07/08/09 21:24:19
あくまで私自身の考えですが・・・
先祖に不倫やら悪態を犯した人が居たとしても、それが直ぐに悪い流れに成るとは
限らないと思います。ただ多くの場合それらの不倫や悪態の際に、怨みや憎しみなど
どれほどの悪想念を招いたか、そしてその想いがどう処理されたかが現在の子孫に
係わり合うのではないかと私は考えます。
お経には懺悔文というのがあり、幾つかのお経の始めにお唱えします。
我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋癡 従身語意之所生 一切我今懺悔
ですが、この経の意味を真摯に捉え、懺悔する事が悪い流れを断ちきる
第一歩ではないでしょうか。しかし悪い流れ、つまり人から受けた悪想念
や罪はそう簡単に消えたり、断ち切れる物ではないと思います。一度や
二度、僧侶や神官に祈願祈祷をして貰ってもです。
何十年、いや数代に渡って信仰や懺悔をして行く中で少しづつ、薄紙を
剥がす如く消えて行くものと思います。
ですから、夫々が今世では少しでも悪行を成さず、善行に務めることが
重要なのではないでしょうか。