09/12/22 14:07:36 /MZ3NZEE0
毎日新聞より引用
グルメ杵屋:店長過労死認め賠償命令…大阪地裁
飲食店を展開する「グルメ杵屋」の子会社(09年7月吸収合併により消滅)が経営していた中華料理店の元店長の男性(当時29歳)が急性心筋梗塞(こうそく)で死亡したのは過労が原因として、
両親がグルメ杵屋に計約8000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、大阪地裁であった。
田中敦裁判長は「業務と死亡との間に相当因果関係があり、安全配慮義務を怠った」と過労死を認定、計約5500万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は97年4月、グルメ杵屋に入社。
02年8月、店長に就任したが、03年4月、急性心筋梗塞で倒れ、死亡した。
倒れる前の1カ月間の時間外労働は約153時間に上った。
判決は「過重労働で十分な休憩や休日も取れなかった。店長としての権限は限定されており、管理監督者ではなく、同社は男性の労働時間を適切に管理する義務を怠った」と指摘した。
【牧野宏美】
▽グルメ杵屋の話 判決内容の詳細は承知しておらず、現時点ではコメントできない。