように、
そのように一切の生きとし生れるものどもに対しても、無量の(慈しみの)意を起すべし。

無量の(慈しみの)意を起すべし。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

150 また全世界に対して無量の慈しみの意を起こすべし。
上に、下に、また横に、障害なく怨みなく敵意なき(慈しみを行うべし)。

全世界に対して無量の慈しみ
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

151 立ちつつも、歩みつつも、坐しつつも、臥つつも、眠らないでいる限りは、
この(慈しみの)心づかいをしっかりとたもて。この世では、この状態を崇高な境地と呼ぶ。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

152 諸々の邪まな見解にとらわけず、戒を保ち、見るはたらきを具えて、
諸々の欲望に関する貪りを除いた人は、決して再び母胎に宿ることがないであろう。

再び母胎に宿ることがないであろう。

226:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 19:32:21
153 七岳という神霊(夜叉)がいった、
「今日は十五日のウポーサタである。みごとな夜が近づいた。さあ、われわれは世にもすぐれた名高い師ゴータマ(ブッダ)にお目にかかろう。」

154 雪山に住む者という神霊(夜叉)がいった、
「このように立派な人のこころは一切の生きとし生けるものに対してよく安立しているのだろうか。
望ましいものに対しても、望ましくないものに対しても、かれの意欲はよく制されているのであろうか?」

155 七岳という神霊は答えた、
「このように立派なかれ(ブッダ)のこころは、一切の生きとし生けるものに対してよく安立している。
また望ましいものに対しても、望ましくないものに対しても、かれの意欲はよく制されている。」

156 雪山に住む者という神霊がいった、
「かれは与えられないものを取らないであろうか? かれは生きものを殺さないように心がけているであろうか? 
かれは怠惰から遠ざかっているであろうか? かれは精神の統一をやめないであろうか?」

157 七岳という神霊は答えた、
「かれは与えられないものを取らない。かれは生きものを殺さないように心がけている。
かれは怠惰から遠ざかっている。目ざめた人(ブッダ)は精神の統一をやめることができない。」

158 雪山に住む者という神霊がいった、
「かれは嘘をつかないであろうか? 粗暴なことばを発しないであろうか? 
中傷の悪口を言わないだろうか? くだらぬおしゃべりを言わないだろうか?」

159 七岳という神霊は答えた、
「かれは嘘をつかない。粗暴なことばを発しない。また中傷の悪口を言わない。 くだらぬおしゃべりを言わない。」

227:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 19:34:44

「かれは与えられないものを取らない。かれは生きものを殺さないように心がけている。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
目ざめた人(ブッダ)は精神の統一をやめることができない。」

「また中傷の悪口を言わない。 くだらぬおしゃべりを言わない。」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

228:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 19:38:02
160 雪山に住む者という神霊がいった、
「かれは欲望の享楽に耽らないだろうか? その心は濁っていないだろうか? 
迷妄を越えているであろうか? 諸々のことがらを明らかに見とおす眼をもっているだろうか?」

161 七岳という神霊は答えた、
「かれは欲望の享楽に耽らない。その心は濁っていない。迷妄を越えている。
目ざめた人として諸々のことがらを明らかに見とおす眼をもっている。」

162 雪山に住む者という神霊がいった、
「かれは明知を具えているだろうか? かれの行いは全く清らかであろうか? 
かれの煩悩の汚れは消滅しているであろうか? かれはもはや再び世に生まれるということがないであろうか?」

163 七岳という神霊は答えた、
「かれは明知を具えている。またかれの行いは清らかである。
かれのすべての煩悩の汚れは消滅している。かれはもはや再び世に生まれるということがない。」

163a (雪山に住む者という神霊がいった)、
「聖者の心は行動とことばとをよく具現している。明知と行いとを完全に
具えているかれを汝が讃嘆するのは、当然である。」

163b 「聖者の心は行動とことばとをよく具現している。明知と行いとを完全に具えているかれに、そなたが随喜するのは、当然である。」

164 (七岳という神霊がいった)、
「聖者の心は行動とことばとをよく具現している。さあ、われらは明知と行いとを完全に具えているゴータマに見えよう。」

165 (雪山に住む者という神霊がいった)、
「かの聖者は羚羊のような脛があり、痩せ細って、聡明であり、小食で、貪ることなく
森の中で静かに瞑想している、来たれ、われらはゴータマ(ブッダ)に見えよう。


229:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 19:40:51

かれのすべての煩悩の汚れは消滅している。かれはもはや再び世に生まれるということがない。
                                     ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
痩せ細って、聡明であり、小食で、貪ることなく、森の中で静かに瞑想している
^^^^^^^^^^^^^^^     ^^^^^^^^^^^^^

230:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 19:43:25
166 諸々の欲望をかえりみることなく、あたかも獅子のように象のように独り行くかれに近づいて、われらは尋ねよう、─死の縛めから解き放たれる道を。」

167 (その二つの神霊がいった)、「説き示す人、説き明かす人、あらゆることがらの究極をきわめ、怨みと恐れを越えた目ざめた人、ゴータマに、われらは問おう。」

168 雪山に住む者という神霊がいった、「何があるとき世界は生起するのですか? 何に対して親しみ愛するのですか? 世間の人々は何ものに執著しており、世間の人々は何ものに悩まされているのですか?」

169 師は答えた、「雪山に住むものよ。六つのものがあるとき世界が生起し、六つのものに対して親しみ愛し、世界は六つのものに執著しており、世界は六つのものに悩まされている。」

