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こりゃヒドイ…東横イン残酷社内研修 (ゲンダイネット)
建築廃材の不法投棄で硫化水素を発生させ、廃棄物処理法違反(不法投棄)の容疑で島根県警に逮捕された「東横イン」創業者で元社長の西田憲正(62)。
06年にホテルの不正改造が発覚した際には「時速60キロのところを67~68キロで走る程度」との暴言を吐き、大ヒンシュクを買った。問題発覚で経営か
ら退いた後も、支店長会議などで陣頭指揮を執っていたという西田。従業員がなぜ、こんな“暴君”の言いなりになるのか不思議だったが、ヒミツは同社の社員
研修にあった。
体験者が言う。
「実は東横インでは『内観』という社員研修があります。ついたてで囲まれた半畳ほどの場所で8日間、テープで流れる囚人らの回顧録や体験談を聞き、人生な
どについて考えさせられるのです。私語禁止で、外部との連絡は一切取れない。当然、携帯電話もナシ。まさに刑務所の独房です。暗い顔で泣きじゃくって帰る
人もいた。つまり一種の洗脳状態でした」
この体験者によると、研修は社員だけでなく、下請け会社の社員にも求められたという。
半信半疑で「東横イン」に聞くと、「『内観』についてはサイトをみてほしい」(広報)。
見ると、「内観」は同社の箱根国立公園内観研修所が舞台。説明文によると、研修期間は日曜午後4時から7泊8日。条件として「他の人とおしゃべりせずに
1週間すごせる人」「本や新聞、テレビ、ラジオは禁止」だった。目的は「社員研修の一環として」とあるが、「心理学研究の体験学習」「自分の歴史を振り返
り、生き直すため」「<こころ>の援助者としての資質向上のため」なんて目的も載っている。何やらカルト的だ。
その研修費は一般6万円、学生、派遣社員は5万円。一般と派遣を区別する理由は不明だが、とにかくベラボーな金額だ。
西田の肝いりで始めたらしいが、本人は本当に研修を受けたのか……。
(日刊ゲンダイ2008年11月14日掲載)