07/12/11 09:02:13 L87BkXNY0
1998年の古いデータだが妊婦の感染率は1万人に1人というデータがある。
2006年時点で110万の新生児が生まれている。妊婦1人あたり新生児1人を
生んでいると仮定して110人の妊婦がHIV感染者ということになる。
単純計算として1998年には総人口から感染率を割り出すと1万2千人のHIV感染者が
居たことになる。
1998年度のエイズ・HIV報告者数は653人にくらべ2006年度は約2倍になっている。
単純に妊婦の感染率から総人口の感染率を2倍すると2万4千人のHIV感染者が
居ることになる。
異性間の日本人男性の感染率は日本人女性の3倍(HIV)~10倍(エイズ)なので
女性妊婦の感染率だけをもとにして単純計算しても仕方ないが実際の感染者数は
結構居るのではないか?
※
厚生労働省エイズ対策研究推進事業(「妊産婦のSTD及びHIV陽性率と妊婦のSTD
及びHIVの出生児に与える影響に関する研究」班:主任研究者 田中憲一、「HIV母子
感染予防の臨床研究」グループ:分担研究者 戸谷良造)平成12年度研究報告書に
よれば、同グループが行った全国の主要医療施設に対するアンケート調査により
2000年10月までに把握したHIV感染妊娠はのべ217例であり、内1999年は39例と
その数は年々増加している。また同調査の解析から、1998年には抗体検査を行った
妊婦10万人に対し10.0人のHIV感染妊婦が発見されていたことが明らかとなった。