170 「それによって世間が悩まされる執著とは何であるか? お尋ねしますが、それからの出離の道を説いてください。どうしたら苦しみから解き放たれるのでしょうか。」

171 「世間には五種の欲望の対象があり、意(の対象)が第六であると説き示されている。それらに対する貪欲を離れたならば、すなわち苦しみから解き放たれる。

172 世間の出離であるこの道が汝らに如実に説き示された。このことを、われは汝らに説き示す、─このようにするならば、苦しみから解き放たれるのである。」

173 「この世において誰が激流を渡るのでしょうか? この世において誰が大海を渡るのでしょうか? 支えなくよるべのない深い海に入って、誰が沈まないのでしょうか?」

231:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 19:45:41
174 「常に戒を身にたもち、智慧あり、よく心を統一し、内省し、よく気をつけている人こそが、渡りがたい激流を渡り得る。

175 愛欲の想いを離れ、一切の結び目(束縛)を越え、歓楽による生存を滅しつくした人─、かれは深海のうちに沈むことがない。」

176 (雪山に住む者という神霊がいった)、「深い智慧があり、微妙な意義を見、何ものをも有せず、
欲の生存に執著せず、あらゆることがらについて解脱し、天の路を歩みつつあるかの大仙人を見よ。

177 世に名高く、微妙な意義を見、智慧をさずけ、欲望の起る根源に執著せず、
一切を知り、よく聡明であり、気高い路を歩みつつあるかの大仙人を見よ。

178 今日われわれは美しい[太陽]を見、美しく晴れた朝に逢い、気もちよく起き上がった。
激流をのり越え、煩悩の汚れのなくなった<覚った人>にわれらは見えたからである。

179 これらの千の神霊どもは、神通力あり、誉れたかきものどもであるが、
かれらはすべてあなたに帰依します。あなたはわれらの無上の師であります。

180 われらは、村から村へ、山から山へめぐり歩もう、─覚った人をも、真理のすぐれた所以をも礼拝しつつ。」

232:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 19:47:54


愛欲の想いを離れ、一切の結び目(束縛)を越え、歓楽による生存を滅しつくした人
^^^^^^^^^^^^^^^^^         ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

─、かれは深海のうちに沈むことがない。

233:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 20:12:42
わたしか聞いたところによると、─あるとき尊き師(ブッダ)はア-ラヴィー国のアーラヴァカという
神霊(夜叉)の住居に住みたもうた。そのときアーラヴァカ神霊は師のいるところに近づいて、
師にいった、「道の人よ、出てこい」と。「よろしい、友よ」といって師は出てきた。
(また神霊はいった)、「道の人よ、入れ」と。「よろしい、友よ」といって、師は入った。
ふたたびアーラヴァカ神霊は師にいった、「道の人よ、出てこい」と。「よろしい、友よ」といって師は出て行った。
(また神霊はいった)、「道の人よ、入れ」と。「よろしい、友よ」といって師は入った。
三たびまたアーラヴァカ神霊は師にいった、「道の人よ、出てこい」と。よろしい、友よ」といって師は出てきた。
(また神霊はいった)、「道の人よ。入れ」と。「よろしい、友よ」といって師は入った。
四たびまたアーラヴァカ神霊は師にいった、「道の人よ、出てこい」と。
(師は答えた)、「では、わたしはもう出て行きません、汝のなすべきことをなさい」と。
 (神霊がいった)、「道の人よ、わたしは汝に質問しよう。もしも汝がわたしに解答できないならば、
汝の心を乱し、汝の心臓を裂き、汝の両足をとらえてガンジス河の向こうの岸に投げつけよう。」
(師は答えた)、「友よ。神々・悪魔・梵天を含む世界において、道の人・バラモン・神々・人間を含む
生けるものどものうちで、わが心を乱し、わが心臓を裂き、わか両足をとらえてガンジス河の
向こうの岸に投げつけ得るような人を、実にわたしは見出さない。友よ。
 汝が聞きたいと欲することを、何でも聞け」と。そこでアーラヴァカ神霊は、
師に次の詩をもって呼びかけた。─

234:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 20:14:18
181 「この世で人間の最高の富は何であるか? いかなる善行が安楽をもたらすのか? 
実に味の中での美味は何であるか? どのように生きるのが最上の生活であるというのか?」

182 「この世では信仰が人間の最上の富である。徳行に篤いことは安楽をもたらす。
実に真実が味の中で美味である。知慧によって生きるのが最高の生活であるという」

183 「ひとはいかにして激流を渡るのであるか? いかにして海を渡るのであるか? 
いかにして苦しみを越えるのであろうか? いかにして全く清らかとなるのであるか?」

184 「ひとは信仰によって激流を渡り、精励によって海を渡る。
勤勉によって苦しみをを超え、知慧によって全く清らかとなる。」

185 「ひとはいかにして智慧を得るのであろうか? いかにして財を獲るのであるか? 
いかにして名声を得るのであるか? いかにして交友を結ぶのであるか? 
どうすれば、この世からかの世に赴いたときに憂いがないのであろうか?」

235:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 20:15:39
186 [師いわく、─]「諸々の尊敬さるべき人が安らぎを得る理法を信じ、精励し、
聡明であって、教えを聞こうと熱望するならば、ついに智慧を得る。

