06/03/17 18:29:46
>>114
内仏殿の四国八十八箇所の部屋の68番の本尊名と真言が阿弥陀仏なのに
御影が地蔵菩薩になっているのも驚きましたが、
深川不動での阿弥陀仏関係では他にも前から気になっていたことがあります。
本堂内用として置かれているプリントを綴ったお経本ですが、
諸真言の箇所で「観音」と書かれてある呪は「阿弥陀」とすべきではありませんか?
確かに「オンロケイジンバラアランジャキリク」は十一面観音の呪としてもよく知られている同じ呪なんですが、
五智如来の呪が唱えられている部分ですから「観音」ではなく「阿弥陀」のはずです。
成田山は真言宗智山派の大本山で智山派は興教大師を弘法大師と並ぶ最重要の祖師として仰いでいる一門。
興教大師は一密成仏の可能性を説かれたり大日如来の五輪と阿弥陀如来の真言の九字の秘密深奥の一致を説かれたりされていて、
浄土教に近い教えを広めたかたでもあるようですし、
その一門の大本山としては阿弥陀仏に関しての過誤が目立つように思われますが。