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全日空に排除命令=国内線上級席で誇大広告-公取委
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
全日空が国内線上級席「プレミアムクラス」で、従来の座席を提供しているのに
新型座席を利用できるかのように広告したとして、公正取引委員会は25日、景
品表示法違反(優良誤認)で再発防止を求める排除命令を出した。
公取委によると全日空は今年4月にプレミアムクラスを導入。
2月から3月にかけ、隣の席から顔が見えないよう仕切りを設けた新型座席の写
真を新聞広告に掲載した。
しかし4月にプレミアムクラスを導入した360便に新型座席は全く導入されていな
かった。
273便が従来の上級席「スーパーシートプレミアム」の座席のままで、ほかの便
も生地を張り替えるなどしただけだった。
全日空はプレスリリースなどで、座席間隔を従来の約97センチから約127センチ
に広げるとうたっていたが、同様に273便が従来のままだった。
新型座席への切り替えや座席間隔の拡大が本格化するのは9月以降だという。