09/12/21 18:00:52 VNbAQotK
45年ほど前(私がまだ小学生の頃)に読んだ本です。
何かの雑誌の付録なのですが、こんな内容です。
【舞台】
西洋の近代
【あらすじ】
ある男が何でも「望みのかなう何か(←忘れてしまいました。)」
をある金持ちの老人から買った。ただしそれを死ぬときに持っていると悪魔に魂を渡さなくてはならないという。
「しかし、いくらでも良いができるだけ高く買ったほうが良い。」と助言される。
というのはこのアイテムは買った価格より安く売らなくてはならずもし高く売れば必ずその人の手元に戻ってくることになるからだという。
そしてこのアイテムは確かに全ての望みをかなえてくれてもう必要がないくらい金持ちになる。
そしてそれを売ろうと考えたが前の持ち主の忠告を無視して高く売ってしまう。
ある時、体に赤い斑点ができていることに気づきそれがレプラ(癩病)であることを知った彼はそのアイテムを買い戻そうとする。
そして、売った人を訪ねては次に売った人へと尋ねて行く。ようやくそれを見つけるがそれはもう次の買い手が見つからないほど安くなっていた。
それでも買い戻すがもう買い手は見つからない。絶望にくれているところにある酔っ払いがたったの7サンチーム(←通貨の単位は違っているかも知れない)で買ってくれた。