06/07/22 22:18:04
世界各国いづこも、古代において農耕社会は母系相続です。
シュメールしかり、古代エジプト、古代ギリシャのペラスゴイしかり。
ゾウの群れを想像していただければ、より理解しやすいかと。
この事を念頭に置くと歴史の謎はより単純になります。
神武天皇は土地の権力者ニギハヤヒに婿養子に入ることにより権威を得ます。
その後8代の天皇の実存がその年代から怪しまれますが、みな同じ女性の婿であった為と考えられます。
物部氏、蘇我氏、藤原氏の天皇家との縁戚関係による権力の取得と一般的に語られますが実態は逆です。
当時の常識(母系相続)から言えばごく当り前のことに成ります。
(まあ藤原氏ぐらいになると父系社会かも)
ギリシャ神話のガイアを介したウラノス→クロノス→ゼウスの流れも同様。
アカイア人の進入により父系に変貌(ゼウス以降)します。
オリエントにおいてはユダヤ教により母系社会は徹底的に駆逐されます(従順なエヴァ)。
アダムにはエヴァの前に従順でない妻リリイがいましたが隠されています。
古代の男性にとって出産は謎でした(子ができる原理?)。
女性が農耕を発見した秘密も此処にあります。
宗教において子宮がモチーフなるものが多く見られます。
古代王権の謎の多くは、母系相続を理解するとより単純になります。