187 適宜に事をなし、忍耐づよく努力する者は財を得る。誠実をつくして名声を得、
何ものかを与えて交友を結ぶ。

188 信仰あり在家の生活を営む人に、誠実、真理、堅固、施与というこれら四種の徳があれば、
かれは来世に至って憂えることがない。

189 もしもこの世に誠実、自制、施与、耐え忍びよりもさらに勝れたものがあるならば、
さあ、それら他のものをも広く<道の人>、バラモンどもに問え。」

190 [神霊いわく、─]「いまやわたしは、どうして道の人、バラモンどもに広く問う要がありましょうか。
わたしは今日<来世のためになること>を覚り得たのですから。

191 ああ、目ざめた方がア-ラヴィーに住むためにおいでになったのは、
実はわたくしのためをはかってのことだったのです。
わたしは今日、何に施与すれば大いなる果報が得られるかということを知りました。

192 わたしは、村から村へ、町から町へめぐり歩こう、─覚った人を、また真理のすぐれた所以を、礼拝しつつ。」

236:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 20:49:24
193 或いは歩み、或いは立ち、或いは坐り、或いは臥し、身を屈め、或いは伸ばす、─これは身体の動作である。

194 身体は、骨と筋とによってつながれ、深皮と肉とで塗られ、表皮に覆われていて、ありのまま見られることがない。

195 身体は腸に充ち、胃に充ち、肝臓の塊・膀胱・心臓・肺臓・腎臓・脾臓あり、

196 鼻汁・粘液・汗・脂肪・血・関節液・胆汁・膏がある。

197 またその九つの孔んらはねつねに不浄物が流れ出る。眼からは目やに、耳からは耳垢、

198 鼻からは鼻汁、口からは或るときは胆汁を吐き、或るときは痰を吐く。全身からは汗と垢とを排泄する。

199 またその頭(頭蓋骨)は空洞であり、脳髄にみちている。しかるに愚か者は無明に誘われて、身体を清らかなものだと思いなす。

200 また身体が死んで臥するときには、膨れて、青黒くなり、墓場に棄てられて、親族もこれを顧みない。

237:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 20:50:23
201 犬や野狐や狼やは虫類がこれをくらい、鳥や鷲やその他の生きものがこれを啄む。

202 この世において知慧ある修行者は、覚った人(ブッダ)の言葉を聞いて、
このことを完全に了解する。なんとなれば、かれはあるがままに見るからである。

203 (かの死んだ身も、この生きた身のごとくであった。この生きた身も、
かの死んだ身のごとくになるであろう)と内面的にも外面的にも身体に対する欲を離れるべきである。

204 この世において愛欲を離れ、知慧ある修行者は、不死・平安・不滅なるニルヴァーナの境地に達した。

205 人間のこの身は、不浄で、悪臭を放ち、(花や香を以て)まもられている。
種々の汚物が充満し、ここかしこから流れ出る。

206 このような身体をもちながら、自分を偉いものだと思い、また軽蔑するならば、
かれは(見る視力が無い)という以外の何だろう。

238:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/22 20:52:51

知慧ある修行者は、覚った人(ブッダ)の言葉を聞いて、このことを完全に了解する。
なんとなれば、かれはあるがままに見るからである。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

この世において愛欲を離れ、知慧ある修行者は、
不死・平安・不滅なるニルヴァーナの境地に達した。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

239:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/23 00:11:02
207 親しみ慣れることから恐れが生じ、家の生活から汚れた塵が生ずる。
親しみ慣れることもなく家の生活もないならば、これが実に聖者のさとりである。

208 すでに生じた(煩悩の芽を)断ち切って、新たに植えることなく、現に生ずる(煩悩)を長ぜしめることがないならば、
この独り歩む人を<聖者>と名づける。かの大仙人は平安の境地を見たのである。

209 平安の境地、(煩悩の起こる)基礎を考究して、そのたねを弁(わきま)え知って、それを愛執する心を長せしめないならば、
かれは、実に生を滅ぼしつくした終極を見る聖者であり、妄想をすてて(迷える者の)部類に赴かない。

210 あらゆる執著の場所を知りおわって、そのいずれをも欲することなく、貪りを離れ、
欲のない聖者は、作為によって求めることがない。かれは彼岸に達しているからである。

211 あらゆるものにうち勝ち、あらゆるものを知り、いとも聡明で、あらゆる事物に汚されることなく、
あらゆるものを捨て、妄執が滅びて解脱した人、─諸々の賢者は、かれを<聖者>であると知る。

212 智慧の力あり、戒と誓いをよく守り、心がよく統一し、瞑想(禅定)を楽しみ、落ち着いて気をつけていて、
執著から脱して、荒れたところなく、煩悩の汚れのない人、─諸々の賢者は、かれを<聖者>であると知る。

213 独り歩み、怠ることのない聖者は、非難と賞賛とに心を動かさず、音声に驚かない獅子のように、網にとらえられない風のように、
水に汚されない蓮のように、他人に導かれることなく、他人を導く人、─諸々の賢者は、かれを(聖者)であると知る。

240:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/23 00:12:51
214 他人がことばを極めてほめたりそしったりしても、水浴場における柱のように泰然とそびえ立ち、欲情を離れ、諸々の感官をよく静めている人、─諸々の賢者は、かれを<聖者>であると知る。

215 梭のように真直ぐにみずから安立し、諸々の悪い行為を嫌い、正と不正とをつまびらかに考察している人、─諸々の賢者は、かれを<聖者>であると知る。

216 自己を制して悪をなさず、若いときでも、中年でも、聖者は自己を制している。かれは他人に悩まされることなく、また何びとをも悩まさない。諸々の賢者は、かれを<聖者>であると知る。

