08/01/03 18:03:22 DMl3VySQ
【いつ読んだ】六年前
【あらすじ】 小学生の少年が母親を亡くした。自殺だと考えられていたが、実は他殺かもしれない。
いろんな人に助けられて少年は四国まで…
【覚えているエピソード】 少年が警察に連れられて見つかった母親に死体安置所で対面。だが不思議と涙が出てこない。
傍にいた男性は安置所を出て言う。「親が子供のころに死ぬと、不思議とそのときは悲しくは無い。だけど、大人になると悲しくなって来るんだ」
(なんだかんだで四国まで)「…女がある寺に寄ったとき、髪の毛がそこの鈴に引っかかったんだ。どうやっても取れない。
なんでそんな事があったかっていうと、実はその女はお遍路の最中に盗みをはたらいていたんだ。だから、罰があたったんじゃないかってね…
(犯人を発見、しかし犯人は乗った車ごと海に落ちてしまう)「…たぶん、この地で悪事をはたらいたからだ…」
【物語の舞台となってる国・時代】 現代 どっかの町から四国へ
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】文庫本で、すでにカバーはありませんでした。カバーをとった表紙はくすんだ赤色でした。
【その他覚えている何でも】登場人物 少年の味方:死体安置所で会った男の人(この人も子供の頃親を亡くしてる)あきこ姉ちゃん(そこら辺の女学生。合気道二段?)
犯人側:犯人(大学教授)、四国のチンピラ一人(金で雇われた)
推理物なのに、少年の心理描写がうまくて、確か初めて感動した本でした。
児童書に含まれるかどうか怪しいですが、出来ればよろしくお願いします。