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巫女の仲間入り 日光の神社間政授与式
2009年4月2日
日光二荒山神社の拝殿で一日、「間政(あいまさ)授与式」が行われ、新人二人が八乙女(やおとめ)と
呼ばれる巫女(みこ)の仲間入りをした。
間政は、先輩の巫女が新人の後ろ髪を束ねて和紙の奉書を巻き、麻ひもで結ぶ髪飾りの儀式。
今回、八乙女となったのは、今春に日光明峰高校を卒業した猪瀬里奈さん(18)と佐々木美都樹さん
(18)。二人は礼儀作法や神楽などの祭典奉仕心得の研修を積み、この日に備えた。式後、神楽と剣
の舞を奉納した。
一方、日光山輪王寺開山堂では、この日が日光開山の祖・勝道上人の命日に当たることから、開山会
(かいさんえ)法要が営まれた。
勝道上人は八一七(弘仁八)年三月一日、八十三歳で死去。法要は、新暦の四月一日に置き換えて
行っている。
菅原栄光門跡を導師とし、一山の僧侶が総出で執り行い、信徒など約八十人が堂内で上人の坐像(ざ
ぞう)を拝し、遺徳をしのんだ。 (宮本斎)
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