217 他人から与えられたもので生活し、[容器の]上の部分からの食物、中ほどからの食物、残りの食物を得ても、(食を与えてくれた人を)ほめることなく、またおとしめて罵ることもないならば、諸々の賢者は、かれを<聖者>であると知る。

218 婬欲の交わりを断ち、いかなるうら若き女人にも心をとどめず、驕りまたは怠りを離れ、束縛から解脱している聖者─かれを諸々の賢者は(真の)<聖者>であると知る。

219 世間をよく理解して、最高の真理を見、激流を超え海をわたったこのような人、束縛を破って、依存することなく、煩悩の汚れのない人、─諸々の賢者は、かれを<聖者>であると知る。

220 両者は住所も生活も隔たって、等しくない。在家者は妻を養うが、善く誓戒を守る者(出家者)は何ものをもわがものとみなす執著がない。在家者は、他のものの生命を害って、節制することがないが、聖者は自制していて、常に生命ある者を守る。

221 譬えば青頸の孔雀が、空を飛ぶときは、どうしても白鳥の速さに及ばないように、在家者は、世に遠ざかって林の中で瞑想する聖者・修行者に及ばない。

241:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/23 13:10:01
222 ここに集まった諸々の生きものは、地上のものでも、空中のものでも、
すべて歓喜せよ。そうしてこころを留めてわが説くところを聞け。

223 それ故に、すべての生きものよ、耳を傾けよ。昼夜に供物をささげる人類に、
慈しみを垂れよ。それ故に、なおざりにせず。かれらを守れ。

224 この世または来世におけるいかなる富であろうとも、天界における勝れた宝であろうとも、
われらの全き人(如来)に等しいものは存在しない。この勝れた宝は、目ざめた人(仏)のうちに存する。この真理によって幸せであれ。

225 心を統一したサキヤムニは、(煩悩の)消滅・離欲・不死・勝れたものに到達された、
─その理法と等しいものは何も存在しない。このすぐれた宝は理法のうちに存在する。この真理によって幸せであれ。

226 最も勝れた仏が讃嘆したもうた清らかな心の安定を、「ひとびとは(さとりに向かって)間をおかぬ心の安定」と呼ぶ。
この(心の安定)と等しい者はほかに存在しない。このすぐれた宝は理法(教え)のうちに存する。この真理によって幸せであれ。

227 善人のほめたたえる八輩の人はこれらの四双の人である。かれらは幸せ人(ブッダ)の弟子であり、施与を受けるべきである。
かれらに施したならば、大いなる果報をもたらす。この勝れた宝は<つどい>のうちにある。この真理によって幸せであれ。

228 ゴータマ(ブッダ)の教えにもとずいて、堅固な心をもってよく努力し、欲望がなく、不死に投入して、達すべき境地に達し、
代償なくして得て、平安の楽しみを享けている。この勝れた宝<つどい>のうちにある。この真理によって幸せであれ。

229 城門の外に立つ柱が地の中に打ち込まれていると、四方からの風にも揺るがないように、諸々の聖なる真理を観察して見る立派な人は、
これに譬えられるべきである、とわれは言う。この勝れた宝<つどい>のうちにある。この真理によって幸せであれ。

242:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/23 13:13:24
230 深い智慧ある人(ブッダ)がみごとに説きたもうた諸々の聖なる真理をはっきりと知る人々は、たとい大いになおざりに陥ることがあっても、
第八の生存を受けることはない。この勝れた宝は<つどい>のうちにある。この真理によって幸せであれ。

231 [Ⅰ]自身を実在とみなす見解と[Ⅱ]疑いと[Ⅲ]外面的な戒律・誓いという三つのことがらが少しでも存在するならば、
かれが知見を成就するとともに、それらは捨てられてしまう。かれは四つの悪い場所から離れ、また六つの重罪をつくるものとはなり得ない。
このすぐれた宝が<つどい>のうちに存する。この真理によって幸せであれ。

232 またかれが身体によって、ことばによって、またはこころの中で、たとい僅かなりとも悪い行為をなすならば、かれはそれを隠すことができない。
隠すことができないということを、究極の境地を見た人は説きたもうた。このすぐれた宝が<つどい>のうちに存する。この真理によって幸せであれ。

233 夏の月の初めの暑さに林の茂みでは枝が花を咲かせたように、それに譬うべき、安らぎに赴く妙なる教えを(目ざめた人、ブッダが)説きたもうた、
─ためになる最高のことがらのために。このすぐれた宝が目ざめた人(ブッダ)のうちに存する。この真理によって幸せであれ。

234 勝れたものを知り、勝れたものを与え、勝れたものをもたらす勝れた無上の人が、妙なる教えを説きたもうた。
このすぐれた宝が<目ざめた人>(ブッダ)のうちに存する。この真理によって幸せであれ。

243:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/23 13:14:42
235 古い(業)はすでに尽き、新しい(業)はもはや生じない。その心は未来に執著することなく、
種子をほろぼし、それが生長する事を欲しないそれらの賢者は、灯火のように滅びる。
このすぐれた宝が(つどい)のうちに存する。この真理によって幸せであれ。

236 われら、ここに集まった諸々の生きものは、地上のものでも、空中のものでも、
神々と人間のつかえるこのように完成した<目ざめた人>(ブッダ)を礼拝しょう。幸せであれ。

