09/04/28 01:02:47 b3dp4BiY
児童書ではないかもしれませんが、小学生の頃読んだ本なのでこちらで質問させて頂きます。
【いつ読んだ】
20年前
【物語の舞台となってる国・時代】
近未来
【あらすじ】
人類は超高層ビルの中に街全体の全てを作り住んでいます。
そのビルの中で一人の男が最上階を目指し階段を上り始めました。
ビルは物凄く高く、上り切るには何年もかかる為、初め人々は男が頭が可笑しいと馬鹿にします。
誰に何を言われても、男はあきらめる事無く階段を上り続けます。
やがて男は誰もなしえない行為に「神」と崇められるようになります。
最終的に最上階までたどり着いた男を待っていたのは、自分を「神」と崇める人々でした。
ただ上りたいから階段を上っていただけの男は、熱狂的な人々を恐れ、最後にはビルの最上階から飛び降りてしまいました。
【覚えているエピソード】
ビルは「メガロポリス」とか「メトロポリス」とか言われていたような記憶があります。
男の持ち物はリュックひとつでした。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
新書サイズ位のとても薄い本です。
【その他覚えている何でも】
学校の授業で、読書の時間配られる薄い冊子の中にあった本と記憶しています。
ラストがとても印象的で、子供ながらに色々考えさせられた思い出深い本でした。
曖昧な点も多いですが、どうぞよろしくお願いいたします。