07/06/28 09:40:41
仏教無霊魂説は、近代の文献学者による捏造である。
原始仏典「サンユッタ・ニカーヤ」
釈尊は、ゴーティカ尊者が床座の上で肩をまるめて上向きに臥している(死んでいる)のを、遠くから見た。
そのとき、煙のような、朦朧としたものが、東に行き、西に行き・・・・・・・中間の四維に行った。
さて釈尊は、諸々の修行僧に告げられた。
「修行僧たちよ。そなたらは、この煙のようなもの、朦朧としたものを見るか?それは東に行き、・・・・・・・・中間の四維に行く」と。
「そのとおりでございます」
「修行僧らよ。これは、悪魔・悪しき者が、立派な人ゴーティカのvinnanaを探し求めているのだ。―『立派な人・ゴーティカのvinnanaは
どこに居るのであろうか?」と。
しかし立派な人・ゴーティカのvinnanaはそこには居ず、完全なニルヴァーナに入ったのだ」と。
中村元 注)vinnana 一種の魂、霊魂のようなものを考えていたのであろう。