237 われら、ここに集まった諸々の生きものは、地上のものでも、空中のものでも、
神々と人間とのつかえるこのように完成した<教え>を礼拝しよう。幸せであれ。

238 われら、ここに集まった諸々の生きものは、地上のものでも、空中のものでも、
神々と人間とのつかえるこのように完成した<つどい>を礼拝しよう。幸せであれ。

244:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/23 18:58:49
239 「稷・ディングラカ・チーナカ豆・野菜・球根・蔓の実を善き人々から正しいしかたで得て食べながら、欲を貪らず、偽りを語らない。

240 よく炊がれ、よく調理されて、他人から与えられた純粋で美味な米飯の食物を舌鼓うって食べる人は、なまぐさを食うのである。カッサパよ。

241 梵天の親族(バラモン)であるあなたは、おいしく料理された鳥肉とともに米飯を味わって食べながら、しかも<わたしはなまぐさものを許さない>と称している。カッサパよ、わたしはあなたにこの意味を尋ねます。あなたの言う<なまぐさ>とはどんなものですか。」

242 「生物を殺すこと、打ち、切断し、縛ること、盗むこと、嘘をつくこと、詐欺、だますこと、邪曲を学習すること、他人の妻に親近すること、─これがなまぐさである。肉食することが<なまぐさい>のではない。

243 この世において欲望を制することなく、美味を貪り、不浄の(邪悪な)生活をまじえ、虚無論をいだき、不正の行いをなし、頑迷な人々、─これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。

244 粗暴・残酷であって、陰口を言い、友を裏切り、無慈悲で、極めて傲慢であり、ものおしみする性で、なんびとにも与えない人々、─これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。

245 怒り、驕り、強情、反抗心、偽り、嫉妬、ほら吹くこと、極端の傲慢、不良の徒と交わること、─これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。

246 この世で、性質が悪く、借金を踏み倒し、密告をし、法廷で偽証し、正義を装い、邪悪を犯す最も劣等な人々、─これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。

245:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/23 19:01:47

生物を殺すこと、打ち、切断し、縛ること、盗むこと、嘘をつくこと、詐欺、だますこと、邪曲を学習すること、他人の妻に親近すること、
欲望を制することなく、美味を貪り、不浄の(邪悪な)生活をまじえ、虚無論をいだき、不正の行いをなし、頑迷な人々、
粗暴・残酷であって、陰口を言い、友を裏切り、無慈悲で、極めて傲慢であり、ものおしみする性で、なんびとにも与えない人々、
怒り、驕り、強情、反抗心、偽り、嫉妬、ほら吹くこと、極端の傲慢、不良の徒と交わること、
この世で、性質が悪く、借金を踏み倒し、密告をし、法廷で偽証し、正義を装い、邪悪を犯す最も劣等な人々、


─これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。

246:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/24 16:14:45
247 この世でほしいままに生きものを殺し、他人のものを奪って、
かえってかれらを害しようと努め、たちが悪く、残酷で、粗暴で無礼な人々、
─これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。

248 これら(生けるものども)に対して貪り求め、敵対して殺し、
常に(害を)なすことにつとめる人々は、死んでからは暗黒に入り、
頭を逆さまにして地獄に落ちる、
─これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。

249 魚肉・獣肉(を食わないこと)も、断食も、裸体も、剃髪も、結髪も、
塵垢にまみえることも、粗い鹿の皮(を着ること)も、火神への献供につとめることも、
あるいはまた世の中でなされるような、不死を得るための苦行も、(ヴェーダの)呪文も、
供犠も、祭祀も、季節の荒行も、それらは、疑念を超えていなければ、その人を清めることができない。

247:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/24 16:16:09
250 通路(六つの機官)をまもり、機官にうち勝って行動せよ。理法のうちに安立し、
まっすぐで柔和なことを楽しみ、執著を去り、あらゆる苦しみを捨てた賢者は、見聞きしたことに汚されない。」

251 以上のことがらを尊き師(ブッダ)はくりかえし説きたもうた。ヴェーダの呪文に通じた人(バラモン)はそれを知った。
なまぐさを離れて、何ものにもこだわることのない、跡を追いがたい聖者(ブッダ)は、種々の詩句を以てそれを説きたもうた。

252 目ざめた人(ブッダ)のみごとに説きたもうた─なまぐさを離れ一切の苦しみを除き去る─ことばを聞いて、
(そのバラモンは、)謙虚なこころで、全き人(ブッダ)を礼拝し、即座に出家することをねがった。

248:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/24 16:20:44

この世でほしいままに生きものを殺し、他人のものを奪って、
かえってかれらを害しようと努め、たちが悪く、残酷で、粗暴で無礼な人々、


─これがなまぐさである。肉食することが(なまぐさい)のではない。

疑念を超えていなければ、その人を清めることができない。

249:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/24 16:22:22
253 恥じることを忘れ、また嫌って、「われは(汝の)友である」と言いながら、しかも為し得る仕事を引き受けない人、
─かれを「この人は(わが)友に非ず」と知るべきである。

254 諸々の友人に対して、実行がともなわないのに、ことばだけ気に入ることを言う人は、
「言うだけで実行しない人」であると、賢者たちは知りぬいている。

255 つねに注意して友誼の破れることを懸念して(甘いことを言い)、ただ友の欠点のみ見る人は、
友ではない。子が母の胸にたよるように、その人によっても、他人のためにその間を裂かれることのない人こそ、友である。

