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週刊新潮 2006年9月21日号 「皇室の危機」は終わらない
日本大学教授 百地 章
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また、雅子妃殿下のご実家である小和田家の皇室に対するスタンスを疑問視す
る向きもある。
2年前の春、雅子妃が静養先に選んだのは、軽井沢にある小和田家の別荘であっ
た。このことに違和感を覚えた国民は少なくない。
昨年、女系天皇容認の報告書を提出した有識者会議では、妃殿下の父上、小和
田恒氏に近い人々が中心的役割を果たしていた。
例えば、この有識者会議を実質的に取り纏めてきたのは古川貞二郎・元内閣官
房副長官である。元通産官僚の八幡和郎氏が指摘しているように、元厚生事務次
官の古川氏は、元外務次官の小和田氏とほぼ同期に、事務次官会議のメンバーだ
った。さらに、小和田氏の妻、つまり妃殿下の母上と同じ佐賀県出身でもある。
これは、偶然の一致だろうか。
羽毛田信吾宮内庁長官は古川氏の元部下で、内閣官房内にある皇室典範改正準
備室の柴田雅人初代室長も厚労省出身である。また、この4月、東宮大夫に就任
した野村一成氏は、かつて小和田恒氏と駐モスクワ日本大使館で同僚だった人で
ある。
直接の部下ではなくとも、現在の宮内庁には、小和田氏に極めて近い人々が働
いており、女系天皇容認を画策しているのではないかとの疑念はぬぐいきれない。