07/08/12 23:29:24
ヴィシュヌは、アヴァターラと呼ばれる10の姿に変身して地上に現れるとされる。
これは、偉大な仕事をした人物を「ヴィシュヌの生まれ変わり」として信仰に取り込む為の手段であったと考えられる。
よく「化身」と訳されるが、インカネーションとは意味合いが異なる。「権化」「権現」「化現」を使った方が正しい。
クリシュナ、ラーマなどが有名な勇者で、クリシュナは叙事詩「マハーバーラタ」で、ラーマは叙事詩「ラーマーヤナ」で語られている。
また、仏教の開祖仏陀もヒンドゥー教ではヴィシュヌのアヴァターラとされるが、人々を混乱させるために来たとされ、必ずしも崇拝されているわけではない。