256 成果を望む人は、人間に相応した重荷を背負い、喜びを生じる境地と賞讃を博する楽しみを修める。

257 遠ざかり離れる味と平安となる味とを味わって、法の喜びの味を味わっている人は、苦悩わ離れ、悪を離れている。

250:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/25 11:52:09
 わたしが聞いたところによると、─あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティー市のジェータ林、
<孤独な人々に食を給する長者>の園におられた。そのとき一人の容色麗しい神が、
夜半を過ぎたころジェータ林を隈なく照らして、師のもとに近づいた。そうして師に礼して
傍らに立った。そうしてその神は、師に詩を以て呼びかけた。

258 「多くの神々と人間とは、幸福を望み、幸せを思っています。最上の幸福わ説いて下さい。」

259 諸々の愚者に親しまないで、諸々の賢者に親しみ、尊敬すべき人々を尊敬すること、─これがこよなき幸せである。

260 適当な場所に住み、あらかじめ功徳を積んでいて、みずからは正しい誓願を起こしていること、─これがこよなき幸せである。

261 深い学識あり、技術を身につけ、身をつつしむことをよく学び、ことばがみごとであること、─これがこよなき幸せである。

262 父母につかえること、妻子を愛し護ること、仕事に秩序あり混乱せぬこと、─これがこよなき幸せである。

263 施与と、理法にかなった行いと、親族を愛し護ることと、非難を受けない行為、─これがこよなき幸せである。

251:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/25 11:53:28
264 悪をやめ、悪を離れ、飲酒をつつしみ、徳行をゆるがせにしないこと、─これがこよなき幸せである。

265 尊敬と謙遜と満足と感謝と(適当な)時に教えを聞くこと、─これがこよなき幸せである。

266 耐え忍ぶこと、ことばのやさしいこと、諸々の(道の人)に会うこと、適当な時に理法について聞くこと─これがこよなき幸せである。

267 修養と、清らかな行いと、聖なる真理を見ること、安らぎ(ニルヴァーナ)を体得すること、─これがこよなき幸せである。

268 世俗のことがらに触れても、その人の心が動揺せず、憂いなく、汚れを離れ、安穏であること、─これがこよなき幸せである。

269 これらのことを行うならば、いかなることに関しても敗れることがない。あらゆることについて幸福に達する。─これがこよなき幸せである。

252:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/25 11:54:46
安らぎ(ニルヴァーナ)を体得すること、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
─これがこよなき幸せである。

253:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/25 11:56:06
 わたしが聞いたところによると、─或るとき尊き師(ブッダ)はガヤー(村)のタンキク石床における
スーチローマという神霊(夜叉)の住居におられた。そのときカラという神霊とスーチローマという神霊
に言った、「かれは<道の人>である」と。(スーチローマという神霊は言った)、
かれは真の<道の人>であるか、或いは似而非の<道の人>であるかを、わたしが知らないうちは
、かれは真の<道の人>ではなくて、似而非の<道の人>である。」
 そこでスーチローマという神霊は、師のもとに至り、そうして身を師に近づけた。ところが師は身を退けた。
そこでスーチローマという神霊は師にいった、「<道の人>よ。汝はわたしを恐れるのか。」(師いわく)、
「友よ。わたしは汝を恐れているのではない。しかし汝に触れることは悪いのだ。」(スーチローマという
神霊はいった)、「<道の人>よ。わたしは汝に質問しよう。もしも汝がわたしに解答しないならば、汝の心を
乱し、汝の心臓を裂き、汝の両足をとらえてガンジス河の向こう岸に投げつけよう。」
 (師は答えた)、「友よ。神々・悪魔・梵天を含む世界において、道の人・バラモン・神々・人間を含む生けるもの
どものうちで、わが心を乱し、わが心臓を裂き、わが両足をとらえてガンジス河の向こう岸に投げつけ得るような人を、
実にわたしは見ない。友よ。汝が聞きたいと欲することを、何でも聞け。」
 そこでスーチローマという神霊は、次の詩を以て、師に呼びかけた。─

254:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/25 11:57:43
270 貪欲と嫌悪とはいかなる原因から生じるのであるか。好きと嫌いと身の毛もよだつこと
(戦慄)とはどこから生ずるのであるか。諸々の妄想はどこから起こって、心を投げうつのであるか?─あたかもこどもらが鳥を投げて棄てるように。

271 貪欲と嫌悪とは自身から生ずる。好きと嫌いと身の毛もよだつこととは、自身から生ずる。
諸々の妄想は、自身から生じて心を投げうつ、─あたかもこどもらが鳥を投げて棄てるように。

272 それらは愛執から起こり、自身から現われる。あたかもバニヤンの新しい若木が枝から
生ずるようなものである。それらが、ひろく諸々の執著していることは、譬えば、つる草が林の
中にはびこっているようなものである。

273 神霊よ、聞け。それらの煩悩がいかなる原因にもとずいて起こるかを知る人々は、煩悩を除き
さる。かれらは、渡りがたく、未だかって渡った人のいないこの激流を渡り、もはや再び生存をうけることがない。

255:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/25 11:59:06

神霊よ、聞け。
^^^^^^^

もはや再び生存をうけることがない。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

256:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/26 14:15:29
274 理法にかなった行い、清らかな行い、これが最上の宝であると言う。
たとい在家から出て家なきに入り、出家の身となったとしても、

