09/07/09 18:58:23 9Qtgzxyg
【いつ読んだ】
10~15年前
【物語の舞台となってる国・時代】
架空の国、海が近くにある国
【あらすじ】
意に沿わない結婚か何かを強制され、困り果てた娘(姫?)が海で嘆いていると、魚が話しかけてくる。
促されるまま事情を話すと、魚が助けてくれるという。
何やかんやで事がうまく運び、とうとう王子と結婚できる運びに。
魚に礼を言いに行くと、魚は「自分はもともとは人間だった」という事情を話す。
娘が結婚式の日、魚のことを忘れずに海にきて名前を呼んでくれれば元の姿に戻れる。
しかし当日、娘は魚のことを忘れてしまい、ようやく思い出して海へ行って魚を呼ぶが、返事は何も返ってこなかった。
【覚えているエピソード】
いくつかの話が収録された本だったので、あらすじは混じっているかもしれませんが、
・舞台は海
・主人公を助けてくれる存在は実は元は人間(どっかの国の王女だったかも)
・主人公が相手のことを忘れず、名前を呼んでくれれば元に戻れるがそのことを忘れてしまう
・思い出して海に行くが、もう魚はあらわれなかった
……というのは間違いないと思います。最後、主人公が読んだ名前がむなしく響いていった、というのがかなり印象強かったので。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
・ハードカバー大判B5以上
・挿絵は鉛筆画っぽかったと思います。カラーでないのは確かです。
というかあまり印象に残っていないので、なかったかも。
【その他覚えている何でも】
・童話
・同じ時期に読んだ話で「草ずきん」という話を覚えています。
(ベースは千匹皮、金持ちの娘が家出してきれいな服を隠すため草でつくったずきんみたいなのをかぶり、
お城で働き、ずきんを脱いで王子に見初められ、恋煩いで寝込んだ王子にスープを作って正体発覚みたいな話)
もしかしたら同じ本に収録されているかもしれません。
・魚の名前はかなり変わった名前だったと思います。
また、作中魚以外の名前は出なかったような(「娘」とか「王子」とかで個人名はなし)
どうかよろしくお願いします。