09/07/19 01:32:30
批判の方向性がずれてる気がします。
低学歴じゃなくて、信仰心が無いのが問題だと思います。
そもそも、「日本仏教=宗教」≠「原始仏教=哲学」 という、現代日本仏教が抱える矛盾が問題の根底にあるんじゃないでしょうか?
釈尊の時代の仏教って、ホントシンプルで、ロジカルなんですよね。
非常に理系の思考と合致するんです。
だって、釈尊の最初の悟りって、「全ての結果には原因があり、超越者の力や、運命は関係ない」って事ですもん。
これ科学の基本、因果律のことで、現代の理系人間には常識ですよね。
そこから考えて、いかに苦しみの無い穏やかな生活を送るかを説いたのが原始仏教です。
(詳しい内容は書き出したら終わらないから、各人で調べて下さい。理系人間なら、すんなり納得できるはずです。実践できるかどうかはまた別問題ですがw)
でも、それを理解できるのはごく一部の人間だったんですよね。
現代日本でも、未だに血液型占いとか、マイナスイオン信じてる人が大半でしょ?
そんな人たちにも救いを与える目的で作られたのが、大乗仏教。
念仏や、題目を唱えるだけで成仏(悟りを開く)ができるって教えは、
「南無オックスフォード現代英英辞典!」って唱えれば、英語が喋れるって言ってるのとほぼ同じですよね。
でも、それを信じきってしまえば、幸せ(の錯覚)に浸れるんです。
(錯覚でも、錯覚から目覚めなければ、本人にとっては本当に幸せなのと等価でしょ?)
つまり、信じることで救われるのが宗教(キリスト教とか)で、ロジカルな哲学の原始仏教とは別物なんです。