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「牛頭天王」という尊称は仏教風なので明治の御一新で公式には廃されました。
しかし、素盞嗚尊と牛頭天王とは異名同体が定説で、廃仏毀釈の前後も御祭神は変わっていません。
廃仏毀釈の後も、地名などに天王という言葉が入っていたり、祭礼名が「天王祭」とか「天王様」とか呼ばれ続けたりしました。
地元の人たちにとっては、神仏分離令の前も後も天王様であることは変わりませんでした。
鎌倉の八雲神社などでは、祭礼で円覚寺の高僧により読経の法味が捧げられる一幕なども見られ
一部に神仏習合の風景を取り戻す試みが行われています。
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