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鳥取発ＡＮＫ機が尻もち＝着陸時に、けが人なし－羽田
１０日午後８時２０分ごろ、エアーニッポン（ＡＮＫ）運航の鳥取発羽田行き全日空２９８便ボーイング７３７－８００型機（乗客乗員１５３人）が、
羽田空港に着陸する際、機体尾部が滑走路に接触した。
けが人はなく、そのまま駐機場まで走行し乗客を降ろしたが、到着後の点検で機体尾部に長さ約５メートル、幅約１メートルの傷が見つかった。
運輸安全委員会は１１日、航空事故として調査官３人を羽田空港に派遣し、事故原因の究明に当たる。
国土交通省などによると、同機は午後７時１０分ごろ鳥取空港を離陸。羽田空港は当時、通常使用するＡ、Ｃ両滑走路を使うと横風が強くなるため、
同機はＢ滑走路に着陸した。着陸するまで同機から異常があるとの報告はなかったという。
着陸１０分後の風は南南西から秒速５～６メートル程度だったが、同空港は台風９号の影響で時折強い風が吹いていた。午後９時までに出発、到着合わせ計１８便が欠航したほか、
４００便以上に遅れが出ていた。（2009/08/11-01:46）
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