275 もしもかれが荒々しいことばを語り、他人を苦しめ悩ますことを好み、
獣(のごとく)であるならば、その人の生活はさらに悪いものとなり、自分の塵汚れを増す。

276 争論を楽しみ、迷妄の性質に蔽われている修行僧は、目ざめた人(ブッダ)の説きたもうた理法を、説明されても理解しない。

277 かれは無明に誘われて、修養をつんだ他の人を苦しめ悩まし、煩悩が地獄に赴く道であることを知らない。

278 実にこのような修行僧は、苦難の場所に陥り、母胎から他の母胎へと生まれかわり、
暗黒から暗黒へと赴く。死後には苦しみを受ける。

279 あたかも糞坑が年をへると糞に充満したようなものであろう。不潔な人は、実に清めることがむずかしい。

280 修行僧らよ。このような出家修行僧を、実は、<家にたよっている人、邪まな欲望あり、
邪まな思いあり、邪まな行いをなし、悪いところにいる人>であると知れ。

281 汝らはすべて一致協力して、かれを斥けよ。籾殻を吹き払え。屑を取り除け。

282 次いで、実は<道の人>であると思いなしている籾殻どもを除き去れ。
─悪を欲し、悪い行いをなし、悪いところにいるかれらを吹き払って。

283 みずからは清き者となり、互いに思いやりをもって、清らかな人々と共に住むようにせよ。
そこで、聡明な者どもが、ともに仲よくして、苦悩を終滅せしめるであろう。

257:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/26 14:17:12
苦難の場所に陥り、母胎から他の母胎へと生まれかわり、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
暗黒から暗黒へと赴く。死後には苦しみを受ける。
^^^^^^^^^^^^^

258:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/26 14:18:42
 わたしが聞いたところによると、─あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティー市のジェータ林、
<孤独な人々に食を給する長者>の園におられた。そのときコーサラ国に住む、多くの、
大富豪であるバラモンたち─かれらは老いて、年長け、老いぼれて、年を重ね、老齢に達していたが
─は師のおられるところに近づいた。そうして師と会釈した。喜ばしい思い出に関する挨拶のことばを
交わしたのち、かれらは傍らに坐した。そこで大富豪であるバラモンたちは師に言った、「ゴータマ(ブッダ)さま。
そもそも今のバラモンは昔のバラモンたちの守っていたバラモンの定めにしたがっているでしょうか?」[
師は答えた]、「バラモンたちよ。今のバラモンたちは昔のバラモンたちの守ったバラモンの法に従ってはいない。」
「では、ゴータマさそは、昔のバラモンたちの守ったバラモンの法をわれらに話してください。─もしもゴータマさま
にお差支えがなければ。」「では、バラモンたちよ、お聞きなさい、よく注意なさい。わたしは話してあげましょう。」
「どうぞ」と、大富豪であるバラモンたちは、師に答えた。

 師は次のことを告げた。─

259:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/26 14:20:29
284 昔の仙人たちは自己をつつしむ苦行者であった。
かれは五種の欲望の対象をすてて、自己の(真実の)理想を行った。

285 バラモンたちには家畜もなかったし、黄金もなかったし、穀物もなかった。
しかしかれらはヴェーダ読誦を財産ともなし、穀物ともなし、ブラフマンを倉として守っていた。

286 かれらのために調理せられ家の戸口に置かれた食物、すなわち信仰心を
こめて調理せられた食物、を求める(バラモンたち)に与えようと、かれら(信徒)は考えていた。

287 豊かに栄えていた地方や国々の人々は、種々に美しく染めた衣服や
臥床や住居をささげて、バラモンたちに敬礼した。

288 バラモンたちは法によって守られていたので、かれらを殺してはならず、
うち勝ってもならなかった。かれらがかれらが家々の戸口に立つのを、なんびとも決して妨げなかった。

289 かれら昔のバラモンたちは四十八年間、童貞の清浄行を行った。知と行とを求めていたのであった。

290 バラモンたちは他の(カーストの)女を娶らなかった。かれらはまたその妻を買うこともなかった。
ただ相愛して同棲し、相和合して楽しんでいたのであった。

291 (同棲して楽しんだのではあるけども)、バラモンたちは、(妻に近づき得る)時を除いて
月経のために遠ざかったときは、その間は決して婬欲の交わりを行わなかった。

260:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/26 14:22:02
292 かれらは、不婬の行と戒律と正直と温順と苦行と柔和と不傷害と耐え忍びとをほめたたえた。

293 かれらのうちで勇猛堅固であった最上のバラモンは、実に婬欲の交わりを夢に見ることさえもなかった。

294 この世における聡明な性の或る人々は、かれの行いにならいつつ、不婬と戒律と耐え忍びとをほめたたえた。

295 米と臥具と衣服とバターと油とを乞い、法に従って集め、それによって祭祀をととのえ行った。
かれらは、祭祀を行うときにも、決して牛を殺さなかった。

296 母や父や兄弟や、また他の親族のように、牛はわれらの最上の友である。牛からは薬が生ずる。

297 それから(牛から生じた薬)は食料となり、気力を与え、皮膚に光沢を与え、また楽しませてくれる。
(牛に)このような利益のあることを知って、かれらは決して牛を殺さなかった。

298 バラモンたちは、手足が優美で、身体が大きく、容色端麗で、名声あり、自分のつとめに従って、
為すべきことを為し、為してはならぬことは為さないということに熱心に努力した。
かれらが世の中にいた間は、この世の人々は栄えて幸福であった。

