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●大元帥明王(真言宗では伝統的にタイゲンミョウオウと呼ぶ)
原名 アータヴァカ(Atavaka)の音写で阿柁薄迦、阿柁薄具
別名は荒野鬼大将
アータヴァカとは林に住んでいる、又は林の主という意味で
子供を食い殺す荒野の鬼人であったが仏教に帰依して以来
国や人を守る役割を担う様になった夜叉神。
毘沙門天の眷属、八大薬叉の一で、経軌により明王とされる。
空海から灌頂を受けた小栗栖法琳寺の常暁が請来。後、醍醐の
理性院に。
怨敵調伏、敵国降伏、国家鎮護(それだけでは無いが)
秘法中の秘法の本尊。
後七日御修法に准じて修される大法の本尊。数々の伝説
が残されている。
語りましょうぞ!