10/01/11 14:17:54 6pyI+KsN
【いつ読んだ】
おそらく10~15年前ぐらい
【物語の舞台となってる国・時代】
日本
【あらすじ】
お金がなく、食べる物にも困っていた家族の息子が主人公。
いよいよ一家心中しようとしていた時、家族4人の舌に変化が起こった。
それは、食べ物が映っている写真や絵を見てそれを食べる想像をすると、実際に舌の上に食べ物が現れるという現象だった。
食費が全くかからなくなったことで一家の家計は持ち直す。
そんな4人はある日ピクニックに出かけ、お弁当(もちろん食べ物の写真)を食べようとする。
しかし、いつものように赤ん坊にミルク(の写真)を飲まそうとしても何故か泣くばかりで飲もうとしない。
いつの間にかこの能力は消えてしまっており、一家は絶望感に包まれる。
【覚えているエピソード】
父、母、息子、赤ん坊 の4人家族。
実際の食べ物よりも写真の方がおいしく、息子は給食が食べられずに苦労していた。
お米を頼まなくなったのでお米屋さんに不審がられた。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
装丁は覚えていませんが、短編集の中のひとつだったような気がします。
よろしくお願いします。