299 しかるにかれらに誤つた見解が起こった。次第に王者の栄華と化粧盛装した女人を見るにしたがって、

300 また駿馬に牽かせた立派な車、美しく彩られた縫物、種々に区画され部分ごとにほど良くつくられた邸宅や住居を見て、

261:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/26 14:23:39
301 バラモンたちは、牛の群が栄え、美女の群を擁するすばらしい人間の享楽を得たいと熱望した。

302 そこでかれはヴェーダの呪文を編纂して、かの甘蔗王のもとに赴いていった、
「あなたは財宝も穀物も豊かである。祭祀を行いなさい。あなたの富は多い。祭祀を行いなさい。あなたの財産は多い。」

303 そこで戦車兵の主である王は、バラモンたちに勧められて、
─馬の祀り、人間の祀り、擲棒の祀り、ヴァージャペッヤの祀り、誰にでも供養する祀り
、─これらの祀りを行なって、バラモンたちに財を与えた。

304 牛、臥具、衣服、盛装化粧した女人、またよく造られた駿馬に牽かせる車、美しく彩られた縫物─、

305 部分ごとによく区画されている美事な邸宅に種々の穀物をみたして、(これらの)財をバラモンたちに与えた。

306 そこでかれらは財を得たのであるが、さらにそれを蓄積することを願った
。かれらは欲に溺れて、さらに欲念が増長した。そこでかれらはヴェーダの呪文を編纂して、再び甘蔗王に近づいた。

307 「水と地と黄金と財と穀物とが生命あるひとびとの用具であるように、牛は人々の用具である。
祭祀を行いなさい。あなたの富は多い。祭祀を行いなさい。あなたの財産は多い。」

308 そこで戦車兵の主である王は、バラモンたちに勧められて、幾百千の多くの牛を犠牲のために屠らせた。

309 牛は、脚を以ても、何によっても決して(他のものを)害うことがなくて、羊に等しく柔和で、
瓶をみたすほど乳を搾らせてくれる。しかるに王は、角をとらえて、刃を以てこれを屠らせた。

310 刃が牛におちるや、そのとき神々と祖霊と帝釈天と阿修羅と羅刹たちは、「不法なことだ!」と叫んだ。

262:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/26 14:24:55
311 昔は、欲と飢えと老いという三つの病いがあっただけであった。
ところが諸々の家畜を祀りのために殺したので、九十八種の病いが起った。

312 このように(殺害の)武器を不法に下すということは、昔から行われて、
今に伝わったという。何ら害のない(牛が)殺される。祭祀わ行う人は理法に背いているのである。

313 このように昔からのこのつまらぬ風俗は、識者の非難するものである。
人はこのようなことを見るごとに、祭祀実行者を非難する。

314 このように法が廃れたときに、隷民(シュードラ)と庶民(ヴァイシヤ)との両者が分裂し、
また諸々の王族がひろく分裂して仲たがいし、妻はその夫を蔑むようになった。

315 王族も、梵天の親族(バラモン)も、並びに種姓(の制度)によって
守られている他の人々も、生れる誇る論議を捨てて、欲望に支配される至った、と。

 このように説かれたときに、大富豪であるバラモンたちは、師にいった、
「すばらしいことです! ゴータマ (ブッダ)さま。すばらしいことです! ゴータマさま。
あたかも倒れた者を起こすように、覆われているものを開くように、方向に迷った者を示すように、
あるいは『眼ある人々は色やかたちを見るであろう』といって暗闇の中で灯火をかかげるように、
ゴータマさまは種々のしかたで理法を明らかにされた。ここで、われらはゴータマさまに帰依したてまつる。
また真理と修行僧のつどいに帰依したてまつる。ゴータマさまは、われわれを在俗信者として、
受け入れてください。今日から命の続く限り帰依いたします。」

263:名無しさん@京都板じゃないよ
08/02/27 13:19:32
316 ひとがもしも他人から習って理解を知るならば、あたかも神々がインドラ神(帝釈天)を敬うがごとくになすべきである。
学識の深いその(師)は、尊敬されれば、その人に対して心からよろこんで、真理を顕示する。

317 思慮ある人は、そのことを理解し傾聴して、理法にしたがった教えを順次に実践し、
このような人に親しんで怠ることがなとならば、識者・弁え知る者・聡明なる者となる。

318 未だことがらを理解せず、嫉妬心のある、くだらぬ人・愚者に親しみつかえるならば、
ここで真理(理法)を弁え知ることなく、疑いを超えないで、死に至る。

319 あたかも人が水かさが多く流れの疾い河に入ったならば、かれは流れにはこばれ、
流れに沿って過ぎ去るようなものである。かれはどうして他人を渡すことができるであろうか。

320 それと同じく、真理(理法)を弁え知らず、学識の深い人にことがらの意義を聞かないならば、
みずから知らず、疑いを超えていない人が、どうして他人の心を動かすことができるであろうか。

321 堅牢な船に乗って、橈と舵とを具えているならば、操縦法を知った巧みな経験者は、他の多くの人々をそれに乗せて渡すように、

322 それと同じく、ヴェーダ(真理の知識)に通じ、自己を修養し、多く学び、動揺しない(師)は、
実に(みずから)知っているで、傾聴し侍坐しようという気持をお越した他の人々の心を動かす。

323 それ故に、実に聡明にして学識の深い立派な人に親しめ。ものごとを知って実践しつつ、真理を理解した人は、安楽を得るであろう。


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