07/12/15 05:19:35 DzahKTLZ
【いつ読んだ】小学生低学年の頃なので十数年前ですね。自分の住んでいた地域の小学校では学校の図書館の本とは別に
決まった期間のみ市立図書館の所蔵する本の一部がランダムにトラックで運ばれてきて、
貸し出されていたのですが、その時借りた本の内の一冊がこれでした。
【あらすじ(覚えているエピソード)】猫が主人公。二足歩行で服も着てました。
人間と猫が共存している世界観だったと思いますが記憶がかなりおぼろげです。
主人公の猫は戦争で外国の艦隊(服装が海賊っぽかった気もするので曖昧です)
と海上で戦いますが捕らえられ幽閉されてしまいます。
地下牢で二度と帰れない故郷を思って泣いている所をその国の王女
(この辺が曖昧ですが少なくともかなり地位の高い女性だったはず・・・)
に救われます(この辺も少し記憶が曖昧です)
その時の彼女の台詞はかなりはっきりと覚えているのですが
「お願い。あの猫にミルクをあげて。元気になったら何でもするわ」
という趣旨のことを言って主人公の待遇を良くしてくれました。
かなり昔の記憶なのでその後の展開はよく覚えていませんが
母国には帰れた気がします。
【物語の舞台となっている国・時代】外国。登場した戦艦が18世紀位のもの(帆船)に見えました。
【本の姿】大型の絵本。海外の本の翻訳版?厚さはそんなになかったです。
【その他覚えている何でも】 とにかく挿絵が写実的でとても美しかったことが印象に残っています。
タイトルが当時の自分(小学校低学年)にとっては難解なもの(少なくとも猫の○○とかではない)
だったように思います。
挿絵は大人向けのタッチでしたが、本の内容はそれほど難しくなかった気がするので
大人向け絵本とは言い切れないです。